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(前からの続き)

そして、フェラーリなどなんといってもマイクで取った音をホールでどのように音源とミックスするかが命なので、今回もいつも命を預けている有馬純寿さんにお願いでき、聴いた方からも、音がよかったといっていただいたので、本当に有馬さん有難うございました!!


このような公演はリハーサルを含めてとても贅沢に色々使用、準備させていただき、どう考えても一人ではできるものではなく、本当に沢山の沢山の沢山の方々にお力を頂いてここまで来ることが出来たのだと思います。


ホールのスタッフの皆様も本当に温かく見守って、サポートいただき、毎日が幸せの連続でした。

また音楽三昧で7日間過ごすことが出来たのも夢のようでした。

宮本さんにも4日間合宿の時間をとっていただいたお陰だと思います。


まだまだ書きたいことはありますが、すでに長文となってしまいました。


今でも忘れることができない公演でした。


また皆さんとご一緒できることを心より願っております。


宮本さん素晴らしい!!!

有馬さんブラボー!

伊藤さん有難うございました!


なんといっても企画プロデューサーのIさん凄い!!


トランスミュージックフェスティバルは一旦終わり、別の形態でまた進んでいくと思います。

これからどのようなことになるでしょうか。


お世話になりました皆様


有難うございました!!!!!!!!

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もう2週間経ってしまいましたが・・・

凄く楽しかったです!!!


TRANCE MUSIC FESTIVAL 2022

ピアノとパーカッションのTRANCE-in Searchi of the Lost( )-

【出演】
ピアノ:中川賢一
パーカッション:宮本妥子
エレクトロニクス:有馬純寿

【曲目】
フェラーリ:Cellule75
カーゲル:MM51
ヤコブTVThe Body of your Dreams

日時、会場

121日 豊中市立文化芸術センター


本来はこの「トランスミュージックフェスティバル」を2018年度から三年計画で行う予定で、20193月は私のピアノソロと田畑真希さんとのダンス、20202月は宮本妥子さんとのデュオ、2021年は同じく宮本妥子さん、エレクトロニクス有馬純寿さんとのシュトックハウゼン「コンタクテ」の予定でした。

それが2020年本番間際に新型コロナウイルス感染対策として本番1週間前に延期決定。

これが私のはじめての「コロナ禍」のコンサートの延期決定でもありました。

それからそのコンサートを20211月に延期するも、また20211月に突然感染者が増え、また延期。3月には感染者が減ったので3月にコンタクテは行い、延期の公演がとうとう2週間前の121日に行うことが出来ました。

感無量です。


元はというと、このトランスミュージックフェスティバルを考案した豊中市立文化芸術センターのプロデューサーIさんに20174月にはじめて会うことがあり、そのときに、「現代音楽で何かやりましょう!」と立ち話をしたことがきっかけで、その年の8月にホール下見、話し合いで出てきた企画書


「トランス」


と書かれたものを見せていただきました。

公共ホールで「トランス」

責めているな!と思い凄くワクワクしたのを今でも思い出します。

そこから5年経ち、とうとう三回のトランスミュージックフェスティバル全三回に参加できたのが本当に嬉しいです。

Iさんとタッグを組んで5年間やってきたことが沢山演奏中に浮かんでまいりました。


今回は昨年のシュトックハウゼンの「コンタクテ」で共演させていただいた素晴らしいパーカッショニストの宮本妥子さんとその時のエレクトロニクスの有馬純寿さんとの共演でした。


宮本さんとは常に入念なリハーサルを組むことにしておりますが、今回も彼女の地元の滋賀で四日間ホールのリハーサル室を借りて入念に朝から晩までリハーサル、そのあとホールで二日間リハーサルののち本番でした。

リハーサルには超強力な助っ人伊藤さんがいらっしゃり、なんでも素晴らしくサポートしていただくので、助手とかマネージャーとか書くレベルではなく、とにかく決めの細かいアシストに凄く助けられました!


今回のチャレンジは私もはじめて演奏するリュク・フェラーリの「細胞75

これは彼が作成した音源とのアンサンブルですが、どう譜面を読んだら良いか??の作品で、譜面もなかなか手に入らず、最終的に自筆譜を手に入れるもの、筆記体(ヨーロッパ人の手書き筆記体は凄く読むのが難しい!)を読めず、フェラーリ研究家の椎名亮輔先生に対訳をお願いし(椎名先生本当に有難うございました!)昨年7月に読解のためだけのリハーサルを滋賀で宮本さんと行い、そして今年の音出しのリハーサルに至りました。

その間も有馬さんにカウンター付きの音源動画を作っていただいたり、とにかく時間をかけてリハーサルをしてまいりました。


曲は弾くべき断片「細胞」があり、それを使いながら半ば即興のように演奏していくのですが、とにかく毎日弾きまくりました。

何十回通したでしょうか。

つまり部分部分のみリハーサルしても意味がなく、トータリティもとても重要なのでそのようなリハーサルとなります。


結果1日目でもかなり演奏を披露できるくらいの出来になったので、滋賀では四日間もあったので相当余裕を持って豊中の会場入りに向かうことが出来ました。


他の曲も沢山練習しましたが、逐一その動画を豊中に送っておりました。


豊中に着くと、スタッフがその動画を本当によくみていただいており、照明もすでにプランされていて、なかなかハードな現代音楽にも関わらず、音楽に合わせた素晴らしい照明を音楽の変わり目に合わせて逐一変化させながら作っていただきました。


昨年もまた2019年の第一回目も照明の皆さんには私の本当に細かい希望を完璧に実現していただき、なお、音楽の細かいニュアンスに合わせて照明を変えていただいたのは感激でした。


豊中恐るべし。

とにかくスタッフがアツい。

勿論とても冷静的確です。


今回は後半にもカーゲル、ササス、シェフェール、ヤコブTVと並べましたが、終わってから来ていただいた知り合いからも楽しんで頂いた声をいただき、またアンケートでも沢山の嬉しいお言葉をいただいたのが本当に励みになりました。


ササスのマトルズダンスは宮本さんと相当前から、何回も凄くゆっくりのテンポから繰り返し繰り返し練習した曲で、身体の隅まで入っている曲になりました。

ある意味宮本さんとの歴史かと思います。

今回もなんの不安もなくバッチリ隅々まであった演奏ができたのではないかと思います。


ヤコブTVの「The body of your dreams 」でははじめて打楽器入れたバージョンでフルで演奏しました。

宮本さんがバッチリ音源を聴き込んでいただいてカッコいいドラムの演奏を入れたバージョンにしました!


他にも沢山ありますが、宮本さん本当に素晴らしかったです!!

また是非演奏しましょう!!


(次へ続く)

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富山の素敵なメンバーでのオーケストラコンサートの翌日1月31日は富山県立美術館にて

ミュージアム コンサート 2021

【出演】
中川賢一(ピアノ)
廣瀬大悟(トロンボーン)
安田健太(ホルン)

でした!

前日のオーケストラのメンバーであるトロンボーンの廣瀬さんとホルンの安田さんとの共演。
ホルン、トロンボーン、ピアノのトリオはなかなかないトリオだと思います。

美術館が「ニャー」展という展示をしており、猫づくし。
それに合わせて猫に関した曲を沢山演奏しました。
アンコールの「黒猫のタンゴ」では凄い盛り上がりとなりました。
勿論クラシックの名曲も沢山演奏。
この美術館は本当に響きが素晴らしく、天井が高いのでヨーロッパの教会で演奏しているような気持ちになりました。
私もヨーロッパでは美術館で演奏することもよくありましたが、そこも高い天井なので、それにも似ているような響でした。

最初ホルンとトロンボーンとピアノでヘンデルの「水上の音楽」から始まり、その時から天に向かっていくその響きは、自分が演奏しているのにも関わらず私が最高の席で聴かせていただいたような気持ちになりました。

廣瀬さん、安田さんとは富山県のメンバーによる金管五重奏のアウトリーチのプログラム作成にアドバイザーとして関わらせていただき、その頃からとても素晴らしいアンサンブルで私も色々親しくさせていただき、昨年7月にはその金管五重奏とピアノで演奏とワークショップを合わせたコンサートをさせていただきさらに絆を深めさせていただいておりました。
そのメンバーの廣瀬さん、安田さんとガッツリリハーサル、本番できた事が本当に嬉しかったです。

前日のオーケストラ本番を終えてすぐにミーティング、リハーサルと行い、翌日本番。
凄くタフなお二人。

さまざまな曲を廣瀬さんが編曲なさったり、スコアから色々アイディアを出して3人のアンサンブルとしたりと、音楽で色々会話できるのは本当に演奏家冥利に尽きます。
富山県文化振興財団の皆さま、演奏家のメンバーで猫に関する曲を混ぜながらどのようなプログラムが相応しいか沢山のやりとりをして練りに練ったプログラムを作ることができました。
zoomでの会議もして、リハーサル前に譜面の準備も含め万全の状態でリハーサルに臨むことが出来たと思います。

あっという間の1時間。
音楽に満ちたじかんであったと思います。
金管二人ですが、とてもマイルドで豪華に響いた時間でした。
お客様からは我々の背後のガラス窓から富山市内の夜景が見える素晴らしい環境でした。

富山にいた5日間、毎日素晴らしい演奏家と音楽三昧。
三日連続の本番は宝でした。

廣瀬さん、安田さん、富山県文化振興財団の皆様、本当に

ありがとうございました!!!
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富山県次世代育成音楽ふれあい事業

親子で聴く0才からの音楽の時間♪

ホールでオーケストラ!


とても楽しく終えることが出来ました!

私は指揮。

富山の音楽家によるオーケストラ。

本当に本当に素晴らしい演奏でした!


129日富山県高岡文化ホール

130日富山県教育文化会館


発売後あっという間の完売。

今年は富山の音楽家のみのオーケストラに私は指揮、コンサートマスターに神谷未穂さん、フルート首席と全ての曲の編曲をあらかわ荒川洋さん、司会進行と歌を鵜木絵里さん、コンテンポラリーダンスはセレノグラフィカさんのお二人が参加致しました。

私、神谷さんは富山の音楽家によるアウトリーチプログラムのアドバイスをさせていただき、沢山今回のメンバーともよく知った仲でオーケストラと皆さんとのチームワークもバッチリでした。

昨年の4月から富山の財団の皆様とzoomで会議を始め何回となく会議を重ねて練りに練った内容に致しました。

富山の音楽家のみで是非オーケストラを!ということで弦楽器はコントラバスはなく、管楽器はフルート、クラリネット、金管五重奏という編成。それに打楽器と歌でどのようなサウンドできるか?!というのを荒川洋さんと相談を重ねて素晴らしいサウンドのアレンジをしていただきました。例えばスターウォーズは普通のフルオーケストラに負けない豪華な響きとなり感激です。

また荒川さんには木管セクションを引っ張って頂き、またアレンジャーがいるので全てのメンバーが荒川さんに質問ができ、あらゆる疑問を解消した中で本番に臨むことができました。

今回はピアノパートもあるので、では今回の私の役割は全体のまとめ、プログラム構成、そして指揮かな?と思い指揮者として立つことにさせていただきました。

ならばどうしてもコンサートマスターは超重要なので、是非とも盟友神谷未穂さんをお願いしたいと思い、実現が叶いました!富山の財団の皆様も神谷さんも富山の弦楽器の皆さんとの共演をとても楽しみにしていただきました。

神谷さんはリハーサルから途中でとめる合間合間にすかさずさまざまなパートに指示を与え、また演奏でズンズン推進力のある音楽に全員を引っ張っていく姿は非常に頼もしく、沢山の指揮者が神谷さんを指名するのも本当によく分かりました。東日本大震災のときに沢山の慰問演奏を一緒にしてからのさまざまな想いがあるので感慨はひとしおでした。

ありがとう!みほちゃん!


また、今回は大体の演奏時間は分かっていながらも、実際音を出してみないと本当の演奏時間がわかないところも色々あるのと、ダンスとの絡み、体験型の時にどれくらい時間がかかるか?などの不確定要素も多いのにも関わらず、1時間で終了を目標としていたので、その場その場臨機応変に合間のトークを伸縮させながらかつ安定した0歳向けのお話と、歌と、読み聞かせと体験型のナビゲーションも全てできるのは鵜木絵里さんしかいない!!ということで、是非ともということでお願いしました。

もう期待以上の素晴らしい本番の活躍!時間もOK!歌声は新曲も含めて素晴らしく「だるまさん」シリーズの読み聞かせは聴衆が釘付けでした。

そして!おまけに本番前の影アナと本番後の影アナまでしていただきました!これぞ神業!!!

鵜木さん、素晴らしすぎるよ!有難う!!


荒川さんにはなんと今回のためにオーケストラの楽器紹介の曲を作曲して頂きました。その合間を縫って鵜木さんがお話。

また絵本の読み聞かせ「だるまさん」シリーズのなかの2冊も読み聞かせのために荒川洋さんが作曲。八面六臂の大活躍でした。

アルルの女のフルートのソロも素晴らしかったです。


それにセレノグラフィカのお二人が素晴らしいダンスで沢山の曲で踊っていただき、耳でも目でも楽しむことができるコンサートとなりました。

コンサートも最初にセレノのお二人のダンスで始まり、我々をダンスで呼び込んでいただきオーケストラ入場、その後チューニング、またお二人のダンスで私が呼び込まれて指揮。

素敵なオープニング。

各々のソロの踊り、エンターテイナーでのお客様との手遊びのナビゲーション、「ユーレイズミーアップ」ではグッとくるデュエットほか本当に沢山の素敵な踊りを有難うございました!!!


そしてなんといっても主役は富山の音楽家によるオーケストラの皆さん。

私もピアノの入っている室内楽、金管五重奏のアウトリーチのプログラムアドバイスをさせていただいたので、沢山のピアニスト、弦楽器奏者、金管五重奏の皆さんと素敵なプログラムを作ることができ、この様な全ての皆さんと一緒の舞台を作ることが出来たのが感動!

神谷さんも弦楽器四重奏のアウトリーチのプログラムのアドバイスをされていたそうで、弦楽器奏者とのコミュニケーションもバッチリでした。

そのようなチームワークもあり、一丸となったサウンドはたった1日のリハーサルだけでとてもまとまった豪華なサウンドになったのも、富山の音楽家の皆さんの凄い熱意、エネルギー、パワーがあったからこそと思いました。

私は最高の位置で皆さんの奏でる音楽を鑑賞できたと思います。


今回は本番衣装は子供に喜んでもらえるような衣装、一人一人バラバラでOK!出来るだけ個性的に!1日目2日目で違ってもOK!とお願いしましたら皆様素晴らしい個性的な衣装で感激。私も銀のジャケットでした。


舞台の皆様、カメラワークの皆様も素晴らしく、素敵な光と映像の舞台を作っていただきました!


あと、なんといってもここまでに本当に長い間忍耐強く企画にお付き合いいただいたここ数年のお付き合いのIさんをはじめとした富山の財団の皆様には心から感謝申し上げたいと思います。

本当に膨大な時間を注いでいただいたと思います。


個人的にはここ数年富山の皆様と関わらせていただいた集大成であったなぁとしみじみ思いました。


また、これからもこのメンバーで一緒に音楽を作ることができたらとっても嬉しいです!


本当に心に残る忘れられない時間でした!!

今年最初の年から感激です。


関わっていただきました皆様本当に


有難うございました!!!!!!!


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