続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白藤の藤麿墳

2023-10-11 19:24:37 | 栃木県

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、字・塚越を歩きます。

タバサねーちゃんが用を済ますと、ひめちゃんはしっかりご褒美を要求です。

真剣な眼差しで揺るぎない信念で要求します。

ひめは、遠慮という言葉を知らないのかしら?

アタチには出来ません。

 

ケンくんちの近くです。

ひめちゃんは、念入りに情報収集です

ニューフイスが出現したかな?

 

頭を垂れた稲穂の向こうに、ひめちゃんちの桂が見えます。

黄葉が始まったかな

 

 

 

栃木県下野市の薬師寺を数年前に訪問しました。

日本三戒壇の一つで、東国仏教文化の中心として隆盛を誇った時期があったそうです。

前回の訪問時に、鑑真和上の像が制作中でした

逢えるかな?

 

10月6日、ちょっと遠いけど、思い切って出かけてみました。

県道67号線をひたすら東に行きます。

古印最中も寺岡山元三大師も素通りです。

 

蔵の町・栃木も通ります。

また、ゆっくり庵策してみたい町です

 

ナビの案内に従って、曲がったのは数カ所ですけど、距離はありました

2時間半近くかかりましたけど、下野市薬師寺に到着です

 

まずは、日光開山の勝道上人の父・藤麿の墓という藤麿墳を目指します。

 

『下野市の伝説』(平成25 下野市教育委員会)に、

神護慶雲(767~770)のある年。勝道上人のお父さんが亡くなりました。勝道上人は、自分が修行し僧となった下野薬師寺の近くに、お父さんのお墓をつくりました。そして、お父さんの名前の藤麿にちなんで、白い花の咲く藤を植えました。

ところが不思議な事に、その藤は、何十年たっても何百年たってもつるが伸びません。枯れるわけでもなく、かといって大きく育つわけでもないこの不思議な白藤には、きっと勝道上人の徳が宿っているのだろうと言われました。

江戸時代になって、薬師寺の村の人たちは、この地を忘れないようにするため目印に石碑をたてました。その出来日が今も残っているのです。

 

 

めだたない史跡です。

前回の訪問でゲットした国指定史跡・下野薬師寺跡周辺散策案内を参考に、よくよくストリートビューで確認してきました。

 

赤い屋根の建物の後ろに目立たなくあります。

何百年も枯れることのなかった白藤は、いつ枯れてしまったのでしょうか?

子孫を残さなかったのかな

ここは合併前は、南河内町だったのです。

 

いつまでもここにあって下さいね

合掌

 

 

国指定史跡・下野薬師寺跡周辺散策、次は薬師寺八幡宮です。

前回は、下野薬師寺歴史館を見学して、史跡下野薬師寺跡を歩いて、薬師寺で御朱印をもらってからの参拝でした。

社務所は、ちょうどお昼休みの時間でした

今回は早めに参拝して、御朱印をいただきましょう

 

(つづく)

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