サントリーサマーフェスティバル、アンサンブルノマド公演、サントリーホール大ホールでの公演終了!大成功だったのだはないでしょうか。写真はゲネプロ、リハーサルの時のものです。
私はリュック・フェラーリ作曲:「ソシエテⅡ〜そしてもしピアノが女体だったら」でソリストをさせて頂きました。他に三人の打楽器奏者もソリストで、吉原すみれさん、宮本典子さん、加藤訓子さんブラボーでした!
また、この本当に複雑なスコアをやすやすとまとめ上げた監督の佐藤紀雄さん、また沢山の特殊奏法も物ともせず素晴らしい演奏をしていただいたアンサンブルノマドの仲間たち、感謝感激です。
演奏後も沢山の拍手、ブラボーが大ホールに飛び交い、本当にありがたい限りです。
今回はピアノも鍵盤を演奏するだけではなく、私はステージ上でストレッチしたり、内部奏法は打楽器奏者と四人で行ったり、四人で叫び声をあげてステージ上を走り回ったり色々致しました。
楽譜に「ピアニストと打楽器奏者はスポーティーな衣装で」とあったので、私は蛍光色の半袖半ズボンのスポーツウェアを着て、スニーカーを履いて演奏致しました。ただ演奏していたので と公演後も様々な内部奏法器具の撤収などでバタバタして残念ながらその写真は撮れませんでした・・
大ホールでしたが、あまりのする事の多さと複雑さで、ソリストにもかかわらず緊張すろ暇もありませんでした。他の打楽器奏者のソリスト、アンサンブルノマドのメンバーともチームワークはそれはそれはバッチリなので、高い集中力を持って、非常に楽しんで演奏できたのではないかと思います。
とにかく多い打楽器の数!
この様なステージングが出来るのもサントリーサマーフェスティバルだからこそと思いました。
前半の三つの曲もすべて大きく編成が異なり、音響は勿論、視覚的にもかなり面白いものでしたが、転換がすごく早く、ステージマネージャーをはじめとした舞台の方も凄いと思いました。
今回は特にフェラーリはピアノの内部奏法などの微細な音もあり、かなりのマイクとスピーカーを使用しての大掛かりなPAでしたが、それを自然な音響として出していた片桐さん、本当にありがとうございました!
この曲は、おそらく20年前に、アンサンブルノマドが出来る前に、佐藤紀雄さんの家で、こんな面白い曲があるよ!と紹介されて、いつかは演奏できたら・・・と思っておりましたが、あまりの経費の多さと楽譜の複雑さで、一生演奏することはないと思っていた曲なので、20年間温めていた物が実現できて、本当に感無量です。
本当にこの様な、なかなか演奏できない凄い曲の公演を毎年行っているサントリーの財団は凄いところだと思います。
この様な素晴らしい機会を頂けたサントリーの財団のすべての方々、また関わって頂いた全ての方々に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!!!
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