途中から見たのですが
昨夜NHKで放送していた〈笑いの正体〉女芸人の生き方
とても内容の濃い面白い番組でした。
MCは、仲居くんでスタジオゲストは、千原ジュニア、ミッツマングローブ、朝日奈央ちゃん
笑いについてインタビューを受けて笑いを語る女芸人さんは
上沼恵美子さん
大久保佳代子さん
友近さん
渡辺直美ちゃん
ゆりあんレトリィバァさん
横澤夏子さん
マッソAの加納さん
の7人でした。
7人それぞれお笑いに対する考えも違い立場も違う、、、皆さんの話す内容に
同じ女性として興味深くそして共感できる部分もあって面白かったです。
残念ながら上沼恵美子さんの部分はちゃんと見ることが出来なかったのですが
海原千里真理でデビューした時から本当に笑いのセンス抜群で
今でも女性の漫才師としては海原千里真理が一番面白かったと思っています。
大久保佳代子さんは、OLとお笑いを両立していたころもあったし
今でも、お笑いは男性のものと言う意識がある、とおっしゃっていました。
〈めちゃイケ〉でレギュラーになった時も、
男性芸人の笑いの空いた空間を埋めるという立ち位置だったそうです。
笑いの正体は?と聞かれて「空気」と答えていました。
友近さんは、本当に人を笑わせることが心の底から大好きなようでした。
笑ってもらえなかった時、女性芸人だから笑ってもらえない、と思ったことは一度もないそうです。
笑いは男女平等、大久保さんとは真反対の考えを持った方でした。
笑いの正体は?「麻薬」
笑ってもらえた時の笑いの声が忘れられない、もっとそれを身にまといたい、と思っているそうです。
インスタグラムでもたくさんのフォロワーを抱えて
アメリカでがんばっている直美ちゃん
太っていたってOK、自分を可愛く飾って自分をキャラクターのように
見せている姿が魅力的です。
アメリカで生きていくのは正直大変、と言っていました。
笑いの正体は?「サプライズ、常にサプライズを与えたい」
ゆりやんレトリィバァさんは、お笑いの天才と思っています。
「好きな人が出来たら面白くなくなる、そんなことないわ
と思っていたのに、好きな人が見ていると思ったら恥ずかしくて面白くなくなった。」
と告白していました。
笑いの正体は?「エクスタシー、笑ってもらえた時の快感がまた味わいたくてやってる。」
横澤夏子さんは、この中でも唯一結婚していてお子さんを二人お持ちです。
(上沼恵美子さんも結婚されてお子さん二人でしたね)
育児と笑いの両立の苦労をおっしゃっていました。
頭にこれ!と思いついてもメモする暇もない
単独ライブなんかをしているユリやんとかを見ていると
悔しいし、私、何してるんだろう?と思ってしまうそうです。
働き方改革が叫ばれているけれど、もっと男性が育休を当たり前に取れる時代が来てほしい
と、言っていました。
笑いの正体は?「幸せ、幸せにはすべて笑いが詰まっている。」
Aマッソの加納さんは、勝ち抜くためにオリジナルな笑いを求めて試行錯誤しているそうです。
オリジナルな笑い、結局はお笑いも想像力が非常に重要
私たちは単純に笑わせてもらっているけれど、生み出す側の芸人さんたちは本当に大変だと思います。
センス、才能、想像力、エネルギー、ほんの一握りそれを持っている人のみが生き残れる世界ですね。
笑いの正体は?「探す」
大阪出身で結婚するまでは大阪で育った私は
やっぱり笑わせることが大好きで、常に笑いを求めています。
「笑わせてなんぼ」芸人でもないのに大阪の人はそう思っている。
特に関西の中でも大阪は自虐ネタが大好き
このブログでも自分の失敗をたくさん書いていますが
「かわいそう」などと思わずに笑ってもらえたら本当にうれしい。
女性芸人さんの笑いの正体
探す、麻薬、エクスタシー、幸せ
それらの言葉に深く頷きました。
例え(?)夫であっても笑ってもらいたい、なので朝一でまず夫を笑わせる。
それに命を懸けてます!(少々盛り過ぎです)
笑ってもらったら自分にも幸せが来る、とかの理屈じゃなくて
とにかく笑わせたい
再放送があったらまた見たいくらい良い番組でした。
(色々なところから画像をお借りしたので
大きさがまちまちですみません)