奈良散策 第442弾
5月3日に大和民俗公園に行ったのですが、その続きです。この日は接写とコンデジの両方を持って行ったのですが、今回はコンデジで撮った写真です。
最初は白フジです。
これはヒメウラナミジャノメ。
花菖蒲園はまだこんな状態でした。
これはたぶん、オッタチカタバミ。
それからバイカウツギ。
そのバイカウツギにツマグロヒョウモンが来ていました。
スイレンの花はもうじきです。
この日はツマグロヒョウモンがいっぱい飛んでいました。本当はツツジに来ている黒いアゲハ類を狙っていたのですが、まったくと言っていいほど見かけませんでした。
モンキチョウもいました。
キショウブがぼつぼつ咲き始めていました。
この白い花はハナショウブだろうか。(追記2022/05/11:ハナショウブと書いたのですが、今頃咲くのはカキツバタではないかという話です。検索表で調べてみると、基本、葉で見分けるようです。ハナショウブ、アヤメ、カキツバタだけに限ると、葉の中肋が高く突出しているのがハナショウブとノハナショウブ、葉の中肋があまり隆起せず、葉の幅の狭い(6~10 mm)ものがアヤメ、葉の幅が広い(12~30 mm)のがカキツバタになるようです(「日本草木植物総検索誌単子葉篇」による)。花弁のように見えるものは外花被片という萼片ですが、アヤメは外花被片基部が黄色で青紫色の網脈があるが、カキツバタにはそれがないということで葉の特徴以外でも見分けられるようです(「日本の野生植物Ⅰ」)。「植物検索ハンドブック」によると、葉の特徴のほかに、外花被片の基部に黄色部があり網目模様がなく、内花被片が直立するとノハナショウブ、色彩が多様で、内花被片は直立または反曲だとハナショウブ、外花被片の基部に白色部があり網目模様がないとカキツバタ、外花被片の基部に黄色部があり、そこに紫の網目模様があるとアヤメとのことです。これはたぶん、カキツバタではないかと思われますが、もう一度確かめてきます)
これもハナショウブなのかな。自信はありませんが。(追記2022/05/11:上記の通りで、これもカキツバタかもしれません)
この辺り、去年もそうだったのですが、シオヤトンボがいっぱい飛んでいます。これは♂です。
そして、こちらは♀。
これは「日本のクモ」で調べました。たぶん、スジブトハシリグモだと思います。
シオカラトンボは1匹だけでした。
これはコチャバネセセリ。
最後はブタナです。
雑談)最近はウイルス検査法を調べているのですが、今日は定性抗原検査について調べてみました。厚労省の承認を受けているキヤノンメディカルシステムズの「SARSコロナウイルス抗原キットRapiim SARS-CoV-2-N PRT-C2N01A」と住友ベークライトの「Sofia アナライザー用 SARS-CoV-2 FIA」の測定原理は分かったのですが、「ルミラ・SARS-CoV-2 Ag テストストリップ」がマイクロ流体免疫蛍光法を使っているというのですが、実際の反応経路について書かれた文献がまったく見つかりません。今日は1日文献探しに時間を費やしてしまいました。
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