メールで「・・・最近ブログが更新されていませんが、議会で忙しいのですか?
」と心配の声が寄せられています。決して、議会活動の影響ではなく、相談事が寄せられ書き込む時間がないのが正直なところ・・・。
さて、今日の本会議で各会派の代表者による代表質問が終わりました。会派を代表して今日の午後1番に小野寺幸恵団長が60分間岩倉市政の3期目の基本方針を中心に質問をしました。(ご苦労様でした!)
今回の質問のなかで、IR(カジノを含む統合型リゾート)の質疑が行われましたが、本質論はこれから・・・。まだ国会でIR推進法が成立していないなかの話だけに何故、苫小牧市が名乗りをあげているのか理解が出来ません。
市長選では20年先の人口減少対策や良質な雇用対策の確保を展望してIRを苫小牧市に誘致しようというのが、市長の姿勢ですが・・・。今日の質疑の中で、「IRの誘致は財政確保になる」と答弁しました。新たな産業誘致で財政確保が目的であることが少し見えてきました。
そうした議論のなかで、「・・・最近の民間団体の動きは、市議会や市長選での議論などから市民においてIRに関心がたかまってきた結果と考えています。その意味で、IR=カジノという偏った情報だけで議論するのではなく・・・」と本会議場の市長答弁に思わず動議をかけました。問題は、「・・・IR=カジノという偏った情報」と言う表現は不適切と考え削除を求めました。
私たちは一度もIR=カジノと言う表現はしていません。むしろガジノ誘致に反対を明確にしています。何故か、IRはガシノを含む統合型リゾートであることは明白だからです。
IRを反対する民間団体の動きを偏った情報と決めつけるのは「不適切な表現」であり削除を求めました。
動議の対応について結果はまだ出ていませんが、本会議で聞く表現と答弁後の議事録を見ると多少受けるニュアンスは違いがあることは認めますが、最初から反対する民間団体の運動を否定するような表現には未だ納得できません。
結果はどうであれ、動議を撤回する意思はありません。
明日は補正予算の審議がありますが、IR誘致のために約400万円(シンガポールへの視察も含め)が計上されています。こんな補正予算には明確に反対です。反対なりの対応を他会派のみなさんにも説明して議会としての対応を示す考えでいます。