

小己斐明神の立て札 鳥居のある正面から


鳥居より左側より 鳥居より右側より
先日、Tさんと西区井口商工センターに行った時、道に迷って・・・

「 小己斐明神 」の前にでました、いつもは国道宮島街道を車で走っていて、
この明神は建物の間から、ちらっとだけ見かけていたのですが・・・
偶然、公園となつて整備されている庭園に入ることが出来ました。
庭園の中に池があり、池の中央の島が小己斐明神です、
池の水面には鳥居も建っています。
この池は元、井口沖が海だったころ、漁港として使われていたそうで、
今でも、ここの水は海の水が入っているとか聞きました。
今は埋め立てで海は遥か沖になりましたが昔は国道際まで海だったようです。
そして小己斐明神のある島は男明神といわれ、国土建設が行われるまでは、
もう一つ、女明神と呼ばれる島があり、夫婦島として二つの島があったそうです。
小己斐明神は、その昔、平清盛が宮島の厳島神社を造営の際、
鈴峯から木を切り筏を組み、この明神の浜から送り出したそうです。
庭園の立て札には「西国街道いのくち歴史の散歩道」と書かれ
説明文が書いてあります。
この散歩道は、広島市西区井口明神にあり、近くにはJR井口駅や、
井口高校もある区域です。
市内に寛政3年(1791年)代の形を残した島が有るなんて知りませんでした

静かに水面に建つ、小己斐明神と鳥居を眺めていると、昔のロマンを想いました
