
黒字にオレンジ色の小さなモミジの葉を散りばめた、
懐かしい母の着物地で姉のガウチョパンツ作りました。
母が亡くなって今年12月で29年になります。昔 母が好んで着ていた着物を
ほどいてずっと持っていました。何かにリホームしたいと思いながらも何に
したらよいか思い付かず衣装箱に入れていました。先日派手な縞柄でスカー
を縫いましたが、あれは姉が気に入れば上げる心算で縫いました。でも姉は
スカートよりガウチョパンツが欲しいというので私が着ています。
その時 この母の着物生地で「これでガウチョパンツを縫ったらどう?」 と
見せると「いいね~」といったので、この着物地は姉のガウチョパンツになり
ました。今まで この生地も何度も出しては見ましたがパンツを作る発想は
浮かびませんでした。でも 不思議です姉も私も今はいいな~と思えました

布は柔らかい絹地ですが、しっかりしていて私が試着してみましたが、心地
よく着れそうです。これで17年間持っていた母の着物地が姉の洋服になりま
した。きっと母も喜んでくれているでしょう

