土粘土 かたち Ｊ 焼き上がり まだ途中

詩５５１「アルカホール」

のめのめ。
のめのめ。
えんりょすな。
骨の髄まで。
のまれてみろよ。
おめーがのんだか。
のまれたか。
そんなことは。
どうでもいいだろ。
きえてなくなる。
儚いおいらよ。
のこるのは。
よひだけよ。
せめておめーが。
なくなるほどの。
アルカホールを。
せめていのちが。
なくなるほどの。
さけを。
さけを。
いのちがおしくて。
さけがのめるか。
のみなよ。
のみなよ。
おいらをぜんぶ。
のみほせよ。

We pass on the stairs on this council block

Julie London 『GOLDN SERIES VOL.1』

アナログレポート。
ジュリー・ロンドンが「想い出のサンフランシスコ」とか「ベサメ・ムーチョ」とか「夢見る頃を過ぎても」とかの昔のポピュラーヒット曲をたくさん歌っています。中でも「Come On-A My House」が好きだな。

土粘土 かたち Ｇ 焼き上がり 完成

下の土台部分が割れてしまったので、木と組み合わせてみました。

詩５５０「ふってふってとかしておくれ」

いつもより
ふるつもりかい
ぼくをあらって
くれるのかい
ぼくのよごれた
からだとこころを
ありがとう
もっともっと
ふっておくれ
できればぼくの
からだとこころが
とけるまで
ふってふって
ふっておくれ

おもいをのせてあなたのもとへ

待つ踊り娘 フロムモンマルトル

土粘土 Ｆ 焼き上がり 完成

詩５４９「虫けらやろう」

おなかのあたりが。
ムズムズするぞ。
おなかの虫が。
動いてる。
あたまのあたりが。
ムズムズするぞ。
あたまの虫が。
動いてる。
いつからか。
ぼくたちの。
からだの中は。
虫でいっぱい。
この虫けらやろう。
というお言葉は。
図らずも。
言い当てている。
ぼくたちが。
ぼくたちと。
思っているぼくたちは。
実は虫が思っている。
ことなのである。
なぜならば。
ヒトがホントにヒトならば。
世界はこんなに。
ならないだろう？
それともヒトは本当は。
虫けらなのか？
虫けら以下か？
それならば。
納得です。