私が出演予定であった、北海道は深川で3月15日(日)に予定されておりました、”異色のコラボ み・らいSHOW学校 劇と音楽の展覧会 時を超えて深川”ホールでの事業、新型コロナウィルス感染拡大防止対策により公演中止の決定がなされました。
これは深川で公募で集まった五人の方が岩崎正裕さんの指導のもと戯曲講座を受けて戯曲を書き、その台本で地元の方の演出によって地元の役者の方々による演劇をするときに私とテノールの村上敏明さんと地元で今回のために結成された合唱団がコラボレーションするというものでした。
昨年の5月に戯曲講座受講生募集、6月から12月まで6回にわたる戯曲講座、12月には戯曲作家、演出家、役者、合唱団、そして村上敏明さんと私で結団式、合唱ワークショップ、今年1月には台本完成、私と村上敏明さんを交えての合唱練習、演劇練習開始、テクニカル打ち合わせ、その後演劇、合唱団は練習を重ねておりました。
この戯曲は私と村上敏明さんが各々ピアノソロ、テノール独唱で候補曲を出して、戯曲講座受講生が各々曲を選択してその曲のイメージから発想した戯曲を創作し、その台本によって地元の役者が演ずるの演劇とその曲を私と村上敏明さんが演奏してコラボレーションする予定でした。
6月からですのでここまで9ヶ月かけて沢山の方の力と想いで創り上げてて参りましたが、北海道、全国の新型コロナウイルス感染状況の拡大防止のため、最低2週間のイベントを中止、延期または規模縮小などの対応を要請との発表を受け、ホール側が深川市教育委員会との協議の結果中止となりました。
今でもここまで9ヶ月一緒につくり上げてきた戯曲作家、演出家、役者、照明音響の技術の方々、合唱団の皆さんと指揮者のK先生、調律師Uさん、館長Mさんをはじめとして支えていただいたホールスタッフの全ての方、岩崎正裕さん、村上敏明さん、ほか関わっていただいた全ての方の顔が頭の中を駆け巡るように浮かびます。
これで新型コロナウイルス拡大防止対策の影響による私が出演する予定であったコンサートのキャンセルは、本日演奏予定であった豊中市のコンサート、3月8日の第一生命ホールでのコンサートに続き三つ目です。
1日も早い事態の収束を願います。
宮城県はえずこホールのアウトリーチ、「えずこキャラバン」最終日!
フルートの荒川洋さんと。
丸森町の大張小学校に参りました。
全校生徒16人
私は大張小学校は3年間連続です!
私の事を覚えている小学生も多く本当に嬉しかったです。
荒川さんとは今回生徒の皆さんと曲を作るコーナーも設けて楽しかったです!これからブラッシュアップしてさらに良いものにしていきたいと思います。
素敵な笑顔の子供たち。
この三日間で、昨年10月の台風19号の集中豪雨による甚大な被害に遭ってしまったために中止せざるを得なかったアウトリーチでしたが、えずこホールの皆様、学校関係者の皆様の多大なるご尽力のおかげでこのたび同じ学校へアウトリーチに伺うことができました。本当に感謝いたします。
また、すべての子供が大変な状況であるかもしれないところ、非常に明るく笑顔を見せてくれたのがなんとも印象的でした。
今回は最大18人、最小7人へのアウトリーチ、その中3校は全校生徒でその人数でした。
このような人数が少なく、また伺うのに相当の時間をかけて行かなくてはならないところは、まさにアウトリーチに行く意味を非常に感じることができるところだと思いました。
これからもさらにそのようなところへは積極的に伺いたいと思います。
最初のアウトリーチ、筆甫小学生で生徒が作った「へそ大根」をお土産にいただきました。
大切にしたいとおもいます。
フルートの荒川洋さんとは本当に四日間よく食べよく飲みよく話しました。
昨年末に22年間勤められたオーケストラを退団し、独立して活動を始められておりますが、本当にあらゆる分野に関して深くお話できて本当によかったです。それもとても楽しい時間でした。
このえずこホールのアウトリーチ、「えずこキャラバン」は2004年から関わらせていただいており、もう16年です。
同じホールでアウトリーチを関わらせている中で一番長いです。
その間で数え間違えてなければ70回のアウトリーチを行ってまいりました。
これからもさらに沢山の音楽を子供たちに届けることができれば幸いです。
今回特にお世話になりましたえずこホールのWさんをはじめとしたえずこホールのスタッフの皆様、学校関係者の皆様、荒川洋さん、そのほかお世話になりました皆さま
有難うございました!!!
« 前ページ |