朝と三日月

川上弘美書評集 『大好きな本』

続き。

町田康　『告白』
山田稔　『八十二歳のガールフレンド』
池田澄子　『たましいの話』
フィリップ・クローデル　『リンさんの小さな子』
北島行徳　『バケツ』
中原昌也　『名もなき孤児たちの墓』

困った困った。多すぎだ。まだあるし。

作業場をつくる ０３

２×４材を両端に木ネジで固定する。

詩７６６「台所外未明」

カーテン閉めた台所。
外未明。
固いパンを齧っては。
牛乳を啜っています。
生き物の声が聞こえないと。
自分一人の気持ちがしますが。
無数の命が息づく地球は。
なんだか気持ちが悪いような。
良いような。
お湯が沸いたので。
お茶を淹れます。
淹れたお茶を啜りながら。
別の何かを思うのでしょう。
きっと。