
東野圭吾さんの「新参者」やっと読み終えました、いい本でしたよ~

2月の終わり頃から読み始めましたが、仕事に追われて読む時間が無く、
1ヶ月以上かかりましたが、昨日やっと読み終えました。
この本は、日本橋の小伝馬町でおきた殺人事件をめぐって、
新任の刑事と地元商店街の人々とのふれあいをえがいた物語でした。
新参者の加賀刑事は心穏やかで・優しく・それでいて鋭い眼力のある
素敵な人物です・・・私読むうちにこの刑事のファンになりました・・・

煎餅屋、料亭、瀬戸物屋、時計屋、洋菓子屋、とそれぞれの店の日々の、
生活がコミカルに自然に描写されているのが楽しい

事件をめぐって、加賀刑事と町の人々とのやり取りは人情があって、
どこか懐かしい風景を描写しています。
楽しく読むうち 「いったい誰が犯人なの・・・? 」と謎は最後まで続きます。
でも、この新参者の加賀刑事が見事に事件を解決してくれました。
読み終わった時、私思わず口に出ました 「素晴らしい、いい本だった~

ほんと久しぶりに良い本に出会えたと思う一冊でした。