続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

八幡太郎義家ゆかり(?)の法楽寺

2023-02-10 15:28:33 | 上野十二社

どんよりとして、雪が降り出しそうな朝でした。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出て、岩神沼まで行ってきました

 

沼の西に細道があります。

残念、途中で行き止まりです

戻って、沼前で、はいポーズです

獅子くんが、よくやってくれたね

ひめちゃんも、そろそろ換毛が始まるかな?

 

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、今日は一日中おうち犬です

朝ご飯の後、ちょっと外に出てみると、雪が降り出しています

暖かさに誘われて咲いた椿、大丈夫かな?

 

 

 

 

賀茂神社の駐車場のすぐ隣は、法楽寺です。

 

 

高い塀の向こうなので、賀茂入沢川の方から、回り込みます。

雰囲気として、神社とあまり交流がなさそうです。

賀茂神社の旧参道を下ります。

 

法楽寺駐車場は、それなりの広さのようです。

こんにちは

ちょっと険しい顔です

 

 

山門に回り込みます。

 

右手の石仏です。

凜とした青面金剛です

しっかり邪鬼を踏みつけています

 

左手の石造物です。

あれ、「納経所 別当法楽寺」ですって

隣の青面金剛は、お姿がありません

神仏分離の時に削り取られたかな?

 

 

賀茂神社の脇からの沢です。

川ではなく、沢です。

水がほとんどありません。

 

山門をくぐって、右手に御賓頭盧(おびんづる)さまです。

せっかく目立つ所にあるのだから、御賓頭盧さまの御朱印でもあるといいなあ

とりあえず、合掌

 

 

墓地と六地蔵さんは、神社側の西方にあります。

賀茂神社の森がすぐそこです。

 

 

本堂前で合掌

法楽寺の御正体ですか。

賀茂神社にあったのが、神仏分離の時に、こちらに引き取られてきたのですね

写真でもあるといいのになあ

 

 

静かすぎて、庫裏を尋ねて御朱印をという雰囲気ではありません

静かに、退散です

 

 

さきほどの橋を確認です。

橋は賀茂橋でした

 

 

『ぐんまのお寺 真言宗Ⅰ』(平成13 上毛新聞社)によれば、法楽寺は

寺伝では、「天喜5年(1057)八幡太郎義家は朝廷の命に随わぬ奥州の阿部貞任と宗任を討つため、当寺に立ち寄り戦勝祈願した。

戦いは勝利をおさめ、康平元年(1058)3月、戦勝のお礼のため賀茂神社と当寺の間に舞台を造営して、法楽の舞を奏上した。

後にお供の周東刑部左衛門が当地に残り、八幡太郎義家の命によって戦没者の慰霊のため、当寺を建て替えて山号を八幡太郎にちなみ八幡山とし、寺号は法楽の舞を奏上した事から法楽寺と名付けた」と伝える。

この伝承を史実とする史料は残念ながら不明である。

 

賀茂神社でも、義家が奥州討伐の戦勝祈願をしたとありました

戦勝祈願ばかりしてると、戦いの前に疲れてしまいますね

この寺には、戦を勝利に導く有名な仏があったんでしょうか

戦没者の慰霊のための場所は、戦いの行われた所・奥州にもっと近い方がいいでしょう

 

わざわざ、お礼に舞台を作って法楽の舞を舞ったんですか。

お供の周東刑部左衛門、なぜ残ったのでしょうか?

 

ロマンがいっぱいの伝承です

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賀茂山祭祀遺跡はどこに?

2023-02-09 14:43:09 | 上野十二社

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

朝日を浴びてのお散歩です

タバサねーちゃんは、張り切ってます

諏訪神社の向こうの高台を、南に下ります。

赤城山は吹雪いています

牧場を夢見た、名残のサイロかな?

 

左折して山上城跡公園に向かうと思いきや、住宅街の横道に入り南下します

龍源寺を横目に、まだ南下します

タバサねーちゃんは、案外頑固者です。

自分の主張を、曲げないところがあります

 

膳城趾公園に、裏から入っていきます。

あのピンクの、目立つトイレの脇を通って帰ったよね

 

車でこの間来たばかりだから、ちょっと公園を横断して帰ります

 

膳八幡神社の脇を帰ると思いきや、脇から神社に入っていきます

手水社があります

「時昭和三年八月、上毛電気鉄道開通」の文字が見えます

何度も来てるけど、初めて気づきました。

上毛電気鉄道(上電)開通は、この村(勢多郡粕川村)にとって、本当に喜ばしいことだったのです

 

「栃木県足利町北郷(きたごう)村大字江川 献主 村田勘次郎」の文字も見えます。

北郷って、樺崎八幡宮の近くの、北の郷農産物直売所のあたりかな?

 

電車に乗って、前橋へも桐生へも行けるようになったのです

足利も、終点西桐生から桐生駅までちょっと歩いて、両毛線に乗れば行けるようになったのです

 

普段は前を通るだけでしたけど、かなり意義ある手水鉢だったのです

 

 

 

上野十一之宮・賀茂神社脇の「句碑のみち」先に、お宮があります。

この奥も気になりますけど、賀茂山祭祀遺跡⇒は、左を向いてます。

 

鳥居の前の脇道を、左折します。

右手に、山の方に上る道があります。

 

墓地のような

何だろう

神社の境内だと思うけど、何だろう

 

振り返って、くねくね道です。

 

道が分かれて、橋があります。

賀茂山祭祀遺跡の表示はないね

どっちだろう?

 

このまま神社の裏山も行けそうだけど、ちゃんとハイキングの用意してきた方がよさそう

何が出るかわからないし

とりあえず今、日は退却です

 

 

駐車場に戻ると、付近の案内図がありました

「自然と歴史を散策しながら巡るみち」ですって。

祭祀遺跡は、橋の向こうでした

そのまま行ったら、手臼山砦跡・石宮でした。

 

そのうちに、再チャレンジしてみましょう

距離の目安もありますけど、おばさん達が歩くには、もう少し多めに考えておいた方が良さそうです

彦部家住宅からも行けそうですね

 

このあたりには、パワースポットがいっぱいありそうです

 

折角だから、隣の法楽寺にも寄って行きましょう。

たぶん、江戸時代は賀茂神社の別当寺だったのでしょうね

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モミの木群の十一之宮・賀茂神社

2023-02-07 17:28:51 | 上野十二社

夕方、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、南の方にお散歩です。

ムム、変な人がいる

杖を持った老人です。

 

ケンくんちのそばの、「南無阿弥陀仏」の文字塔を通ります。

2人の関係悪くはないはずだけど、威張りんぼのひめちゃんがだから、微妙かな

 

お家に帰って、玄関から入ります。

お水を仲良く飲んでます

ペットボトルのお水を逆さにセットして使用する、なかなか便利なものです

もう長いこと使ってます。

 

寒さが緩んで、椿も咲き始めました

 

 

 

 

1月6日、美和神社参拝の後、同じく桐生市内の上野十一之宮・賀茂神社(桐生市広沢町)に参拝です。

駐車場があるような、ないような?

鳥居の前に、とりあえず3台くらい駐車出来ます。

他には見当たりません。

「大雨降雪時の、賀茂神社への参拝は大鳥居の前でお願いします」だって

何か事故でもあったかな?

 

鳥居の額は、地味に賀茂神社です。

清浄なる空気がいっぱいの感じです

森林浴かな?

 

由緒です。

「東国鎮護のため山科国賀茂神社を勧請」と、みえます。

 

モミ群の説明板です。

モミの木がたくさんあるのですね

「奥州征伐の時、源義家が戦勝祈願をした」んですか

義家はここを通って奥州に行ったんですか

 

モミの木かな

 

手水舎は、普通です。

その向こうの社務所には、車があって電気も付いています。

御朱印が出るか、聞いて見ましょう。

「こんにちは

何度声を掛けても、反応はありません。

残念

 

 

さて、拝殿で参拝です。

御神木はモミかな

拝殿で、2礼2拍1礼です。

 

 

社殿の周りを一周してみましょう。

 

あの石灯籠が、桐生市指定の重要文化財かな?

古そうだけど。

 

本殿は鮮やかそうです

思いがけず、鮮やかな本殿でした

彫刻のテーマは、中国の聖人君子の物語のようです。

 

 

社殿の左手に何かあります

句碑のみちですって

宮司さんの作品かな?

あれ、こんな看板も

ワン散歩、できないね

 

 

奥山に、何様だろう?

とりあえず、ここで2礼2拍1礼です

 

賀茂山祭祀遺跡⇒が気になります。

ここの山奥は、古代に祭祀が行われた山だったのかな?

 

 

(つづく)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近江商人の記憶のクスノキ

2023-02-04 15:09:20 | 上野十二社

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

寒い朝ですけど、昨日より冷え込みがウチバです。

諏訪神社の向こうの高台目指します。

昨日凍っていた途中の沼は、今朝は凍ってません。

ひめちゃんは、どうしても突き当たりまで行くと譲りません。

案外頑固者です。

タバサねーちゃんも、付き合います。

タバちゃん、少し換毛が始まったかな?

 

突き当たりを南下します。

山上多重塔を横目に帰ります。

せっかく国指定の重要文化財なんだから、無人でもいいからガイダンス施設でもあればいいのにねえ

 

 

 

上野国十之宮美和神社を参拝の後、桐生歴史文化資料館に戻ります。

でも、どうしてここに、上野国十之宮の古い神社があるんだろう?

この辺りは、江戸時代初めに町割りが行われた所です。

大げさに言うと、ここには古代も中世もないという人もいます。

『新編桐生市史』の編纂が始まるそうですけど、是非に解明してもらいたいものです。

なぜ、大和の三輪山の大神神社から、三輪大明神を勧請してこらたのかを。

 

 

駐車場の隣は、矢野園です。

やはり目立ちます。

 

ちょっと回り道していきます。

附祠社が気になります。

 

案内板を確認です。

大きいので都合で2枚です。

矢野さんは、近江商人だったんだ

お茶屋さんだとばっかり思っていたけど、お酒や味噌も造っていたんだ

 

そういえば、大間々の日本一醤油(岡直三郎商店)も、近江商人だ

常広寺に竜骨を持ってきて、後に七つ梅を創業した田中藤左衛門も、たしか近江商人だった

近江商人って、醸造技術を持って全国展開したのかな?

 

でも、商売だけじゃなくて、神様を敬うことを忘れなかったんですね

岡直三郎商店の稲荷様は、旧大間々町役場西の森の中にあります

間々の端山の稲荷様(ままのはばやまのいなりさま)

ここは、クスノキの下にあるんですね

 

重伝建の建物を横目に、楠目指します。

 

 

ありました

ここも駐車出来そうです。

寛延2年(1749)からだと、今年で274歳の御神木です

 

もう一ヶ所は、立ち入り禁止です。

もう一本のクスノキは、枯れちゃったかな?

祠社は大丈夫そうだけど

 

 

店舗の脇から、駐車場へ戻ります。

大クスノキ、見えてます

 

 

正面に、近江屋喜兵衛の文字です。

ここが、あの渡辺崋山の妹さんの嫁ぎ先だったのですか

訪問してみたい雰囲気です

上のメニューは、当日でいいのかな?

そのうち、ゆっくりうかがいましょう

 

さて、桐生歴史文化資料館です。

あれえ、閉まってます

残念、また今度来ます

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美和神社は三輪神社だった

2023-02-03 15:42:28 | 上野十二社

寒い寒い朝です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出ます。

寒いけど、しっかり用を足します。

どちらかが用を済ませると、二人でご褒美の催促です

自分がしていなくとも、ご褒美をもらうのです。

ひめちゃんとタバサねーちゃんの算数です

最近は、シニア用のドッグフードをひとにぎり持って行きます。

でも、十分満足のようです

赤城山も寒そうだね。

 

ひめちゃんちの椿・玉の浦が咲きそうです。

去年は一輪も咲きませんでした。

今年はいっぱい咲いてね

 

 

 

1月6日、上野十之宮・美和神社の参拝です。

 

神楽殿には、大間々の銘酒・赤城山の樽です。

 

社務所は、閉ざされています

まだ松の内です。

書き置きでも、御朱印用意しておいてもらえると、うれしいのになあ

今日は晴れてます

「晴れまいり」でもあります。

晴れまいりの御朱印、書き置きで用意しておいてもらうと、参拝増えるでしょうね

 

正面の古い階段を降ります。

郷社美和神社です。

大正六年(1918)の文字が見えます。

 

あれ、反対側に「三輪大明神」の文字発見

こちらも三輪大明神です

寛政二年(1790)と見えます。

 

江戸時代には、三輪神社だったんだ

大和の三輪山の三輪明神・大神神社(おおみわじんじゃ)から勧請されたんだ

 

そうすると、西宮神社の勧請のときに、美和神社になったのかも

 

 

歩道橋を登って帰ります。

初めてこの歩道橋を渡ります。

この下の道、以前はよく通りました

歩道橋の上からの眺めです。

お寺、いっぱいありそうです

歩道も、しっかりあります。

でも、駐車場がない

コンビニも近くにありません

環境良さそうなのに残念

 

桐生歴史文化資料館が、近くにあってよかった

企画展も時たまやってるし、古本等のグッズもあります。

もちろん寄って行くつもりです

 

(つづく)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする