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今日の風は。
今日しか吹かない。
当たり前のことを。
忘れて生きてる。
明日に生きている人は。
生きていると。
言えるのか。
今日の風に。
吹かれぬ人は。
生きていると。
言えるのか。
今日しか吹かない。
当たり前のことを。
忘れて生きてる。
明日に生きている人は。
生きていると。
言えるのか。
今日の風に。
吹かれぬ人は。
生きていると。
言えるのか。
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ヨーロッパの墓巡礼紀行第2弾。
大切なことがけっこう書かれていたので、忘れないよう書いとこう。
「ところが、「自分のもの」という人生は、年老いてみればわかるが、貧しいものである。」
「対象はただそこにあるだけ、ひたすら存在しているだけである。私にとって世界とはそういうものだし、究極的にはそうあってほしいのである。」
「将来のため、いざという時のため。それが本当に来るのだろうか。おそらく来ない可能性が高い。私はそう思う。」
「予測をし、それに見合った統御を続けていれば、人生は自分の掌の中にあると錯覚する。・・・・・・予測しているというのは、たぶん嘘である。だってそうなってみなければ、実感はないからである。」