Eテレで木曜日の9時からに放送されている〈クラシックTV〉
その前の〈ららら♪クラシック〉は録画して見ていましたが
クラシックTVになってからは軽い感じになったみたいであまり見なくなっていました。
しかし今回の放送は、なんと言っても〈バッハの魅力〉
それに素敵な鈴木雅人さんがゲストですしオンタイムで見ました。
鈴木雅人さんは、バッハコレギウムの首席指揮者でチェンバロとパイプオルガンの名手
〈らららクラシック〉で同じくバッハの〈ゴールドベルク変奏曲〉を解説してくださったときに
バッハを熱く語る姿にときめきました。
かと言って鈴木雅人さんのコンサートに行ったことがあるわけでもなく
ファンと言うほどのものではありません(^-^;
音楽の父と呼ばれているバッハ
今回は何故音楽の父とまで呼ばれているのか
30分ですがその魅力が存分に語られました。
教会の楽師長だったバッハは神様に捧げる楽曲を週一で作曲していたそうです。
才能は言わずもがな2度の結婚で17人も子供がいたのにすごいバイタリティですね。
鈴木雅人さんは「バッハの音楽は攻撃してこない」と、おっしゃっています。
それは、バッハが感情に任せて作曲したのではなく
名誉も金銭も関係なくあくまでも神様に捧げるためだけに曲を作ったからだ、とおっしゃっていました。
司会の清塚さんと「バッハを演奏すると整うよね。」と言い合っていました。
もちろん演奏は分かりませんが、聴くだけでもバッハは整うわ~、とTVの前でうなづきました。
前回のバッハのゴールドベルク変奏曲の解説の時は、
スタジオに鈴木雅人さんのチェンバロが持ち込まれていましたが
(シノワズリ柄が美しい鈴木さんのチェンバロ↑向かって右が鈴木雅人さん)
今回はパイプオルガンがスタジオに設置されていました。
弾きながら弾き方の解説をされていましたが
ものすごく難しそう
両手はもちろん、足もそしてストップを動かしたら音が変わるとか
聞いても全くちんぷんかんぷんでした。
そのパイプオルガンでバッハの小フーガト短調 を弾いてくださいました。
そして、バッハが自分の子供たちの教育のために作曲したと言う
〈平均律クラヴィーア曲集〉
(第一巻、第二巻それぞれ24の全ての調による前奏曲とフーガで構成されているそうです。)
合わせると4時間にも及ぶこの曲も鈴木さんと清塚さんのお勧めらしく
二人で好きな曲はこれなどと言い合っていらっしゃいました。
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調
これを聴いていると本当に癒されます。
〈バッハの魅力〉素晴らしい内容でした。
録画もしたのできっと何度も見ると思います。
クラシックTVの司会のお二人
清塚信也さんと鈴木愛理さん
(追記)
バッハは数学が得意だったそうですが
ゴールドベルク変奏曲の内容の複雑なこと!
32小節から成るアリアを最初と最後に配置し、その間にアリアの32音の低音主題に基づく30の変奏が展開され、全部で32曲となる。各曲は2部構成で前半後半をそれぞれリピートする。第15、21、25変奏のみがト短調で他は主題と同じくト長調である。3の倍数の変奏はカノンであり、第3変奏の同度のカノンから第27変奏の9度のカノンまで順次音程が広がるが、第30変奏は10度のカノンではなくクオドリベットが置かれている。第16変奏は「序曲」と題され、後半の始まりを告げている。
ウィキペディアからコピペさせていただきました↑
らららクラシックのゴールドベルク変奏曲の鈴木さんの丁寧な解説を何度も見ましたが
いまいち完全には理解できていません。
(色々書きましたが、私はクラシックに詳しいわけではありません、たまに聴く程度です(^-^;)