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本日は某大学の入試試験官でした。

その時出た話です。

最近は新型コロナウイルスは単なる風邪であるという話が広まっているので、本日聴いた話を書きます。

2月に私がよく知っている先生二人が新型コロナウイルスに感染したことを本日知りました。

ある先生は2月初旬に同じ試験で審査するはずでしてが、突然お休みになられたので、どうしたのであろうかと思っていたら、濃厚接触者になったので試験を休んだということでした。その三日後位に発症。人工呼吸器を使うくらいの大変な症状だったそうです。年齢も私と大きくは離れておりません。それから1ヶ月経った現在、本日お会いした試験官の先生に、昨日その罹患した先生から電話連絡があったようですが、まずはリハビリとして文字を書くところから始めている話しだったそうです。

立つのも大変のようでした。

発症してすぐ入院、話もできなかったので、電話がやっとできるくらいになったときは、もう声が凄く小さく、その大変さがとても伺われるようだったと言います。

身体的にも大変ですが、罹ってしまったことが精神的にすごくショックであるということです。そこからの回復も大変だと思います。


もう一人の先生は私と一歳違いて、やはり2月に新型コロナウイルスに罹ったそうです。

肺炎も併発し、本当に大変であったようで、同じく立つことも大変な状態だったということです。よってその先生の大学業務を他の先生に委託するような相談をしていたようで、その話を電話連絡を受けた先生からその報告を私が聴きました。


ここには書ききれないのですが、話しを総合すると、お二人の先生は生死を彷徨うような感じもあったのではないかと思われます。

少なくとも意識はかなりなくなり、その後の報告を受けた先生との電話のやりとりも、論理的に噛み合わないところが多くあり、同じことを繰り返して話す感じもあったということです。


罹患して1ヶ月経ってこの状態ですので、やはり症状は重いものではないかと思われます。

二人とも相当きつかったと言っていたそうです。



私は幸いに二年間罹患することもなく、無事に元気に過ごしておりますが、本日突然私のよく知っている二人の壮漢な男の先生お二人が新型コロナウイルスに罹患して大変な状態にあることを聴くと、やはり、少なくとも私の世代は単なる風邪だから大丈夫・・・とは聴き流せないことのように思われました。


とにかく個人個人で予防して気をつけないといけないとは思いましたが、あまりにも大人数の感染者が毎日出ていて、それに慣れてしまい気を緩めがちになるかもしれず、注意しないといけないとあらためて思いました。

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