私は、某ボランティア組織の公的なホームページを低価格のサーバーで運営していますが、実は、無料或いは格安のサーバーの場合は、深夜の11時~1時ごろは回線の混雑がひどくて、閲覧はできますが投稿に時間がかかるようなことが、いつもではないですが時々あります。でも、午前7時過ぎからはほぼ快適に投稿できますので、格安・無料の場合は時間帯さえ心得れば大体うまく投稿できると思います。
また、よく不通になったり、半年以内に消滅したりするようなサイトは、純然たる無料サーバーに多いですので、大体見当が付きます。ですから、そういうサイトには公式のホームページを一切入れないことです。まちがっても、こういうあてにならない複数の無料のWEBサイトに記事を分散して投稿すれば、全部の記事が一斉に閲覧できないといった支障がでにくい・・・・つまり、閲覧できない部分は、臨時に、これまたあてにならない他の無料サイトと切り替えれば復旧ができるなどといった、一見合理的に見えて実はかなりいいかげんな方法を採ることは、まったくお奨めできません。
資金が十分にあれば、高価で機能の充実したサーバーを借りればいいのですが、そうでない場合は、確実な無料・格安サーバーを掘り当てないといけないのであります。また、本来であるならば、関係機関が便宜を図ってもらってサーバーの機能の一つであるFTPのアカウントおよびメルアドを1つ使わせていただければ、それですべて解決するのです。でも、まあ、そういうことは、公的機関のセキュリティ管理上というか規則上、許可されていないようですので、私の運営するボランティア団体の場合は、格安サーバー(1年間で税込み530円)を使うことにしております。月当たりわずか40円程度の代金です。
関係する某公的機関では、1ヶ月5000円の費用でWEBサイトを運営していますから、まあ、言ってみれば、資金を持たない私どもはボランティアゆえに、これの100分の1未満の経費で運営しているわけでありますが、機能的には大変充実したものです。なお、その格安サーバーとともに、以下のコントロールパネルのような機能満載の無料体験版のサーバーも併せて借りています。これには有料版でしか使えない機能もありますが、主な機能は制限つきではありますが十分実用的に使えます。
例・・・メール機能(2つのメルアド)、自動インストール(2つのCMS)、統計(アクセス数)、ファイルマネージャー(サーバーへの転送と圧縮・解凍)、データベース(2つ)、ディレクトリーのパスワード(Basic認証)、PHP設定(5.2~5.5切り替え)、FTPアカウント取得、直リンク保護機能(写真や動画を直リンクさせない)
やはり、ベーシック認証機能搭載で簡易にメンバーのみがアクセス出来る仕様は素晴らしいし、自動インストーラーで2つまでCMSをインストールしたあとも、ファイルマネージャーで圧縮されたCMSを転送後に即解凍できるのでCMSがいくつでも短時間にインストール処理できます。この点が圧巻だと思います。
機能制限つきとはいえ、月額5000円の有料版と比較しても内容がほぼ同じようなものであるし、より分かりやすい表示になっているので、立派なものだなと思っています。(苦笑)