続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

伝説の寺・柳沢寺(前編)

2023-05-04 20:38:38 | 桃井郷

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

字天神にある、常広寺の新墓地に寄ります。

何じゃ、これは

石宮の隣の石が、価値があるのです。

だいぶ見にくいけれど、「正徳五乙羊」の文字があります。

正徳五年(1698)は、田中藤左衛門が竜骨を持ってきた翌年です。

この石宮は、いわば竜骨天神のような位置付けになりそうです。

竜骨と一緒に天神様の御札も売れたかな?

 

ご褒美下さいな

 

ひめちゃんたちは、天神田(字天神の田んぼ)を歩いて帰ります。

振り返った景色です。

あの森が天神の森、古い地図には天神宮があります

左端にちょっとだけ見える常広寺裏の竹藪、その後ろに天神沼がありました

そばを流れる川は、天神川でした

 

 

 

3月9日、またまた桃井郷の探訪です

国道17号線を道の駅よしおか温泉で降り、榛東村の柳沢寺(りゅうたくじ)を目指します。

有名なお寺なので、ナビさんも迷うことなく到着です。

 

あれ、参門脇に石造の剣です。

柳沢不動堂とあります。

失礼して、中をうかがいます。

お不動様がおいでです。

合掌

 

御堂の外にも、たくさんのミニ不動です

かわいい不動さま、何かいわれがあるのかな?

 

 

参道進んで、広い駐車場です。

時期的に、紅梅だったと思います。

五重塔が、目を引きます。

 

境内の案内図を確認です。

通用門から入って、客殿脇の小径を本堂に行って、仁王門を出て戻りましょう

 

 

上州七福神・毘沙門天のお寺です。

ちょっとお疲れの七福神案内板です。

 

 

赤門は閉まってます。

特別なときだけ開くのかな?

何かいる

麒麟(きりん)?

 

 

村指定文化財「柳沢寺縁起」の説明です。

内容は分かりませんね

先日いただいた「榛東村の文化財」(榛東村教育委員会)に、ありました

千葉常将の伝説『船尾山縁起』より

昔、榛名山麓の相馬という所に大きな寺があった。千葉左衛門(平常将)は船尾寺に子授けの願掛けをし、授かった息子の相満が11歳に鳴ると学問をさせるため船尾寺に預けた。やがて相満はやがてりっぱな学者に成長したが、その才を天狗に気に入られ、さらわれてしまう。それを知った常将は、寺に疑いを掛け、軍勢を率いて焼き払ってしまった。そこへ天狗が現れると総てを悟った常将は後悔の念から自害し、共の者も後を追った。その地を自害沢という。夫人が常将と一族を弔うために建てたのが船尾山柳沢寺で鎮守は常将神社。夫人も女房達と自害し、思川弁財天として柳沢寺の境内に今も祀られている。

 

素朴な疑問です。

相満くん、どうなったのかな?

みんなみんな、自害しなくてもいいのに

 

 

通用門を入って、客殿脇の小径を本堂に向かいます。

 

 

小径に、有名なあの方です

半跏思惟像ですね

合掌

 

 

何だろう?

中に何かあります。

社殿のようです。

龍もいます。

さっきの案内図にはありません

 

 

本堂が見えてきました

 

(つづく)

 

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