物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

宣伝です。

2010年04月02日 05時47分36秒 | 徒然のこと
福岡市早良区西新にある「ハコニワ」という手づくり雑貨委託販売の店でつちむしを売っています。(ちょっと高めの一匹200円ですが…。)9月まで。他のものもつくって出していこうと計画中です。よろしくおねがいします。お店の詳しい情報は左バー←のリンクからどうぞ。
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流れ 移り さんざめく

2010年04月02日 05時41分46秒 | 僕は空を見ている







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蜂飼耳 『空を引き寄せる石』

2010年04月02日 05時41分40秒 | 徒然のこと
聞いたことのない名前だ。韓国人か中国人か台湾人かなぁと思っていたら違った。はちかいみみ。タイトルに惹かれて読んだ。エッセイ集。さらりと読めるのに、一語一文の存在感がある。大事にされている。そして時々はっとさせられる一文がある。などと思いつつ読んでいたら詩人だった。納得。

「もどりたいのにもどれない水が眼前にいくらでもひろがっている。サメの心で、渇く。」
「なにも残さないということが残る。」
「いい階段は、いつもいい。親しみを感じる。合わない階段は、いつまでも合わない。良くもなく悪くもない階段は、あまり記憶に残らない。つまりキスに似ている。」
「沈黙は、無ではなかった。」
「見えなくてもこまることなく、いまも同じ島の中、平気でごはんを食べている。」
「ひっくり返したらかならず元に、というのは、下に棲むもののためか、それとも、石のためなのだろうか。」
「人目に晒せるような願いは、もはや願いではないのかもしれない。」
「絶望でもなく、希望でもない。重くも、軽くもない。ただ真っ直ぐに歌っているのだ。」

は、とした文を抽出してみた。別にこれらがたからものだという気はないけれど、好きです。まさに絶望でも希望でもなく、重くも軽くもない言葉達でなっている珠玉のエッセイ集です。著者の言葉に対する鋭敏さが伝わってくる。詩も読んでみたいと思いました。
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油彩己ー2

2010年04月02日 05時35分50秒 | 絵の制作過程


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詩525「未明のカラス」

2010年04月02日 05時33分25秒 | 自作詩
未明の枝に。
カラスがひとり。
とまってる。
濃灰の空。
黒。
キミはオレか。
オレはキミか。
ただの妄想なのだから。
どちらでも。
かまいはしないか。
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