さーてさて。
治療を試みようとするとき、
どんなリスクが有るのか?
…という事は、大きな意味を持ちますよね。
余りに大きなリスクが想定できるのであれば、
状況を考えたら、行わない治療かも知れませんよね。
*
幹細胞療法の予測される不利益やリスクって?
1. 大量に細胞を静脈投与する場合、
稀に吐き気、嘔吐、過呼吸といった
軽度な症状が出る場合があり、また、
ごくごく稀には肺塞栓や虚脱といった重篤な副作用がある…
という報告もあがっているとのこと。
この事をふまえ、静脈投与を行う場合に限り、
体重に対して投与する細胞数を厳密に管理、調整するとのこと。
(体重5kgの場合、およそ500万個まで。)
2.細胞培養には、ウシ胎子由来の血清※を用いる為に、
※勿論、培養し細胞を投与する際は、洗浄し極力細胞のみが前提ですが、
理論上完全な洗浄は無理な為に、考えられることだそうです。
ウシに対してアレルギー反応を持つ個体は、
アナフィラキシー反応を示すリスクが高まるとのこと。
3.細胞培養には抗生物質も使用しているために
薬物アレルギーを起こす可能性もあるとのこと。
4.幹細胞からは、新しく血管を作る物質が
多く放出されると報告されていてる為、
既に癌が塊で存在していた場合、癌が大きくなる可能性がある。
以上、リスク…として記しましたが、
事前検査を徹底する事で、2.~4.は、ほぼ防げること。
また、1.の投与数もきちんと管理調整する事で防げる、
…とするならば、点滴の僅かな痛みのみで、
症状が改善されるのだとしたら…
価値ある治療と言えるのではないでしょうか。
また、拒否反応はなく、安全性が高い事は証明されているそうです。
じゃぁ、期待される効果は?
幹細胞は炎症を抑える物質を放出させ、
椎間板ヘルニアや関節炎なのど疾患において痛みを和らげたり、
炎症を抑制させると考えられている。
その他、猫の口内炎、炎症性腸症、アトピー性皮膚炎など、
様々な疾患においての有効性の確認が徐々に進められている。
それでも、上記疾患において効果が期待される一方で、
メリットがまったく得られない疾患やケースもあるそうです。
(うぃるで言えば、「靭帯断裂」や「膵外分泌不全」が当てはまります。)
…で、費用はいったい幾らなのよ?
という事で、受けた説明は下記の通りです。
治療費は病院により多少異なる様です。
あくまで、ご参考程度に…。
治療は3週間に渡ってのものになり、計3回。
初回、140,400諭吉
2回目以降、75,600諭吉
※初回には、「他家移植」の場合ドナーの検査費の一部が含まれるとのこと。
これが「自家移植」の場合は、その子の検査費が含まれる形に変わります。
多少の費用差は有っても、さほど変わらない形です。
この幹細胞療法の魅力は、
永遠に行う治療ではない…とのこと。
以前、ななみで「免疫リンパ療法」を試したことが有りますが、
これは、永遠に(命尽きるまで)一定スパンで行う治療でした。
それは戦う細胞リンパ球は、ある意味使い捨ての細胞なので、
培養し、増やして身体に戻してエンドレス…な訳です。
(兵士の戦いを想像して頂くと解りやすいカモ)
方や、幹細胞は、自ら移動する補修屋さん。
そして、培養して身体に入れられた後も、
体内でも一定数までは自ら増えてくれるらしく、
その疾患部位の補修を続けてくれるのだとか。
(現段階で、日本国内でも計8回以上の治療報告はないらしい。)
ただ、難しいのは、
「幹細胞は自ら疾患を判断し修理する補修屋さん」という事。
もし、補修対象と見なされなかった場合には、
見逃されてしまう場合もある…と。
この事が、効果を望んだ疾患に対してイマイチ改善が無く、
でも、他の疾患には効いちゃった…という、
治療成果になっているようです。
難しいですね。。。
以上が、私が説明を受けて来た内容です
*
うぃるに良い治療成果が付いてきてくれることを祈って。
でも、その前に、先日のブツの病理検査待ち…の現在です。
この写真は、先月の整体の際の写真!
今月は、ちょっと1ケ月スパンじゃなくなってしまった…
先生への手配が遅れちゃったカイヌシの責任なのだけど…。
うぃる、ごめんよー…
難しいお話は、今回まで
明日からは、また、アホ内容にもどります
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