fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

キャロル星三つ

2016-02-14 21:00:11 | 映画
土曜日、午前10時半、映画『キャロル』を観にガーデンズへ

アカデミー賞にノミネートされていて、ケイト.ブランシェットが主演、に惹かれて観に行ったけれど

言うほどでもなかった。

デパートの店員さんであるテレーズ(ルーニー.マーラ)が一目で好きになるほどケイト.ブランシェット演じるキャロルは魅力的でもなく

2人の恋愛に、ひりひりするほどの焦燥感や胸が締め付けられるほどの切なさが感じられず

デパートの店員さんだったテレーズが、あっという間に新聞社で働くほどの有能な人になったりして

深みのない映画でした。

50年代のファッションやインテリアがよかったのと

キャロルの親友であり元恋人のアビー(サラ.ポールソン)が魅力的で、

キャロルを陰ながら支えて憧れるくらいいい友人ぶりだったので星三つ。


でも口コミはかなり好評なようだったので、恋愛に関する私の感性が摩耗してしまったのかもしれません。

2人にもっと苦しんでほしかった、ですけどね、

情愛中毒のソン.スンホン演じるキム.ジンピョンみたいに、ダメージのジェレミー.アイアンズ演じるスティーブン.フレミングみたいに。

破滅への道を転がり落ちるくらいの激しさを求めてはいけなかったのでしょうか?

原作があるみたいなのでね、そうもいかないのかもしれません。



ブルージャスミンの時はあんなに素敵だったのにどうしたんだろう?ケイト.ブランシェット









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