続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

傾いた狛犬と衝立岐大神(岩松八幡宮)

2022-09-21 20:19:14 | 石田川物語

昨日の夕方は西の空に日射しが見えたのに、今朝は泣き出しそうな空です

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内の西の方を歩いてきました。

ひめちゃんは、ズーッとどこかを見つめています

何かいるのかな?

 

田んぼ道を堀之内に戻ります。

赤と白の彼岸花が咲いています。

赤と一緒だと、白い彼岸花がいっそうきれいに見えます

 

 

 

 

尚純萩公園の後、岩松八幡宮にも足を延ばします。

八幡宮隣のいぬま公園に駐車です。

『上野国志』の記述が紹介されています。

岩松に八幡宮があり、新田義重が石清水の八幡宮を勧請したもので、その時松の小苗を採って来て植えた。それからこの地を岩松と名付けたとある。

著者・毛呂権蔵(もろごんぞう)は、隣の世良田村に住んでいました。

車だとほんの数分の所です。

 

 

公園隣の八幡宮に参拝です。

 

真っ赤な鳥居の手前に狛犬です

そういえば数年前に来た時、どちらかの狛犬が傾いていて、ちょっと心配でした。

どうなったかな?

右の狛犬さんは、傾いていません

安定しています。

 

左の狛犬さん、傾いてるかな?

やっぱり傾いています。

でも落ちないように固定してあるようです。

完全なる修復は難しいのかな?

でも、よほどのことがなければ、落ちることはなさそうです。

よかった

何らかの事情によって、このような置き方になったのでしょう。

 

 

真っ赤な元気な鳥居をくぐります。

2礼2拍1礼です。

地域の鎮守として、現役で活躍中のようです。

 

説明板があります。

やはり、「新田義重が石清水八幡宮の分霊を勧請した」とあります。

さっき行ってきた尚純萩公園の岩松尚純の子・夜叉王丸が、ここで元服したともあります

 

 

社殿の裏には、小さな社です。

もしかして、新田義貞を祀る新田神社?

岩松氏は、新田義貞ではなく、足利高氏と行動を共にしたと言うことですけど

 

 

裏から本殿です。

横(西)から本殿です。

しっかり現役です。

 

 

おや、見かけない神様です

衝立岐大神、「つきたつくなどのおおかみ」かな?

八街比許命(やちまたひこのみこと)、八街比売命(やちまたひめのみこと)もご一緒です。

 

ウィキペディアによれば、

岐の神(くなどのかみ)とは、古より牛馬守護の神、豊穣の神としてはもとより、禊、魔除け、道中安全の神として信仰されている。日本の民間信仰において、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚楽に入るのを防ぐとされる神である。また、久那土はくなぐ、則ち交合・婚姻を意味するものという説もある。

そして、別名の一つに、衝立船戸神があります。

 

ということは、八幡宮の前の道は重要な街道だったと言うことになるようです

今は八幡宮の少し北を国道354号線(現在は格下げになって県道142号線)が走っていますけど。

八幡宮の前の道、どこから来てどこへ行くのかな?

気になります

 

さて、旧国道354号線(県道142号線)に出て帰りましょう。

コスモスの向こうに八幡宮を見ながら帰ります。

おや、シラサギもいます。

のどかな岩松の風景でした

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