
今日は私の故里へ、姉夫婦、妹、Tさん私、5人で墓参りに行きました

久し振りの田舎でしたが、実家の家の前から見る風景は、
昔と変わらない景色で私たちを静かに迎えてくれました

墓参りを済ませ、昼食を皆で賑やかに頂き、オリンピックを見ながら、
お喋りをして、夕方早めに帰ることにしました

帰りはお酒を飲まなかった、私の運転で帰ることになりました

実家を出た頃から、空模様が怪しくなって黒い雲が出始めました

そして自動車道に入る頃から、大粒の雨、稲光、雷が響き始めました

気をつけてゆっくり走ろうと、ハンドルをぎゅっと握りしめ走りました。
雨はどんどん激しくなり、前を走る車がだんだんにじんで見え始め、
ワイパーは強で振っても、大きな雨粒で前方を塞ぎます。
雨の激しさ、稲妻、雷のとどろきに緊張して怖さはますます膨らみます

恐る恐る走っているのに、追い越し車線を走る車がもの凄い水しぶきを、
私たちの車のフロントガラスに掛けて追い越します

・・・もう前は全く見えなくなり「怖い~ ! 」・・・と感じました。
その時前方に、路肩の有る場所に、ハザードランプを点灯した車が、
何台も停車しているのが見えました「私たちも、あそこで停まろう !」と
丁度一台分空いているスペースへ入れてもらい停まりました。
どの位停車したでしよう・・・怖くて時計を見るのも忘れていました

その内停まっていた車も何台か走り始めたので、
私たちも出発することにしました、しかし少し弱まったと思った雨も

それから又激しくなり、又恐怖を感じながら流れにそって走りました

そして暑くて付けていたエアコンも寒く感じるようになりました。
どの位走ったでしょう・・・走り慣れた自動車道なのですが、
どの当りかもよく解からず・・・長いトンネルに入りました。
今日ほど、トンネルの中がホットできる場所に思えたことはありません

そして 「トンネルを抜けると、そこは晴れだった」 になるといいね

と話しながら雨も雷も聞こえない長いトンネルを進みました。
そこは、晴れでは有りませんでしたが、雨足が少し和らいでいました。
一山超えると雨も弱まるのでしよう、それからだんだん止んで来て、
市内に近づく頃には青空が見えてきました

無事に我家に帰ってからも、恐怖の想いは暫く続きました

今日は豪雨の中の高速道での運転の怖さを体験した一日でした。