奈良散策 第16弾
いつも佐保川の土手を歩いているので、この日(2/23)は大和郡山の西側を歩いてみました。実は、先日、新木山古墳に向かって歩いた時にクイナを見つけたので、もう一度見てみたいと思ったのです。でも、この日は大部分、大和郡山観光になってしまいました。
畑地がガマの穂でいっぱいでした。
形が面白いですね。ガマの向こうに林が見えます。今度はそちらに向かってみました。
この林は新城(にき)神社でした。大和郡山観光協会と奈良県のホームページに載っていました。素戔嗚命を祭っている神社で、創建は日本書紀や続日本紀の記載に遡るようです。
そのすぐ裏手は金魚の養殖をしている場所です。
遠くに変わった塔が立っていました。何かのアンテナのようですが、よく分かりません。それで近づいてみました。
こんな変わった形をしています。
塔の周りを回って調べてみると、「楽天モバイル」という文字が見えました。「楽天モバイル」のアンテナだったようです。
「楽天モバイル」のアンテナは10mほどの高さだったのですが、こちらははるかに高いアンテナです。この次、調べてみようかな。
この間クイナがいた、水の張った池に行ってみました。確かにいました。でも、こちらの姿を見て、あっという間に隠れてしまいました。
代わりにその横の用水路にタシギがいました。これも遠かったので、ちょっと近寄った途端に逃げてしまいました。でも、このタシギがこちらに来てみた鳥の40種目になりました。
最後は「どこにでもいる」ケリでした。
これだけガマが多いと、ガマヨトウがいるかもしれませんね。湿地の指標とされる蛾で、各地でレッドデータリストに掲載されている貴重な蛾です。奈良で採れれば南限に近い貴重な記録になります。