趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

動画編集はFREE版で充分か?

2017-06-10 00:58:45 | スマホ

windows10では、ムービーメーカーは標準装備されていませんから、エッセンシャル2012をダウンロードして、インストールします。これは、写真や動画を複数個ドラッグアンドドロップして、一連のスライドショーや動画を編集・作成できます。写真と写真のつなぎ目に効果を入れる事が出来ますし、タイトルや音楽(BGM)も自由に入れられて、最終的に動画形式MP4に変換できますから、使い勝手は非常に良い部類に入りそうです。が、残念なことに出来上がった作品はDVDビデオ形式に変換できないし、DVDに焼く事もできませんから、PCでは再生できても、DVDプレーヤーでは再生ができないです。これは、困った事です。

 そこで、補完するソフトとしてはオーサリングソフトとして、今回はWinX DVD autherを使いました。これは完全無料版ですから、機能制限はないです。ただし、200MB程度のMP4形式の動画ファイルを最高画質でVOBファイルに変換しても低画質で変換しても何故かファイルサイズが殆ど同じだとか、初期のメニュー画面が4つしか選べないとか、そもそもブルーレイディスクは非対応だとか、はたまたYoutubeのダウンロード機能は使い物にならないとかいった点は、無料版ですから仕方の無い事ですが、オーサリングソフトとしては、実用上は全く問題の無いレベルで実用的に使える優れものです。むしろ、このソフトがwindowsの全てのバージョンで使えることのメリットを生かして、今となってはサポートが切れたXPやVISTAなどのメモリの少ないPCでも、途中で失敗したり焼けなかったりするようなこともなく、まだ使い初めですが、そこそこ使えるような感じがします。これは、お金をかけずにできますから、非常にありがたいです。

図1

図2

 

vobファイルが複数ある場合は、図1の2番目のメニュー「VOB To DVD Conpiler」をクリックしてたとえば10個のVOBファイルを挿入してDVDビデオ形式のフォルダであるところのDVD_DISK_1を作成します。この中身は、もちろんAUDIO_TSとVIDEO_TSの2つです。

これを図1の3番目のメニュー「DVD Burner」をクリックして空のDVD-RをPCに入れて焼くとメニュー付きのDVDビデオディスクが出来上がります。

このソフトの利点は、市販のDVDビデオと同様に、CHAPTER別再生も全編通しての連続再生も完全に可能であることです。こういうことは、過去の無料版のオーサリングソフトにおいては不完全であることがありがちな事だったのですが、つまり、連続再生そのものが出来ないとかチャプターごとの再生の場合でも、ぶち切れで再生されて次のチャプターへ続いて再生されないような、操作しづらいような仕様ではありません。このような仕様では、書き込みが不十分か或いは読み込みが出来ない箇所があると、そこから先に進めませんから、せっかく配布しても、只の円盤=ゴミになってしまいます。このソフトで書き込むと、そういった事故がうんと少なくなると思われますのでお勧めです。

 

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