広島城企画展の寶水堂 襤褸コレクションを見てきました。
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パンフレットより・・・
「 布を再利用してつぎあてを重ねた着物や布地は「襤褸」または「BORO」
と呼ばれ、現在、染色美術や、現代美術、さらにリサイクルの観点から高く
評価され、脚光を浴びています・・・ 」 ・・・・・。
展示されていたのは、江戸後期から昭和初期の頃の藍染布の布団地や、
着物、野良着・裂織のこたつ掛けなどでした。
それらはどれも傷んだ部分に藍染布の端切れを縫い付けてあり、
柄や藍色がパッチワークのように美しいデザインにみえました。
また重ねた布の上から、並んだ糸の縫い目の美しいこと、ちようど、
これは刺し子のようでした。
子供の足袋もありました、長さ14.5cmのそれにも傷んだヶ所に小さな布が、
何ケ所も縫いつけてあり、底も何枚もの布が補充されていました。
これは子供の小さな足袋を繕う母の温もりが心にじ~んと響きました。
この襤褸を見ていると、一針一針縫われた方の思いが伝わって来るようです。
そう言えば子供の頃、母が衣類が破れれば布をあてて繕いをしていました。
また着物など何度も縫い直していろいろなものに縫い替え布や衣類を、
大切に使っていたことを思い出しました。
今私たちは使い捨ての時代です、破れるまで着ることはほとんどありません、
これでいいのかな・・・こんな贅沢をしていつかはバチがあたるのでは・・・
この展示をみて歴史ある藍染めの美しさと、心のこもったつぎはぎに考えさせられました。
このジャパンブルー展は友達から薦められて見に行きました。
友達は別の会場で感動し2度も見に行ったそうです。
知らせてもらってよかったです、友達に感謝です、ありがとう
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・・・広島城展示は4月7日まで開催されています・・・