コンサート、コンサート、コンサート。
毎日本番です。
4日目はベルギー人のトランぺッター、北ドイツ放送交響楽団首席奏者、ハノーファー音楽大学教授のイェルーン・ベルヴァルツさん(表記ではジェロエン・ベルベルツとなっておりますが、正しい発音はこちらの方ではないかと思います・・・)とバリバリの現代曲、B.A.ツィマーマンのトランペット協奏曲を演奏したしました。
現代音楽、ジャズの要素色々入っている曲で、私にとっては初めての曲。この二日前に彼が来日、リハーサルの予定が、一日来日が遅れ、なんと本番前日22時から23時のリハーサルで、当日ゲネプロ、本番という予定になってしまいました・・・
音楽家はトラブルに強くなくてはならない・・・・
彼とは数年前にここ武生でリサイタルをしたので、そういう意味ではなんとなくの演奏の方向は知っておりました。
彼は練習でほとんどトランペットを吹かず、なんとそのパートを歌うのでした。吹くと唇がつかれるので、そうしているとのこと。ただその歌がめちゃくちゃうまい・・・
ジャズヴォーカリストとしてCDも出しているそうです・・・・
本番後この音楽祭の彼のマスタークラスの生徒さんと打ち上げ!
なんと東京フィルハーモニー管弦楽団の長谷川さんも生徒としていらっしゃいました。どれだけ彼はトラペット界で有名なのでしょうか???
彼とはベルギーはアントワープ音楽院で同じ時期にいたことがあり、色々共通の知り合いがいて、すぐに意気投合いたしました。
今回も本当に笑いながら楽しいセッションでした。
結局演奏は非常にうまくいき、さすが世界的なアーティストだな・・・と思いました。
この音楽祭のあと東京で細川さんの協奏曲の演奏、のちにメルボルンでこの協奏曲を演奏して、ヨーロッパに戻るそうです。
世界を股にかけるアーティスト・・・・
日本食大好きなベジタリアンです。
さて、「誰も知らない私の悩み」という副題がついているこの曲は・・・
非常にハイトーンの技巧的なパッセージが沢山出てくるので、この曲を演奏すると、トランぺッターは一回終わってしまうそうです・・・
途中で黒人霊歌の引用があり、サクソフォーンパートが演奏するのですが、それを歌詞とともにスコアに表記しておりますが・・・
彼はなんとそれを本番で歌いました。
アーティストですね・・・・
前回のリサイタルでも「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をトランペットで演奏したのち、歌いました・・・
さて、次の日も現代曲です!
武生にはいると怒涛のように時間が過ぎてまいります。
上の写真は国際的な活躍をなさる、世界的な作曲家、細川俊夫さんと、打楽器の葛西友子さんです。
細川さんはこの音楽祭の監督です。もう15年もお付き合いさせていただいております。
幼児のためのコンサートのリハーサル風景です。現代音楽が多いこの音楽祭で、細川監督から「子供のためのコンサートをやって欲しい」ということで、はや四回目。武生らしく特殊編成です。この日に出ることができるかたを全て集めました。
フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、ハープ、ピアノ、なんとなんと尺八、リコーダー、セットドラムという他ではなかなか出来ない編成になりました。
尺八の田嶋直士さんは特にノリノリで参加して頂いております。
これは長さが一尺なので、これは「尺一」なのだそうです。
田嶋さんは、なんと湯呑みで尺八の音を出す必殺技があります。
幼児のためのコンサートは一時間ですが、四本も尺八を持ち替えしていただいております。これでアンパンマンマーチからチャイコフスキーの花のワルツまで全て演奏していただいております。
リコーダーもこんなに沢山の種類を用意して頂きました。
舞台後方からみるとこんな感じです。1000人入るホールなので大きいです。
ソプラノの太田真紀さんは一生懸命「マルマルモリモリ」の振り付けを練習しております。有難う!
小腹が空いたので、二階のイタリアン「デル・ソーレ」にいくと素敵なシェフ、チョーさんが…
メニューにない、特製パスタを作っていただきました。
このミートソースは様々なお肉を煮込んでいるので複雑で、しかし非常に優しい味で、疲れている体に元気を与えてくれます。
下にいくと仲間にすぐあいます。ソプラノ太田真紀さん、ヴィオラ赤坂智子さん、作曲家馬場法子さん、
場を華やかに盛り上げます。
幼児のためのコンサートはどれだけこのセットドラムに助けられたことか!
アンパンマンマーチから、マルマルモリモリまで盛り上げて頂きました。パーカッション葛西友子さん、有難う!
この様に三日目も過ぎてゆくのでした…
私が音楽監督としてプロデュースさせて頂いた、武生国際音楽祭2013、幼児のためのコンサート無事終了!
600人弱の幼稚園児に来ていただきました!
皆さんとっても大きい声で沢山歌っていただきありがとうございました!
照明も色々入れていただき、視覚的にも楽しくしようと工夫いたしました。
楽器紹介では各々の面白い芸を出して頂き、皆さん芸達者だな・・・と思いました。子供は大うけです!
編曲の星谷さんはそれはそれは大変な作業だったことでしょう。。。
しかしおかげさまで600人程の幼児に幸せを与えることが出来たと思います。
ありがとうございました!
下の写真は終演後の写真です。
毎年お呼び頂いている武生国際音楽祭の2013がスタートしました!
細川俊夫監督のもと、世界中から素晴らしい音楽家がありまります!
10年以上毎年温かく迎えていただいている音楽祭は、クラシック、現代音楽、子供のための音楽会と、マスタークラス、作曲ワークショップと盛り沢山です。
バリバリの現代音楽を私はここで演奏していたのですが、何故か3年前から子供のための音楽会もプロデュースしております。明日朝に幼稚園児に向けて音楽会をします。1000人のホールでリハーサル。
明日も約600人の園児に音楽をお届けいたします。
舞台上も照明を調節して魅力的な舞台にします。
今日はまだ照明を作り込んでいませんが、正面の反響版を飛ばして、幕に色をつけて楽しい音楽会にしたいです。
ヴァイオリンの辺見君とハープの松村さん。夫婦なので息もぴったり。
ここでは色々な仲間に会います。ベルリンから来たヴィオラの赤坂智子さん、明日の幼児のためのコンサートで歌をお願いする太田真紀さん、チェロの伊東裕さん。皆さんすぐ意気投合します。
さて、練習の合間をぬってきました。
武生と言えば…
はい、お蕎麦です。
特に辛み大根をつゆに混ぜ、蕎麦にかけて食べる「おろしそば」は格別です。
大根おろしは非常に辛いのですが、それが何とも言えない清涼感があります。
ここはファンが多いです。ただ武生の方は各々好みが皆さん違います。蕎麦へのこだわりは凄いです。
腹ごしらえをして、いざリハーサルへ。指揮者のドイツ人のリューディガー・ボーンさんと。もうここ武生で長年の付き合いです。
アンサンブルの仲間、クラリネット上田希さん、フルート若林かをりさん。お二人とも素敵で、お二人のおかげで、アンサンブルの雰囲気がとっても良いです。
さて、明日朝から武生最初の本番。楽しみです。
大泉町文化むら、アンサンブルノマド「カルメン」ハイライト公演が無事終了致しました!
本当にたくさんのお客様に来ていただきありがとうございました。昨年よりも相当お客様が増えておりました・・・
カルメン公演はカーテンコールを含めると1時間45分位にも迫る公演。全ての方が白熱の演奏、演技をしておりました。
本番のテンションはただものではありませんでした!
本当に楽しかったです!!!
コンサート前半の「カルメン」ハイライト公演直後に楽屋前で撮影。皆さん本当に立ち姿から素敵ですね。カッコいい!美しい!!
左からホセ、エスカミーリョ、メルセデス、フラスキータ、ミカエラ、そして私の隣はカルメン。カルメンの谷口さんは本当に色々凄い方です。
こちらが怖くなるような演奏、演技をして(最後にホセに殺される)私は大感動だったのですが、その直後ピース。大物です・・・
さて、次に一緒に出ていただいたバレエ団の素敵なジュニア部門の皆さん。皆さんも見られることをいつも意識しなくてはならないのですが、本当に素敵で美しいですね。そして笑顔が最高!
ここでもカルメン谷口さんのピース。ああ、大物、素敵すぎる・・・
というわけで後半のアンサンブルノマドのコンサート(後半は降り番だったので、横で聴いていて私が非常に癒された。。。自画自賛ですが、我々のアンサンブルノマドの演奏素晴らしかったです!)が終わり、歌手も交えてアンコール。ヴェルディの乾杯の歌でしめっくくりました。
アンコール後も、なんと拍手が止まらず我々もびっくり・・・皆様喜んで頂きありがとうございました。
全て終演後カルメンとパチリ。ん~谷口さんお茶目です。ただ、すさまじい存在感ですね!
性格もサバサバしていて、気取らず、飾らない、誰からも信頼を得るような凄い安定感がある方です。
さてのこう並ぶとわかると思うのですが、ホセの古橋(こはし)さんはかなりの長身。沖縄で学ばれたので、私が沖縄好きなので非常に話が盛り上がりました。おまけに奥さんも沖縄の方です。隣のミカエラ栗林さんは只今イタリア留学中。昨年のトゥーランドットのリューも素敵でしたが、この一年でメキメキとうまくなっておりました。今回も絶好調。
本番はいつも写真が撮れないので、リハーサル風景ですが、この日の後半のコンサートのゲネプロです。このようにオーケストラピットを上げてシンプルに演奏いたしました。因みに平林さんもロドリーゴの曲で共演してくださいました。
以下前日ゲネプロ風景です。
舞台は非常にシンプルにして、照明のみで表情をつけました。
最後のカルメンが刺されて死んだ所です。
美しい照明、うっとりしました。
シンプルだと演技に目が集中できますね。音楽にも集中できました。
ホセを邪魔と思っている表情とエスカミーリョに既に心を奪われているカルメンの表情を見事に変えていますね。
谷口さんの細かい演技が素晴らしい。
ミカエラが真夜中密輸業者になってしまったホセを探しに行くときの真夜中で不安な情景を照明だけで表しています。
なかなかの技ですね。
カルメンがカルタ(タロット?)占いをして「死」と出たときの表情。私は間近で見ましたが、私が怖かったです・・・
合唱団の方々も本当に頑張りました。このシーンでエスカミーリョ大人気!
バレエは小学五年生から出ています。本当に統率が取れています。皆さんとっても礼儀正しいです。
今年はバレエが入ることで非常に華やかになりました。間近で見れて色々勉強になりました。こういった室内的な状況でなければここまで近くで見れません・・・
時々このように字幕を入れて話の筋をご理解いただきました。
栗林さんかわいらしいですね。非常に演技も素敵でした。
さて、終演後小ホールでティーパーティー打ち上げ。
バレエのみなさんと写真を撮りました。皆さん本当に朗らかで笑顔が素敵。これでは見えませんが、立ち方が、足が決まっているのです。
ぶれてしまいました、すみません、先生(バレエの)。。。しかし、この笑顔で素晴らしい指導をなさっているからこそこのような素敵な生徒が育つのですね。私も見習わなければ。
さて・・・・
打ち上げも、ソフトドリンクでも非常に楽しく終り、各々帰路へ・・・。
しかし私はそうではなく早速日本の五本指に入る暑いとこと館林市に向かい、12月のイヴェントの打ち合わせをしました。
しっかりと3時間、お食事しながらも写真、動画を見たりして熱心にああでもない、こうでもないと白熱の打ち合わせでした。
日が変わる前にホテルに行くと・・・・
ん???
きゅうり???
実は館林市はきゅうりで有名なのですって・・・
よってホテルに来たお客様には、冷えたきゅうりをフロントでサービスするのでした。
一日演奏、打ち合わせで疲れた体を、暑さを忘れさせていただきました。
ここまで送っていた頂いた、館林教育委員会のビューティーペアAさん、Kさん。
12月どうぞよろしくお願いいたします!
・・・・というわけで、怒涛の一日が過ぎました。
でも非常に感慨深い、収穫のあった一日でした!
本日18時より先日収録した、Blue-Radio.com-林田直樹のカフェ・フィガロ-をネットラジオで聴くことができます。
収録の様子はこちらです。http://blog.goo.ne.jp/nakagawakenichi/d/20130821
ピアノを弾きながらお話します。
是非
http://www.blue-radio.com/program/cafe/
へどうぞ!
中川賢一
先日ご紹介しました、熊本県立劇場での「中川ハカセのまたまたピアノ解体新書」の時の写真をいただきましたので、その模様をご紹介させて頂きます。因みに滞在中の記事はここをクリックしてみてください。
夏休みお盆にもかかわらず長蛇の列・・・
開演直前。
最初は演奏で自己紹介。
良い響きのホールなので、演奏していて気持ちよかったです。
ライトはエリアあかりにして絞って雰囲気を出しました。
早速”解体新書”
ピアノのアクションモデルを見せて鍵盤からハンマーまでの力の伝わり方を説明します。
「ウッチー」ことピアノハープ社の内川さんに実際楽器の鍵盤部分、アクションを引き出していただきます。
様子は近くからカメラで撮って後ろのスクリーンに映します。
実際88鍵のアクションを置いて弾いてみせるとハンマーが波打って動きます。
次は大屋根を外しました。
中の構造について近くからカメラで撮り様々な説明をいたしました。
お客様とのやり取りも非常に楽しく、反応が素晴らしい!私からのお伺いに手を元気よくあげて頂きありがとうございます!
実際ピアノの板「響版」に触れるブルブルして、それが音を大きくする秘密なのですが・・・
今回は510名の聴衆の方々全ての方に、なんと舞台にあがっていただいて、一人一人ピアノの響版、もぐって下から、側板、ピアノの大屋根の支え棒などを触っていただきました。ムソルグスキー手組曲「展覧会の絵」より”キエフの大門”という音が非常に響き渡る曲を40分間繰り返し弾き続けました。この経験は私も一生で初めてです。でも510名の皆さんとコンタクトでき、また、素晴らしいホールでピアノを存分に響かせることが出来たので、最高でした。
この様子はカメラで撮ってスクリーンに映しました。
圧巻です!!!
さて、後半はびっくりコンサートという事で、様々なびっくりが・・・
ハンガリーの作曲家、クルタークの組曲「遊び」より「バーリント・エンドレを想って」という、五線紙に様々な模様を書いてある楽譜の曲があるのですが、その楽譜の読み方、演奏の仕方、また実際演奏をいたしました。皆さん大いに笑っていただきありがとうございます!
次は世界の名画でそれを見ながらそのイメージを即興演奏いたしました。
最後にオランダの作曲家ヤコブ・テル・フェルトヒュイス作曲「The body of your dreams」というラップ、バンドなどの音が録音されているものと一緒に演奏する曲では衣装を変えてロックっぽくしてみました。
演奏のシーンをスクリーンに映し、ミラーボールを加えてみました。
熊本の県立劇場の方々は、本当に誠心誠意私の無理な要求に丁寧に答えて頂き、感謝の念でいっぱいです!
本当に楽しい思い出です。
また、出来るとうれしいな・・・・
ありがとうございました!!!
大泉文化むら、午前中はこの素敵なホールで一人でピアノを練習させていただきました。響きが良いので非常に気持ち良かったです!因みにに写真は一番後ろの席からホールを撮ったものです。
エスカミーリョが舞台に上がるための階段を作りました。小屋にあるものでどれだけできるかを考えたのですが、なんと平台を間にかませて作りました。良く考えていただきました!
カルメンの最後で闘牛場から聞こえてくる音楽は、あらかじめ金管楽器の録音を流してそれにあわせて合唱、アンサンブルが演奏するのですが、時差が出ないように指揮者の近くにスピーカーを置いて、それに合わせて指揮をします。
指揮者の譜面台。大きめです。灯りもついております。
トロンボーンは高い音がでるアルトトロンボーンと通常のテナートロンボーンを使います。大きさの違いわかりますか?
アルトトロンボーンを演奏しているところです。
ベートーベンの運命などに効果的に非常に高い音で演奏されます。
会館の方からお気遣い、嬉しいです!涼しい気分なりになります。
ノマド監督佐藤紀雄さん。お茶目です。ギターは音を拡声しなくてはならないので、横にスピーカーがあります。
今回はピッコロ二人を表すために、アレンジでフルートとクラリネットの二人がリコーダーを演奏いたします。
今日も無事に終わりました。最後は勿論これです。
その店で、「生ワイン」???
初めてです。
「漁師パフェ」。いかなるものか!
二日目打ち上げ!楽しいメンバーです!
お疲れ様でした!
追記です。
生ワインはこれ。
甘いです…
本日よりホールにてリハーサルを行うために小泉町に参ります。
素敵な響きのホールなのでとても楽しみです。
太田駅についたら、何故かこのようにもわーっと…。涼しくなるのでしょうか?
ホールについたら椅子を並べ、動きなしでまず稽古。
オーケストラピットの中です。沢山の楽器がひしめき合っています。9名なのですが…
舞台の上からみるとこんな感じに見えます。
舞台の上から近づくとこんな感じ。深さがあります。
なんと主役のカルメンの主役の谷口さんからどら焼きの差し入れが!主役なのに優しいお心遣い…。だからこそ心に響く音楽が出来るのですね!
ティンパニー側からオーケストラピットをみると、この様な感じです。
子供達の素敵なバレエも入ります。小さいのに本当に素晴らしい動き、真剣さも半端ではありません。我々も身が引き締まります。
歌手との練習は終わったのですがその時は私は写真をとれず…
歌手との通し稽古が終わってもノマドメンバーは明日のアウトリーチで演奏するラロのスペイン交響曲を練習。ヴァイオリンの甲斐さんは超絶技巧なのに体力がよくもちます。
素敵な演奏にうっとり…
夕ご飯のお弁当は上州御前の「鳥めし」。以前来たときも頂きました。
とてもプリプリした鶏が入っていて、ジューシー。お弁当としてお勧めです。
指揮者の位置からホール後方をみるとこんな感じです。コンパクトに纏まっている素敵なホールです。
カルメンの谷口さんの実家はなんとどら焼きを作って販売しているのですって!なので差し入れがその「夫婦どら」。
色々の種類があるそうですが、このどら焼きは「ゆずどら」!
大泉町の素敵な方々の合唱の練習もしましたが、昨年のオペラでものって頂いた方々がほぼ皆さんで、ここに帰って来た感じがいたします!
また、練習では写真はとれず…
といわけで誰もいないオケピット。全ての練習終わりました!
本日の締めは勿論これです。本日お手伝い頂いた皆様、お疲れ様でした!
明日からもどうぞ宜しくお願いいたします!
熊本から帰ってきて、次の日は早速二つ取材がありました。
後の取材の方からご紹介させて頂きます。
「林田直樹のカフェフィガロ」というネットラジオがあり(http://www.blue-radio.com/program/cafe/)、それの収録を渋谷は松濤のタカギクラヴィーアで行いました。
林田さんはもう15年も前に音楽之友社にいらっしゃったころからのお付き合いで、非常に気さくなお人柄で豊富な知識で何でも私のお話に受け答えしていただいている非常に素敵な方です。
思えば私が15年前に私が所属している現代音楽アンサンブル、アンサンブルノマドは各々係をが決まっていて、当初はなんと私は「広報」でした。よって、手当たり次第、様々な新聞社の学芸員の方々に電話をしまくって、会って頂きノマドの活動を取り上げていただくようにお願いしておりました。林田さんは音楽之友社に私が電話した時にお電話で話した方で、早速会いましょうという事で、神楽坂の本社に参って色々ノマドを紹介させて頂いたのが最初の出会いでした・・・
それからというもの、様々な演奏会に来ていただき本当に熱心な方で頭が下がります。
某航空会社のフライト時のクラシックチャンネルのナビゲーターもしていますので、クラシックをお聞きでない方も林田さんのお名前を聴いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この「林田直樹のカフェフィガロ」はカルチャー、エンターテイメントチャンネル、「Blue-Radio.com」というネットラジオ局の一番組です。
この番組も8年間続いたそうで、林田さんの人脈の凄さを感じます。
一回の取材でで30分番組を二回分収録いたします。
放送はそれぞれ8月25日(日)と9月1日(日)ですので 是非皆様ここhttp://www.blue-radio.com/program/cafe/に訪れてくださいね。因みに放送開始されると3か月間その放送がキープされ、その期間はいつでも聞くことが出来るそうです。
普通は単なるスタジオでの収録なのですが、今回はわざわざ素晴らしいニューヨークスタンウェイのあるタカギクラヴィアを借りていただきました。
ピアノを弾きながら色々お話ししていただきたいという事でした。
今回は特に9月に世田谷である公演私の現代音楽の手引き、レクチャーコンサート「現代音楽の迷宮へようこそ」の宣伝も兼ねてまいりました。http://www.setagayamusic-pd.com/
収録は私が終始ピアノを弾きながら、様々な現代音楽のわかりやすい分析と、聴きどころを話したのですが、林田さんのお話の引き出し方が絶妙!あっという間に2つの収録が終わりました。
お互い非常に興奮して、「本当に楽しいね」と連呼しあいました!
これは是非ライヴでもやりたいですね!と誓って楽しい収録は終わりました。
林田さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
さて、順番が逆になりますが、お昼は、クラシック音楽の宣伝誌では、いまやダントツにシェアのある「ぶらあぼ」の取材で九段下まで行ってまいりました。
これは11月29日にある「生誕90周年記念企画、リゲティ・ジョルジュ」のコンサートの宣伝で参りました。
これはハンガリーの作曲家リゲティの曲を集めたコンサートで、プログラムも担当者と一緒に決めたもので思い入れがあります。
非常に演奏が難しい作曲家で、今回演奏する2台ピアノの曲、ピアノソロの練習曲共々技術、精神の限界まで要求されます。
今回はこの二台ピアノで共演していただく私が尊敬するピアニストの小坂圭太さんと一緒にインタヴューをうけてまいりました。
そのインタヴュアーのMさんはなんと7,8年前に私がピアノ伴奏で演奏した合唱団の団員でインスペクターをしていらっしゃったという事を知ってビックリ!縁というものを感じました・・・
さて、リゲティは本当に深い作曲家なので1時間のインタヴューも長引いて1時間20分も連続で話しました。
下の写真は取材中で小坂さんと
こんな感じでインタヴュアーとカメラマンが取材しておりました。
最後に私とインタヴュアー、カメラマン、ディレクターで記念写真・・・・ちょうど16時に始まったので、1時間20分というのがわかりますね。
なんと、先ほどの「カフェフィガロ」は18時からの収録だったので、本当にこの後駆け足でした・・・・
我々の非常に入り組んだお話を聴いて頂きありがとうございました。近日中に皆様「ぶらあぼ」で記事を読んで頂ければ幸いです!
取材、収録は演奏と違って言葉を使いますが、改めて自分していることを冷静に整理して熟考する非常にいい機会です。
非常に楽しく濃い一日を過ごすことが出来ました。
皆様本当にありがとうございました!
つい先日まで沖縄におりましたが、カルメンのリハーサル二日間終え、熊本に参りました!
熊本はなんといっても馬刺し!
しかし、ここの馬刺しの握りは天下一品です。凄い迫力で全身をとろけさせる味です。この色見てください!
さて、熊本空港に着くとくまもんが出迎えてくれました。
早速空港から熊本県立劇場へ直行
ここ熊本県立劇場は1810名のキャパシティー。大きい!
しかしウィーンフィルの方も絶賛した位響きの素晴らしいところです。
なんと実は私は大学3年生の時の演奏していたことが判明!感動です。
熊本には3年前に山鹿市という所でのイヴェントで呼んで頂いたの皮切りに、非常に温かく何回も迎えていただいております。
とっても素敵で熱心なスタッフの方々ばかりで私の無理も、本当に親身になって行っていただき、本当に感謝いたします。
ここで8月18日、昨年行ったピアノの秘密をたどる子供を中心とした方々へのワークショップ、「中川ハカセのピアノ解体新書」が好評で今年もおよび頂き、題名も中川ハカセの またまた“ピアノ解体新書”という事で、また私の一人舞台で演奏+レクチャーを行う事になりました。1810人の大きなホールで一人舞台かぁ・・・非常にわくわくいたします。
今年は最後の曲がCDと合わせたポップな曲なので、照明さんが頑張っていただきミラーボールを置いていただきました。
下はレクチャーで使用するピアノアクションカットモデルにかける布なのですが、なんと熊本県立劇場のマークです。
ひらがなで「くまもと」と書いてあるのがわかりますか?
楽屋はなんと「中川ハカセ」の似顔絵が・・・
これもオリジナルに昨年作っていただきました。
ピアノの弦の上に紙を置いてピアノを弾くと紙が動いて、ピアノの弦の振動を視覚的にわかるので使用した紙に・・・
くまもんをプリントしていただきました。
これが子供に非常に受けました。万歳くまもんが跳ねまくりました!
スクリーンも用意していただき、漢字にルビをふっていただき、子供でも読めるように工夫。
色々な努力をしていただきました。
ピアノの弦の上に乗せて引くとジャンプするピンポン玉コーナー。
使用するピンポンは・・・・
「サッカーボール」っていう人が必ずいます。
でも、そういう反応って非常に嬉しいです!
ピアノはスタンウェイで
はい、1985年位のものだそうです。
非常に素敵な、しっかりとした音がします。
様々なチェックを16時~22時までノンストップで終え向かった先は・・・
ここは、昨年も参りました。
まずは・・・
はい、からしレンコン!これがピリッと来て、暑い夏場に食欲を増進させるのですね・・・
そして次が!
はい、最初に掲載いたしました、馬刺しの握りです。
表現できません・・・
ただ熊本に着たらみなさん必ずここにきてこれを食べてください・・・・
あと、びっくりしたのが
うにです。
非常に甘く、とろける味。私は仙台出身なのでウににはうるさいのですが、東北人をうならせる凄いウニでした。
これもここのお勧めです。
今回の熊本県立劇場の名物辣腕プロデューサーHさん、Mさん。
いつも素晴らしい企画をさせていただきありがとうございました。
また本当に温かいサポート有難うございます。
すごく細かく対応していたいているので、ぬけぬけの私ですがいつも完璧に公演を仕切っていただいております。
お二人にパワーを頂きました!
さて、二日目・・・・
やっぱり大きいな・・・
光も素敵・・・
・・・・とあっという間に公演は終わりました。
公演中は写真が私は撮れないのです・・・・
昨年は250名くらいだったこの企画。前日の段階で350席の券が既に売れていたのですが、今年はなんと当日券が160枚でて、510名のお客様に着てきただきました!
非常に素敵な聴衆の方々で、反応も素敵で、あまりに楽しくこちらが非常にのって演奏、レクチャーをすることが出来ました。
それにしても、写真がないのですが、会場の全ての方々に舞台にのぼって頂き、ピアノの脇、もぐって響版、出て側面を触ってピアノの振動を体験するコーナーでは35~40分間ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」より「キエフの大門」を連続で弾いたのは一生で初めてです!
もともと300人ぐらいを見込んでいたので、20分位で終わると思いましたが、510名、嬉しい悲鳴でした。
ただ、本当に楽しかったです。
公演はおかげさまで非常に盛り上がっていただき、あっという間の2時間でした。
アンケートも沢山頂き感謝です!
さて、昨年附中文化の日で演奏させて頂いたときに来ていただいた中学生にお花を頂きました!
本番前にもこの中学生4人には外でばったり!覚えてくれてありがとう!と言ったら、「今から演奏聴きに行きますよ!」・・・と
嬉しいではないですか・・・・
手紙まで頂き感無量です。
昨年演奏した曲の名前もしっかりと覚えてくれていrました。
14時からの公演なので、18時から打ち上げでした。
普通は舞台の方々は打ち上げに出ないそうなのですが、照明のかたも来ていただき、調律師でこの日大活躍の「ウッチー」ことピアノハープ者のU川さんにもおいで頂きました。
非常に楽しい打ち上げでした。
スタッフの方々全て本当に温かく見守っていただきありがとうございました。
さて、二次会まで夜はあっという間に更け、朝になってマドンナ辣腕プロデューサーM嬢の車で空港まで行こうと思いましたら、なんと山鹿市からわざわざ私に山鹿市からAさんが会いにに来てくれました!!!!
というわけでフライトまでAさんの車で三人で楽しく話して、空港近くの「おはこ」で「だごじる」を食べました。
これは小麦粉を練ってちぎった物を野菜たっぷりとゆでて、好みで醤油、ないしみそで味付けいたします。
疲れた体には非常にやさしい味で、元気が出ました。
Aさんには山鹿羊羹までいただいてしまいました。
ちなみにこれは普通の羊羹とは違います。
こしあんをもちのようなもので巻いたもので、これも非常に体にやさしい食べ物です。
一気に疲れが取れてリフレッシュ!
最高な旅でした。
10日間、京都~名護~東京~熊本ツアー非常に楽しく終えることが出来ました!
名護から帰って直行で高円寺へ!
8月25日に群馬県は大泉町文化村であるアンサンブルノマドの公演のリハーサルに参りました。
昨年は前半をなんとプッチーニのオペラ「トゥーランドット」ハイライトをノマド8名と指揮者をオーケストラメンバーとして素晴らしい歌手の方々、大泉町の合唱団を共演したのですが、今年はビゼーの有名な歌劇「カルメン」を9名のノマドメンバー、指揮は私で演奏することになりました。
そのリハーサルです。
編成はヴァイオリン(ヴィオラ持ち替え)、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、トロンボーン、ピアノ、ギター、打楽器という特殊な編成で、これに序曲のみ大泉町の高校生のブラスバンド部の数名が共演します。
合唱は大泉町の素敵な方々です。
キャストの皆さんも本当に豪華で素晴らしいです。
カルメン:谷口睦美さん
ホセ:古橋郷平さん
ミカエラ:栗林瑛利子さん
エスカミーリョ:加耒徹さん
谷口さんはなんと今回でこの大泉町でも3回目のカルメンになるそうです。
練習風景です。みなさん非常に真剣で熱気が感じられます。
谷口さんの貫録、オーラは凄いものです。
古橋さんは長身のイケメンです。ミカエラのかわいらしい栗林さんは昨年トゥーランドットのときはリューを歌っていただきました。
ノマドのこの特殊な編成にノマドフルートの木ノ脇道元さんが1時間半分のハイライト版スコアを全て一人で編曲していただきました。
それはそれは本当に大変な作業だったことと思います。でもそのおかげで、非常に面白いノマドらしいアレンジになりました。
音響の素晴らしい大泉町文化村での演奏が待ち遠しいです。
それにしてもこれだけ有名なオペラですが、いつも発見があります。また最後に向かっての異常なほどの鬼気迫る感じは、指揮をしていても身震いいたします。
これを作曲して間もなく亡くなってしまったビゼーも全身全霊で作曲したのでしょうね。私も襟を正して取り組みたいと思います!
勉強、勉強!
京都が終わって早朝に伊丹空港経由で早速名護に参りました!
これです、これです!!!やはりこの青い海を見ると全ての悩みが吹っ飛びますね!
さて、四年前に愛の歌を集めたコンサートをソプラノ大森智子さん、構成、朗読を能祖将夫さん、ピアノを私で行いましたが、今回はその第二弾です。やはり愛に関する歌を集めましたが、私はリストの「ため息」をピアノソロで演奏、大森さんは沢山ありますが、越路吹雪「愛の賛歌」、松山千春「恋」、山口百恵「さよならの向こう側」などジャンルを問わず構成。能祖さんとは絵本との読み聞かせと演奏のコラボレーションなど行い、2時間半のコンサートになりました!
コンサートは8月14日。
下は本番直前、照明が素敵です。
これはまるで、名護の夕方の光に似ていると思いませんか?
さて、ここ名護市民会館は・・・・・
私の本当にお気に入りの場所で、今まで5年間でかなりの回数呼んで頂いております。
ここの凄いところは、下の写真を見ていただくと、ここは二階のベランダで左手が事務所。素敵な風を受けながらすぐにビアガーデンが出来ます・・・・
奥の方に歩いて行き止まりまで行くと・・・・
はい!このような風景が見えるのです!なんと贅沢な場所。会場の真裏が海です!
さて、那覇空港について早速名護へ。名護といえば・・・・
はい、沖縄そばです。名護は特に多いです。この出汁が非常に利いているこのスープ。でもあっさり。するする入ってきます。
ちなみに江戸前の日本そばとlは全く違います。面も小麦粉。でもラーメンとも全く違うのです。これがないと始まりません。
今回入った店は
「おおしろそば」です。この看板の年季凄いですね。
ホールに行ったらなんとマンゴーが用意されておりました。
新鮮で今まで食べたことがない味!夢の様です。
次に出てきたのが・・・
アセロラジュース。ここのは果汁40パーセント以上、非常に新鮮。ここのを飲んだら他を飲めません。一気に元気になります。
というわけで一気にマンゴーとアセロラ、南国の恵みを受けました。
さて、不思議シリーズです。
名護のとある居酒屋に入ったら・・・
そうか・・・10円。確かに店員さんは笑っていない。払うと笑っていただけるのかな?とあるハンバーガー店では「スマイル0円」だったような気が・・・
そこで発見
なんと馬がユッケに????頼みませんでした・・・・
こんなメニューも見つけました。
これは写真を出す必要もなくそのままでした・・・
さて、おきなわの素敵なお食事コーナー。
別の居酒屋で
豚足(てぃびち)から揚げ
てぃびち煮つけ
私は煮つけが好きです。にこぼしているのでコラーゲンたっぷりです。
次はらふてぃ。三枚肉をに煮こぼしているので、これも脂肪はなくコラーゲンの塊。健康食です。
照明音響の「ゴロー」ちゃん。いつも素敵なサポート、笑顔有難う!!
今回は足かけ4日間の滞在でした。別の日に「ひがし食堂」の「ぜんざい」を食べに行きました。
京都とちがって沖縄の「ぜんざい」はこれです。下にあずきが入っています。
ここの氷は非常に決めが細かくて、本当にふわふわ。一生に一回は食べていただきたい味です。
今回は沖縄料理食べつくしました。
ゴーヤチャンプル、スタミナ食です。
うみぶどうはとっても新鮮。果物の様でした。
次は「にがな」これは沖縄しかないのでしょうか?苦みがあって病みつきになります。
そーみんチャンプル。その名のとおりそうめんを炒めますが、シーチキンなどもはいっています。
沖縄はかなりシーチキンを混ぜて料理します。
ふーちゃんぷる。小麦粉を水に溶かしてこねたグルテン状のものを野菜などと一緒に炒めます。
これが好物「人参しりしり」
単純に人参を細切りにして炒めただけなのですが、食べだしたら止まりません。何故なのでしょうか??
ポーク卵。ポークとはスパムとも言って、ランチョンミート、食肉の塊、ソーセージの平たいものの様なものです。沖縄で食べるとなぜかホッとする味です。
豆腐よう。豆腐を泡盛につけて寝かせたもので、完璧に泡盛に合う味です。少しづつゆっくり食べます。
もずくですが非常にやはり沖縄で食べるとしっくりきますね。
本番当日金武町のIさんが差し入れ・・・
そうです!金武町といえば「タコライス」発祥の地。
ご飯にひき肉、チーズをかけて仕上げにケチャップかサルサソースで仕上げます。
私は沖縄に来てもここ金武町のタコライスしか食べる気になりません。
チーズが全く違います。また、全て何かが違うのです。
何故かはわかりません。これは演奏と一緒ですね・・・
というわけで様々なパワーを頂いて本番は非常に楽しく演奏させて頂きました。
日本でいう所の終戦記念日の全日に沖縄で演奏するという事に非常に自分の想いが高まりました。
また、ユーミンの「ひこうき雲」を演奏できて感無量です。
東日本大震災の直後名護で演奏しました。その時は候補に入っていった「ひこうき雲」
その時はどうしても演奏する気持ちになりませんでしたが震災から2年たって色々思う事があって、震災、戦争で亡くなった方々の事を考えながら演奏いたしました。
今回も自称「ホメアイトリオ」の三人。終演後にて。
久々でしたが息がばっちりでした。
打ち上げはオリオンビール!
名護に工場があり、沖縄の名産品です!
打ち上げの会場は大皿でセルフサービス、ダイナミック!
そこでなんと私の大好物の「島らっきょ」が!!!
あまりにも好きなので、この三人で「島らっきょのうた」というのを作ったほどです。
普通この時期は手に入らないのですが、いつもサポートしていただいているS先生に秘密のルートで手に入れていただきました!
ありがとうございます。
それにしてもこの「ドラゴンフルーツ」凄い色ですよね!
実は初めて食べました。美味しかったです。
名護のヘミングウェイでチャイコフスキーでサン=サーンスであられるEさんも交えて楽しい夜は過ぎてゆくのでした。
皆さん有難う!また帰ってくるよ!!
しばらくブログをアップしておりませんでした。
というのも10日間で京都~沖縄名護~東京~熊本というそれなりなツアーをしていたのでゆっくりブログを書く時間がありませんでした・・・
もし詳細を見たいという方は私のツイッターhttps://twitter.com/ken_ichi_nに細かくアップいたしましたのでこちらもしよろしければどうぞ!
昨年も京都コンサートホールの主催で現代音楽の子供の為のワークショップをストラヴィンスキー作曲「春の祭典」で行いましたが、好評であったという事で、今年も私一人で「はじめての現代音楽ワークショップ」という事で8月12日に子供の部、大人の部と一日二回行って参りました。会場は堀川高校音楽科の一室をお借りいたしました。
上に掲げた不思議な機会はカーゲルというアルゼンチンの作曲家の「MM51」という作品で使用するもので、ピアニストはこの先にあるペダルを踏むとメトロノームが立って動き出す、少し話すとメトロノームは傾きリズムが不規則になるというのをコントロールしながら演奏するというもので、これを子供、大人どちらでも演奏いたしましたが非常に喜んでいただきました(というか大人の部では笑って涙がと止まらなかった方がいらっしゃいました・・)これは演奏中に私も声を発したりするので、いろいろなことをかんがえていなくてはなりません・・・
以下は前日の仕込みです。何故譜面台がこんなにあるのでしょうか?
なぜこのように机が沢山??
という仕込みを終え、公演全日は早速食事へと思いました。
京都なので和食と思いましたが、38.5度の気温、暑い!
暑いときは暑い国のものを食べましょうという事で、今回の最初の企画者で現在は東京でお仕事しているKさんがワークショップをお手伝いに東京から来ていただいたので、一緒に早速ベトナム料理へと参りました。
ここの名物はなんといっても「揚げ春巻き」
「え!」
考えられない位美味しいです!!!
ここのは中華と違って、なんというか、やっぱりベトナム。魚のだしが非常に利いていて日本人には合う!
絶対おすすめです。
他の料理も全て魚醤が利いていて食べやすいです。あとパクチーが非常にさっぱり感を出しているので、とっても清涼感がありました。
ベトナム人の知恵ですね!
エネルギー充電完了!
学校に行きましたら、さすが高校、
手洗いの仕方までしっかりと・・・
いいですね!こういうの大好きです!
さて、以下子供のワークショップの様子ですが、プロジェクターを使いながら行いました。
京都の子供たちは非常に真剣!
おもちゃを使っての即興演奏を皆さんにしていただきました!
皆さん私の指揮に合わせてとっても表現豊かな音楽を作っていただきました。
最後に皆さんに私がメシアン作曲「幼子イエスにそそぐ20の眼差し」より「喜びの精霊の眼差し」というそれなりにハードな曲を聴いて頂き、そのイメージを絵に描いていただきました。
皆さんに書いていただいた後はそれを譜面台に掲げてそれを即席展覧会にいたしました。
皆さん個性的な絵を描いて頂きありがとうございました。
昨年も京都では本当に積極的に絵を描いていただくので、非常に嬉しいです。
また、とってもインスピレーションに満ちたえが多く、京都のアートに対する意識の高さを感じました。
この後、この絵を見ながら再度メシアンを演奏いたしました。
演奏を聴いて絵を描く、その絵をみて同じ曲を聴く。でも各々の絵が全く違って、各々の感じ方をしているのを楽しんで頂きました!
子供1時間40分ぶっ続けで本当にすごい集中力でした。
大人の部も本当に熱心な方々ばかりで、また非常に反応の良い方々ばかりであまりに私のほうが楽しくなってしまい、やはり1時間40分・・・
本当に勉強熱心でアートを愛する方々が多い素敵な京都でした・・・
スタッフの方々も完璧なサポート素晴らしいです。
だからこそ世界の京都コンサートホールがあるのですね!
皆さん、私のほうがむしろ楽しかったです!
有難うございました!!!
8月25日14時からアンサンブルノマドの公演が群馬県大泉町文化むら・大ホールで行われるのですが、その時になんとビゼーのの名作オペラ「カルメン」を上演いたします。http://www.bunkamura.or.jp/fresh/fre25_07.pdf
その練習をしてまいりました!
私は今回指揮者です。
以下稽古風景・・・
非常に素晴らしいキャスト、本番がたのしみです。
ノマドのフルーティスト、木ノ脇道元さんが1時間強の短縮版を見事にノマドの編成用にアレンジしていただきました。
それも聴きどころです。
カルメンの谷口睦美さんは何回もこのカルメンを演じていらっしゃって本当にベテラン、凄い風格です。
色々テンポも動くので、毎回色々話し合って良い方向に音楽を持っていくディスカッションの場は本当にエキサイティングです。
練習ピアノ(コレペティ」はノマドのピアニストイナチャンこと稲垣聡さんです。
彼は大のオペラ好きでこの曲を全てリハーサルのために練習していただきました。
来週はオーケストラ合わせです。
道元さんのアレンジがどのように素敵に響くかとっても楽しみです。
もし、群馬県にいらっしゃる方がいましたら8月25日14時からの公演にどうぞおいでください!
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