こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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予算委員会の審査終わる!

2013年03月12日 23時57分06秒 | インポート

 今朝のこと。議会のため市役所に向かっていると警察の交差点で除排雪を行っていました。いつも持参している“デジカメ”で市役所10階から撮影。(添付写真)小P1010139 野寺幸恵議員に撮影したデジカメを見せると「わぁ!本当なの?・・・」と驚きの声をあげていました。実は、先週末の土木費の質疑で小野寺議員が、「交通安全を呼びかける警察の直ぐ近くの交差点に、雪山が出来て視界が悪い。すぐに改善を・・・」と除雪対策を質問した経過がありました。この間、寒暖差によって生活道路は“ぐちゃぐちゃ”で苦情がたくさん寄せられていただけに、ある市民から議会事務局に電話がありました。「除雪問題を取り上げる議員がいれば党派は関係なく応援したい・・・」との悲痛な声でした。それを意識した訳ではありませんが、国道沿いにある警察前の交差点の雪山には各議員も気にしていたようでした。担当部局が「関係機関(開発局)に委員ご指摘の点を伝えます」との答弁がされて、週明けの素早い対応だけに私も正直驚きました。気温が少しではありますが上昇しているだけに、「生活道路に“光”を当てて除雪を・・・」の声には共感出来ます。

さて、連日(議会の仕事で)午後9時過ぎに帰宅していたのですが、本日ようやく予算委員会審議が午後3時頃に終わり、その後の本会議を経て午後7時に一般会計及び企業会計予算の審議は終わり可決しました。(長くなったのは渡辺議員・・・という声もありますが?)

私が所属していた一般会計予算審査特別委員会(委員長含め14人)では、連日時間延長(午後5時を過ぎること)を行い、6日間の審議で、約41時間にわたる質疑が交わされ、質問した方(重複を含む)は延べ67人を超えました。

今日は、総括質疑で質問しました。内容は後日書き込みます。最Dsc_0008 終審査の結果を出すために各会派の意見集約を行い、党市議団としては付帯決議付きで賛成討論を行いました。付帯決議は「漁業振興を図る上では、漁協に関わるたび重なる不適切な諸問題を早急に解決し、市民の信頼回復を得ることを強く求める」を提案すると全会派一致となりました。しかし、関連議案である「市立苫小牧幼稚園条例の廃止」については、民主・市民の風と一緒に反対をしました。


予算委員会パート4 隠れた予算?

2013年03月10日 23時53分45秒 | インポート

 この土・日に予算委員会の勉強を集中しようと思っていましたが、予定は未定で大変な日々でした。

 昨日は、朝から昼間で“会議”でした。夕方には東北6県人会合同親睦会があり、その前には各県人会の定期総会でした。来賓のひとりである中野副市長も「・・・これだけのご参会には驚きました。まさに盛会ですね」と述べるように良く集まりました。役員の高齢化も深刻ですが、東北6県人会は3年ごとに合同懇親会を行いますが、それ以外にも“港まつりの出店”と“忘年会”で交流をしています。このつながりを大切にしながら、東日本大震災への復興を願って、今日も震災復興の募金活動を岩手県人会としてスーパー前で行っています。(私は別件で参加出来ませんでした)

 今日は、午前中に議会の大先輩でした故青野春夫元市議会議長の告別式に参列してきました。議会人として企業人として市政発展に寄与された方です。私も良く「たまに遊びに来て、話しを聞かせて欲しい」と訪問しましたが、残念です。その後で、知人のお母さんの訃報が入り自宅に弔問してきました。亡くなられたお二人に、心からご冥福をお祈り申しあげます。

 さて、息子があと数日いますが、慣れないなかで手にマメを作って除雪してくれて大助かりです。それにしても荒れますネ!

 “荒れる”と言えば議会も荒れそうな予想があるとか?それは別として、過日の消防費の予算審査についてひと言書き込みます。

 今年の秋(10月11日金~12日土)に苫小牧市でH25年度緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練が開催される予定です。すでに、昨年8月に“内定”を受けて、正式には5月に“決定”されるものです。

 私は事前に資料を持っていましたが、その際に「苫小牧市の持ち出しは?」と聞き取りしていたら、「ほとんどありません。消防団員の費用弁償ぐらいなので予算計上の必要はない」と説明を聞いていました。ところが消防費の予算審議が始まると宇多委員から「H25年度緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練の予算が計上されていませんが、どこかに隠されているのですか?」と質問すると、別のところで予算化していました。それをうけて私は、「H25年度緊急消防援助隊北海道東北ブロック合同訓練はまだ正式に決まっていないと良いながら、予算事業を計上しないで、別のところで予算化するのは可笑しいのでは・・・もっとはやく市民への情報開示を行い訓練に市民も参加するように取り組むべき」と提案と指摘すると、同席していた各委員からも「しっかり説明すべき。予算に事業化しなければ補正のとき困るぞ・・・」など私語が飛び交えました。最後に財政部長に伺うと「私は正直、そうした大会の有無は判りませんが、当初予算に計上し、議会に説明書を提出する必要性はある」と言っていました。隠された予算が他にもあるのかナ?議会のチェック機能が必要ですネ!


またしても漁協の不祥事露見!

2013年03月08日 23時50分41秒 | インポート

 昨日と今日と一般会計予算審査特別委員会は連日、時間延長で、帰宅するのは午後時過ぎとなっています。少し、疲れ気味ですネ!昨日は農水産費で私と松井雅宏議員が質問しましたが、二人だけで3時間近くの質疑となりました。(疲れて帰宅して何もしたくなかったというのが実感!)

 内容が内容だけに短時間でおえるものではありません。

 私は、苫小牧漁協の違法建築物問題をとりあげ、市長に「一日も早い漁協の正常化を願っているひとりとして・・・」と質問すると、市長も質問趣旨を理解し、「議員は何度も漁協問題を提案しながら、漁協側の“自浄作用”が働くように何度もチャンスを与えていながら(漁業側が)答えていないことに不快感を示し、「一般論とて共同組合とでは、専務理事のとらえ方、正・副組合長あるいは理事会と専務理事との関係などについて考えなければならない」と答弁しました。

 私は、「そもそも口約束で漁協の物件を口頭で林背さする民間会社に交換し、それを港管理組合にも報告せず、別の場所(鳥越漁業)の敷地内に建築した工作物の確認申請も登記もしていないこと事態が問題である」と指摘し、この際事実経過を含め全容解明のために漁協幹部の参考人質疑を行うように“委員長”に要望しました。

 当然、限られた日数の予算委員会で「参考人質疑は不可能ですがら、別の委員会で」と要請しました。(結局議長預かりとなっています)

 昨年の6月から漁協での相次ぐ問題が続き、9月議会、決算委員会、さらに12月議会そして今回の予算委員会で相次ぐ不祥事の質問だけに、市長も「改めて漁協と早急に話し合う」と答えました。

 当面は、国有未開地の使用問題や登記簿登記していない箇所だけでも9割あり、おまけに、交換した土地した建物は建築基準法違反であり、登記簿登録していないことが私の独自調査で明らかになり、参考人招致を要求したことは一般的に重いものと受けとめますが、行政の出方をよく見て対応します。


被保護者に滞納国保税分納は直ちに執行停止を!

2013年03月06日 20時10分25秒 | インポート

 ようやく春らしい日差しになってきましたネ!このまま気温が上昇すると家の前の“雪山”(除雪による堆積雪)も溶け出すのに・・・。近所の方が「渡辺さんは議会で忙しいから・・・」と少しずつ“雪山”を削ってくれて大助かりです!

さて、今日で予算委員会の審査は2日目に入りました。昨日の質問の続編を書き込みしようと思いましたが、今日の民生費の私の質疑でちょっとしたハプニングが起きたので、その内容を書き込みます。

最近のマスコミ報道では“生活保護バッシング”が掲載されていますが、私は生活保護法第57条「公課禁止」について質問しました。

「公課禁止」とは、「被保護者は保護金品を標準として租税その他の公課を課せられることがない」と明記されています。

こうした条文があるなか、現在(2013.3.4)生活保護受給者のなかで、国民健康保険税を生活保護受給前に滞納していた135世帯に少額分納をさせていることが明らかになりました。

憲法第25条に基づき生活保護法では「最低限度の生活を保障する」と被保護者に公費を使っていますが、支給された保護費から国保税のような“公課”を支払うことは、「最低限度の生活保障」の原則を奪うものです。私の質問に対して、担当部局も「議員のご指摘通りであり、そうしたことを知ったのは昨日です」と答弁されました。私は、「生活保護を申請した時に、税金などを含めた借金など詳細に聞き取りしているのに・・・全く知らなかったことでは済まされない」と直ちに執行停止を求めました。答弁を聞いていた他の委員から、「担当部局との連携があるんだから答弁調整すべき」という私語が入り、委員長の仕切りで答弁調整の休憩発言で審議が中断。(私は時計を見ながら、午後5時前に質疑を終える予定でした!)

その後、議員控え室に生活保護の担当部局と国民健康保険の担当部局の職員が来て、双方の意見調整がはじまりました。(詳細は書けません!)

30分後に再開した委員会で、生活保護を担当する部長さんから、「法の趣旨に則り、今回の事案について、繰り返さないように関係部局と連携を密にして対応します」と答弁され、国民健康保険を担当する部長さんからは、「今後、法の趣旨を踏まえ、被保護者に対し、改めて丁寧な説明を行い、直ちに滞納処分の執行停止の措置をとる」と答弁されました。

委員会審議が中断した経緯のなか、委員長からは厳しい口調で「・・・部局間の連携不足がないように」と異例の注意発言がありました。今日の審議は午後5時半を過ぎて休憩し明日へ。


幻想を抱くより現実の見極めを!

2013年03月05日 20時52分44秒 | インポート

 今日から新年度(2013年4月1日~2014年3月31日)の予算委員会の審査(質疑)がはじまりました。党議員団(4人)としては、一般会計予算委員会に私と小野寺幸恵議員が、企業会計予算委員会は冨岡隆議員(副委員長として)と谷本誠治議員が所属し、各委員会(14人構成)の審議は13日(水)までの1週間を予定しています。

 以前は、代表質問のあとに一般質問がありましたが、会期期間の効率的運用をめざすことから、本会議では会派代表質問制を導入し、一般質問を廃止して予算委員会で市政方針などを含めた幅広い質問を行うことになりました。(私の記憶では10年前?に改定したと思います!)

 今日は、総務費の質疑に入りましたが事前に11人の委員さんから質問通告があって、今日は私を含めて7人の質疑で終了しました。

 私は、①庁舎内の防犯対策について、②都市計画道路(美沢・錦岡通)について、③道の駅について-質問しました。質問内容をすべて書き込むことが出来ませんので、今日は“都市計画道路(美沢・錦岡通)”について報告します。

 今から55年前(昭和33年)のこと。高速道路と道道双葉バイパス通りとの間の山側に沿って、市街地を通過しない都市計画道路が決定しました。錦岡から美沢までの総延長13.9㎞。幅員は何と55㍍で、当時は約36.000万円の総事業費でした。まだ、完成していないので通称“幻の道路”と揶揄されています。私は「現実性のない計画だけに見直しをすべき」と何度も議会で質問しています。実は、私は議会選出(4人)の一人として都市計画審議会委員のメンバーですが、過日の委員会でこの問題を取り上げました。すると、委員長さんから「こんな計画があることすら知らなかった?」と素朴な意見が出されました。そこで、本日改めて市の考え方を質問して驚きました。「この55年間の間で、5回の改定を行っているが、検討されている総事業費と事業計画の内容は?」との問いに、「総延長21.5470億円。但し2車線で算定すると約210億円!」との答弁には各委員からも驚きの声。しかも、「この事業は“道道”として実施することを要望しているが可能性はDsc_0017 あるのか?」と質問すると、「道の財政状況等も含め“時期尚早”との回答です」と答弁されました。

確かに、防災や渋滞緩和など完成すれば有効な道路であると思いますが、幻想を抱くのか?現実性を見極めるのか?が問われていると思います。

 今日は、久々にパネルを用意して(添付写真)質問しましたが、安倍内閣が進める“デフレ脱却”の公共事業策と言えども、この都市計画は実現性が薄いと思いますが、みなさんは期待しますか?