風邪で寝ているので読書しています。
夏に読み始めた〈シェニール織とか黄肉のメロンとか〉は、3分の2くらい読んだまま忙しくてそのままになっていましたが、やっと読み終えました。
『かつての「三人娘」が織りなす幸福な食卓と友情と人生に乾杯!
作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希。
そして彼女たちをとりまく人々の楽しく切実な日常を濃やかに描く、愛おしさに満ち満ちた物語。
江國香織〝心が躍る〟熱望の長編小説。
「会わずにいるあいだ、それぞれ全然べつな生活を送っているのに――。会うとたちまち昔の空気に戻る」――作家の民子は、母の薫と静かなふたり暮らし。
そこに、大学からの友人・理枝が、イギリスでの仕事を辞めて帰国し、家が見つかるまで居候させてほしいとやってきた。
民子と理枝と早希(夫とふたりの息子がいる主婦)は、学生時代「三人娘」と呼ばれていた大の仲良し。
早速、三人で西麻布のビストロで、再会を祝しておいしい料理とワインを堪能しながら、おしゃべりに花が咲いて。』
(Amazonのコピペ)
何が起こると言うわけでもなく、ただ学生時代の友達3人が50代になって再び出会い友情を再確認する、と言う話。
江國さんらしい柔らかで少し非現実的な文章が心地よい。
タイトルになっているシェニール織とは、いわゆるおばさま方に人気の某メーカーのハンカチやバッグの織り方のことで
学生時代にシェニール織って一体どんなステキな織物のことだろう、と憧れを持って思い描いた織物とは違っていてがっかり、と言うことらしい。
民子、理枝、早希、母親の薫を足して4で割ったら
江國香織さんになるのかな、と思ったりしました。
今日は朝からまた咳。
のど飴を舐めたら咳が止まるので
頻繁に飴を舐めています。