水を介してお茶を飲むのは万国共通でしょう。
今は亡き和尚様から頂いたインドの急須です。
蓮の実が動くんだ、おもしろいだろう。かたむけると種がでてきた。
インドは蓮の実で、中国は、蓮の葉のデザインです。
分厚い作りで中は狭く、茶こしは無く穴があいています。
鉄の急須です。
産地によって違いがあるそうですが、産地は不明です。
出し殻の緑茶の葉に水を注いでドボンと数時間浸すと、黒い水になる。数回繰り返すと錆が減り、ツルに模様が現れた。
未使用のまま中古品となったようです。
九谷焼です。
注ぎ口です。
大森隆作と小栗正男作で、九谷焼のモノと共に形は土瓶ですが、急須として使います。
有田焼、深川製磁の急須です。
滋賀の下田焼です。(これについては次回)
陶器市の掘り出しコーナーで1500円で求めました。
その翌月、京都の高島屋で、全く同じ形なのに絵付けの違うものが一万円で売られていました。
掘り出し市で私が買ったのは、絵付けに不満があり「撥ね物」となったのでしょう。
デパートの産地即売会での事です。
急須の蓋をとっては茶こしの仕事ばかり観察してると、絶対声をかけられることは無くゆっくり見ることができました。
仕事の善し悪しを見るのは茶こしの仕事を見るのだと知りました。
最近は金網の茶こしが入っているのが大半で、作るのも掃除も楽だけど職人技として少し寂しくもあります。
使用中の常滑焼は金網が張り付けてあります。
ついでにティーポット。
ドイツのローゼンタールのティーポットと、ハンガリーのヘレンドのモカポット(インドの花)の小さいサイズのものです。
モカポットはコーヒーなので出口は穴だけですが、これはティーポットの方です。
ティーポットは急須より大き目ですが、こちらは急須と同じくらいです。
イギリスのポートメイリオンと書いてあります。
20年くらい前、画材店のショーウインドウに飾ってありました。
流し台というデザインに魅かれて求めました。
一人分しか入らない大きさです。
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