遺跡から発掘されたビンの表面が変化しているのを銀化といいます。
故東山魁夷画伯も魅せられたのか、絵の展覧会場の端に遺品として飾られた美しく青く光るビンを見ました。
骨董市でも似たものがありましたが高価でした。
ある日、私でも買えそうな小さいのがありました。
瓢箪型で首が銀化しています。
同業者の古物商によると「あの人はヨーロッパ回ってる」と言うので本物だろうと安心しました。
次に巡り合ったのは3年後くらいでした。
もっと小さい青い色のを持っていました。
光を当てると首の銀化がはっきりします。虹色に光るのをいうのです。
日本の土中から出た古いビンを並べている中に、銀化しかかったのを見たことがあります。
ビンの原料、埋ってる土の成分、かかった年月による偶然で生まれるようです。
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