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キエフの大門
月の光

東日本大震災があり11年経ちました。
私もその時実家の仙台で地震に遭遇しました。
その後沢山の場所で慰問演奏もしました。
地震の1ヶ月前に壊滅的な被害があった七ヶ浜での演奏会で弾いたのはキエフの大門。
慰問演奏など機会があるごとにキエフの大門を弾いて参りました。
七ヶ浜の常宿にはピアノがありいつも月の光を弾いておりました。
そのピアノの部屋には波が入り、浮いたピアノ。夜には波がひいて、その部屋でそこの女将は何も音がなく光がないところで、ふと浮かんだ曲が月の光だったそうです。
夜ば電気がないので本当に星が沢山光っておりました。
その約1ヶ月後にそこに赴きそのピアノで弾いたのが月の光です。
私が使っているぼろぼろの楽譜です。
もしかしたら亡くなった友達を想って作曲したかもしれないロシア人ムソルグスキーの(ウクライナの)キエフの大門。
昨日の富山でのワークショップでも最後に演奏しました。
11年前、現在のさまざまな状況、色々なことが頭を駆け巡ります。
これからも生きている限り演奏していきたい曲です。

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