遅ればせながら「ぶらあぼ」10月号に11月29日に京都コンサートホールで行われる、リゲティをフューチャーしたコンサートに関してインタビューを受けた時の記事が掲載されました。8月に取材した時のものです。
詳しくはeぶらあぼで見ることが出来ます→http://ebravo.jp/archives/5139
今回はピアニストの小坂圭太さんとリゲティとリゲティに影響を与えた二台ピアノの作品を演奏するとともに、リゲティのピアノエチュードを各々演奏し、最後にはオペラ「グランマカブル」より「ゲポポの三つのアリア」を森川栄子さんと演奏いたします。
また、開場とともにメトロノーム100台を使って100台のメトロノームの為の~ポエム・サンフォニックを演奏いたします。
これはメトロノームを100台並べて一気にスタートし、各々のスピードで演奏するので非常に複雑なミニマルな音楽が奏でられますが、最後に1台のみ残って演奏を終了、その様子を聴衆が聴くといったものです。
これはなかなか聴く機会がないのと、非常に最後に残った一台がとっても寂しいような愛おしいような不思議な気分になるといったとてもアナログな作品だと私は思っております。
ジョルジ・リゲティはハンガリーの作曲家で非常に大変な時代を過ごしてきた方ですが、亡命してその複雑な心境、人生を恐ろしく難しいテクスチュアで紡いでいる音楽に託しました。よって、演奏が至極困難なので、エチュード一つとっても練習が大変で、かなり長時間練習しておおかなくてはなりません。本番の集中力も最高に持っていかなければなりません。
曲はバルトーク、ジャズ、ミニマル音楽、様々な要素がいっぺんに入っている曲で、彼のその渦巻く巨大な混沌の世界を存分にお楽しみいただけるかと思います。
皆様是非ご来場くださいませ。
では、詳細です。
生誕90年記念 リゲティ・ジョルジュ Ligeti Gy?gy
公演日 | 2013年11月29日(金)19:00 |
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会場 | 京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ |
価格 | 一般3000円 学生・シニア1500円 |
チケット お問い合わせ |
京都コンサートホール075-711-3231 |
【曲目】
リゲティ・ジョルジュ
100台のメトロノームのためのポエム・サンフォニック
ピアノのための練習曲より
「ゲポポのアリア」(『ル・グラン・マカーブル』より)
【出演】
小坂圭太(ピアノ)
中川賢一(ピアノ)
森川英子(ソプラノ)
お待ちしております!!!
ここ三浦屋さんのお料理は絶品で、全国食べ歩いている(!!)私、礒さん、神谷さん、フランス人エマニュエルさんも絶賛です。
是非是非皆さんいらっしゃいませ。宿泊もできるので、食べた後すぐ寝ることができます。
電話0225682003
メールmiuraya@ic-net.or.jp
デュオプリマお二人は10月17日お誕生なので、お誕生会をサプライズで行いました。
デュオプリマは結成12周年なので、各々ボウモワの12年ものをプレゼントいたしました。
神谷さんは40才の大台にのるので、40年もののボルドーワインをプレゼント致しました。
会場はとても落ち着いて素敵。最初の柿からノックアウトされました。
ここから先はお伝えしたいことが多すぎて、写真だけにいたします。
誕生会スペシャル。
皆さん想像していただけますか?
鯛凄い!
素晴らしいお料理。
鯛の刺身の色凄いです。
本日なって靖慈郎君自分で哺乳瓶持って飲むようになりました。
3日間で4000キロ移動した彼。逞しい。この4日間で凄い成長!
エマニュエルから私に素敵なプレゼント有り難う!
和豚(わとん)という素晴らしい宮城県の豚。最高です。いま旬のこのあたりでとれるメバチマグロ、本マグロより美味しいと評判、暴力的な美味しさ、仙台牛優しい美味しさ。メロメロです、三浦さん。
バースデーケーキ、礒さん自ら入刀。嬉しそう!
それにしてもお二人いつまでもお綺麗ですね。
最後にいやされるのは、このようなパーティーでもすやすやと眠る靖慈郎君の寝顔。
可愛すぎます…
さあ、明日はいい演奏するぞ!
会場は東京駅から地下直結のTOKIA内のベルギービールレストラン、「アントウェルペンセントラール」
なんと私が住んでいたアントワープ(アントウェルペン)の中央駅の名前ではありませんか!
プロデューサーに拍手!
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13020105/
まずは私が愛する「ドゥーヴル」これはよく「ドュヴ」といいますが、フラマン(ベルギー北部のオランダ語地域)のビールなのでドゥーヴルが正しいのですが、そう表記されているところがなかなかありません。濃厚。「悪魔」の名の通り恐ろしい魅力がある金色のビール。ベルギービールといえば私はこれだといいます。まさしく王者の風格。
「ウェストマーレトリプル」は修道院で作られていたビール。非常にこく濃厚。じっくり時間をかけて味わうとよいと思います。
「シメイ・ブルー」は締めに相応しく、ダークな感じ満載。深い大人のビールの世界にどっぷりはまって頂きたいと思います。
ベルギーにすんでいたのでやたらベルギービールにはうるさくなってしまいます。
とても楽しい希望のある打ち合わせでした。東京駅直結なので、しっかり最終で仙台へ新幹線で向かうことができました。
これをきっかけに一人でも多くベルギービールを楽しんで頂けたら幸いです。
さあ、次の日からも移動、演奏です。
頑張るぞ!
10月20日に武満徹さんの出版されているピアノ曲全曲演奏会を天童の美術館で行います。
http://www3.ic-net.or.jp/~ten-bi/
図形楽譜の「コロナ」のみは絶版なのと不確定性な音楽なので、今回は存分に「タケミツサウンド」をお楽しみいただくために省略いたしました。
演奏時間は正味1時間です。いつもの通りに色々お話し、アナリーゼを含めて演奏したいと思います。
美術館とのコラボレーションで現在天童市美術館ではシュールレアリズムの詩を沢山残した瀧口修造さんの展覧会をしており、をテーマとして、彼を私淑していた武満さんの音楽をお届けいたします。もし、山形方面の方がいらっしゃいましたら是非どうぞ。また東京から来ても日帰りできますので、素敵な美術館を見て、演奏を聴きにいらっしゃいませんか?
では詳細です・・・
中川賢一 プレイズ 武満徹 Ken'ichi Nakagawa plays Toru Takemitsu
公演日 |
2013年10月20日(日)15:00 |
会場 |
天童市美術館 |
価格 |
一般500円 高大生300円 小中学生200円 |
チケット |
天童市美術館023-654-6300 |
開催中の展覧会にあわせ、滝口修造とゆかりの深かった武満徹のピアノ作品を仙台市出身のピアニスト中川賢一氏によって紹介します。
【曲目】
武満徹ピアノ作品
ロマンス(1949)
リタニ-マイケルヴァイナーの追憶に(1959、改作1989)
遮られない休息Ⅰ(1952)、Ⅱ(1959)、Ⅲ(1959)~瀧口 修造の詩による
ピアノディスタンス(1961)
フォーアウェイ(1973)
子供のための小品(1978)
閉じた目Ⅰ~瀧口修造の追憶に(1979)
雨の樹Ⅰ(1982)
閉じた目Ⅱ(1988)
雨の樹Ⅱ~オリヴィエ・メシアンの追憶に(1992)
以上です・・・・
武満さんのサウンドは本当に好きで、あまり有名ではないピアノ曲は、ひそかに私はピアノを響かせる天才ではないかと思っております。
非常に色彩的で静寂の美に彩られている武満さんの世界にみなさまいらっしゃいませんか?
お待ちしております!!!
今までアップした10月の名護の海とは違うでしょうか?季節によって微妙に色が違うような気がいたします。
名護の記事の最後に一つ
今回訪れたら、名護市民会館前には、沖縄を代表する黒豚「アグー」を記念して、「アグーの里 名護」という像が建っておりました。(9月かららしいです)
今回本当に素敵な時間を有り難うございました!
エマニュエルさん子育て熱心。会場にては久々Yさんに再会。靖慈郎君だっこも完璧。沖縄くると沢山子守していただく方がいて素晴らしい!
アウトリーチ皆さんとても集中して聴いていただきました。
この名護の風景ともしばしのお別れ…
空港で礒さんヴァイオリンをスペシャルケースに入れて参ります。
さて、実はデュオプリマ、エマニュエル、靖慈郎君は何故か明日も会うのでした…
沢山の幸せ、名護有り難う!
いつもお忙しいのにも関わらず会館スタッフの方はお食事にお付き合い頂き感謝いたします!
交流会前に桜太鼓の皆さんの練習を見に行ったら、即興的に我々のもてなしの会を…
突然我々も激しい太鼓の音とともに踊りました。
靖慈郎君も一緒に参加??
さて、交流会の会場「するじな」は沢山「うちなー料理」(沖縄料理が)でてくるので愛用しております。
「スマイル10円」いいですね…
なんといつもお世話になっているS先生よりアセロラの実を頂きました!
すもものような柔らかい酸味。何故か凄く元気になりました。さすがアセロラ。ちなみにそのせいか、次の日はお酒も全く残りませんでした。
スクガラス豆腐(スクガラスという小さい魚をのせた豆腐)、ナーベラー(へちま)、フーチャンプル(グルテンの塊を炒めて、野菜も一緒に炒めたもの)
全て大好物です。
次の日へ鋭気を養いました。
アウトリーチ二日目がんばるぞ!
今回はただただ名護の素敵な海の映像を紹介するのみです。今回来た時に撮った写真で良さがつたわればよいのですが…
皆さんも宜しければ是非名護にきてみて、名護市民会館にもお立ち寄りくださいね。
名護市民会館事務局から見た海です。
夕方からの風景です。
日没以降の風景です。
波の音が本当に素敵でした。
会館には沢山素晴らしい食べ物、飲み物が!
デュエットゥ、浜さんを見送りました。
会館には不思議な標語が。初めて名護に来た礒さん、靖慈郎君のための大段幕!桜太鼓のみんなに会いました。
今週末の宮城県北のデュオプリマとのコンサートのためにリハーサル!
気がつけば日没。素敵な夕暮れの景色…
デュオプリマ、神谷未穂さんの旦那さんエマニュエル・ジラールさんと私。豪華!(自画自賛)
これも記事が多すぎて、写真アップのみで、皆様何があったか想像していただけますか?
午前中のアウトリーチが終わり、東食堂に食事にまいりました。デュエットゥ、浜さんたちに再開!沖縄食最高!
申し訳ありません。
名護に着くと記事がありすぎてかけないので写真のみで皆さん何が起きたか予想してください!
おんかつアーティスト大集合。デュオプリマ、デュエットゥ、浜まゆみさん。
デュオプリマ誕生会!
追加です。
更に追加です。
最後の追加です。
名護にいく途中で、中部金武町にまいりました。
タコライス発祥の地。
私が好きなのはここキングタコス。
タコライスチーズ、タコライスチーズ野菜、チキンテリヤキライス。色々あります。
タコライスはこの場所でたべるとタコライスの概念が変わります。
多いのにあっという間にペロリ。辛いサルサソースをかけると味わいも一段とあがります。
名護といえば「オリオンビール」軽くて気候に最適。最高のカップリング。
ケチャップをかけてもよいですが、やはりサルサソースです。
以前からの方が丁寧に作って頂いております!
鋭気を養い、いざ名護へ!
今週末、宮城県は料理旅館 三浦屋で演奏会を行います。石巻から1時間ほど北上いたします。(高速を使うととっても早いですが・・・)それは絶品の日本料理をしこたま食べた後にしっかりとコンサートをお聴き頂きます。ここのお料理は本当にお勧めで数々の演奏家を連れてまいりましたが、全ての方に絶賛を受けております・・・
ここの良いところは宿泊をご希望したら夜のコンサート終わってゆっくり食べてそのまま寝ることが出来ることです。それをご希望の方は宿泊希望をお願いしてもよろしいかもしれません・・・
私も10年以上のお付き合いで、震災の時はそれはそれは大変でしたが、見事に復帰、コンサートも一昨年再開いたしました。
今回は三浦さんのたってのお願いで、私の仲良しの美人、実力派ヴァイオリンデュオ「デュオ・プリマ」の演奏会です。ピアノは私が担当いたします。
震災の時は一緒に寝食共にした神谷夫婦(今回演奏いたしませんが旦那さんのエマニュエルさんもいらっしゃいます)、ベルギー時代からのお付き合いをさせていただいている礒絵里子さん、お互い阿吽の呼吸で楽しいアンサンブルをさせて頂き、一昨年前の浜離宮朝日ホールでの結成10周年記念演奏会ではエマも私も一緒に演奏させて頂きました。
お料理が素晴らしいので、わざわざ宮城県まで来る価値があるところだと思います。
仙台駅からバスで一本で行けておまけに店の前にバス停があります!!!
皆様ぜひぜひ最高のお料理と音楽を聴きにいらっしゃってくださいませ!
では詳細です
公演日 | 2013年10月12日(土)14:00/19:30(コンサートの前にお食事有り) |
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会場 | 津山三浦屋 |
価格 | 10000円(お食事、ワンドリンク付き) |
チケット お問い合わせ |
料理旅館 三浦屋 |
【出演】
デュオ・プリマ
神谷未穂(ヴァイオリン)
礒絵里子(ヴァイオリン)
中川賢一(ピアノ)
プログラム
エルガー:愛の挨拶
クヮンツ:トリオ・ソナタ (ピアノ伴奏)
トルコ行進曲(ピアノなし)
(中川賢一編):アメージンググレイス
バーンスタイン(中川賢一編曲):ウェストサイドストーリーメドレー
ショパン:ノクターン
ショスタコ:5つの二重奏曲
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
サラサーテ(山田武彦編):カルメン
他
皆様のご来場をお待ちしております!
「エマニュエルです。ナカガワくん仙台いますか?」仙台フィルコンサートマスター神谷未穂さんの旦那エマニュエル・ジラールさんから。(日本語ペラペラ)
「いまコンサート終わったひとで、たべる、来ませんか?絶対きて!」
はい、すぐ車に飛び乗り運転してまいりました。
コンサートのあと体力的に疲れてお腹がすいているところに(精神的には豊か)ジラール・神谷家にお呼ばれ。
これほど嬉しい事はないではないですか!
この日彼らは完売になったバロックのコンサートを終えたばかり。疲れているはずなのにおもてなし。泣けました。
行ってみると、他にも何人かいて和気あいあい。素敵な中華料理を頂いてしまいました。どこにそんなパワーが…
話は弾み、あっという間に深夜。でも楽しかったな。
…でもなんといっても6月に産まればかりのお二人のお子様、靖慈郎君、天使のようで可愛すぎます!ハーフなので大きくなるのが早い。もうなんとなく自立している。声を沢山発している。もう喋りそうだ…凄い…
はい、思いっきり私が癒されました。
濃い2日間の締めは思いっきりほっこりさせられてしまいました。
写真は…お顔はまだ出しませんよ!
皆さん想像してくださいね!
ご夫婦、体の疲れすっかりとれました。有り難う!
せんくら、私が出演最後のコンサートは、再び長谷川陽子さんと、チェロの素敵な小品集でした。
青年文化センターシアターホール、16時15分から。
私も本当に大好きな曲ばかり。
カサド:親愛なる言葉
ピアソラ:リベルタンゴ
カザルス:鳥の歌
フォーレ:エレジー
ボッパー:ハンガリアン狂詩曲
…これだけ並べても王道中の王道というのがおわかり頂けると思います。 他に日本歌曲、TV、映画音楽などを混ぜ非常にバランスがとれたプログラムです。
非常気合いが入った公演、陽子さんはビビッドな素敵な赤のドレスでした。
小学校からの同級生F君が聴きにきて頂きました!
野球マンなのでなかなかクラシックを聴きに来ることがないと言うことでした。尚更嬉しかったです。
これからも聴きにきてくださいね!
ステージに立つと、聴衆が温かい!
陽子ファンが本当に多いのですね。
皆さんニコニコして聴いていただいているのがよくわかりました。
彼女のトークも非常に落ち着いているのに、笑いどころもしっかりあり、素晴らしいものでした。
さて、期せずしてこの2日前に我々が学生だったときの学長で、心の師、三善晃先生がご逝去なされ、鳥の歌、エレジーは先生への追悼も含め演奏いたしました。
仙台にもゆかりがあり、支倉常長を題材としたオペラ「遠い帆」を仙台のために作曲していただきました。今年12月にも仙台で上演する矢先でした。
先生は本当に偉大でした。会った方はわかると思いますが、話さなくとも凄まじいエネルギーをいつも放出なさっておりました。
先生のご冥福をお祈りいたします。
ちなみに下の写真は演奏会場、シアターホール。
まさにここでそのオペラが初演されますた。
1999年、私もその舞台を拝見いたしました。
圧倒的な感動。
市民合唱団が大きな役割を果たすオペラ。
ここで、追悼の曲を演奏できたのは不思議な気持ちがいたします。
終演後、となりの800人のコンサートホールで小川典子さんとフィリップ・スミスさんの二台ピアノ公演を聴きました。
ストラヴィンスキー:春の祭典
凄かったです。
私も何度も演奏している曲なのに大感動…
それよりもびっくりしたのはそれは沢山の聴衆の皆さんが心より喜んで拍手をしている様子!
せんくらのように気軽に聴けるクラシックコンサートで春の祭典、聴衆は普段着、皆さん非常に喜んでいる…
継続は力なり、せんくら恐るべし。
色々考えたコンサートでした。
さて、この2日間は長谷川陽子さんと本当に楽しい音楽の時を過ごす事ができて幸せでした。
本当に素晴らしかったです!
最後に終演後、この最初の赤ドレスの写真の直後に撮ったもう一枚の写真で終わりたいと思います。
最高のピースポーズ、チャーミングですね!
有り難うございました!!
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