

ここ4ヶ月でにわかハーピストとなった身として、少しは知識もないとな、ということでお勉強。
ほうほうなるほどおもしろい。
自分が吹いているハーモニカはそんなのだったのかと初めて知る。

長らくライブ活動をしてなかったザ・ガーデナーズですが、ついにライブ再開します!
全て配信なしのリアルライブ。ライブは空気!音の震えに触れてナンボじゃい!
とりあえず決まっている日程だけお知らせします。
8月16日(日)
8月25日(火)
9月13日(日)
詳細は後日に!
マル激トーク・オン・ディマンド 第1006回(2020年7月18日)
メディアはコロナをどう報じてきたか
ゲスト:林香里氏(東京大学大学院情報学環教授)
マスメディア特にテレビの酷さが際立ってきた昨今。
一気にダメになればいいと確かに思うが、せめて子どもらは犠牲にすべきじゃない。
とても大事な言葉があったので貼っておく。
宮台: そうです。本当は、周りが何を言っていようが自分の責任で調べて、自分が確かだと思ったことは、自分のポジションに関係なく主張しなければいけないんです。それが倫理ということでしょう。日本で「道徳」と言うと、「みんな一緒」のようなニュアンスをどこか含んでいて、倫理はそれと違うんだ、ということを、例えば幼稚園くらいから教えなければダメです。
これは農耕的定住文化の特異性として、みんなで同じことをやらないと不利益になる、というところからくる問題でもあるし、17世紀、ペストだらけだったヨーロッパと比較して、江戸時代の日本は善政がひかれていたことを背景に、「お上の言うことが正しく、それに異論を唱えるやつは不安を煽るとんでもないやつだ」という感覚に非常になりやすいこともあります。そんななかで、簡単に言うと、子どものころから倫理教育を行ない、「周りに合わせるのをやめろ」と教えるしかありません。
いまは周りに合わせる医者、周りに合わせる弁護士、検事、教員、校長、教育委員会、マスコミや記者ばかりではないですか。

昨日は久々のリアルボギトーーク!
前打ちから口の助走を開始していたボギーさんの喋りは2時間ノンストップで回り続けた。
リアル&配信ライブだったので、各場所で観ている人を想像しながらのステージ。イメージはいつも通りの満員だ。
リアルではもちろん満員じゃなかったけど、いつも以上の盛り上がり。
昨日は少し長くていい話が多かったように思う。
新しい話が結構たくさん聴けたので満足だ。
「風天洞」はスリルな笑い。
セックス、ドラッグ、ロックンロールはどこかかわいくておかしかった。でも最後のオチがいい言葉で好き。
ステーキのトッピングはベイビーさんには悪いけど笑った〜。
おなじみの話や聞いたことのある話もやっぱり毎回面白い。その時のコンディションや流れで面白さが変わる。まさに曲だな。
新曲、名曲、小品曲。さらっと終わる短い話も好きだけど、昨日は少なめだったかな。
まだ聴いてない話があって、やっぱり次も楽しみな終わり方でした。
アフター裏トークでも笑いまくり。
楽しか夜やった〜。あざす!

ラップランド人であることから逃れようとするが、それでスウェーデン人にもなれず、自ずと世界の外側で生きざるを得なかった女性の追憶。
差別の歴史、自由に生きることの難しさ、悔恨が入り混じり、なんとも言い尽くし難い後味が残る。
美しく静かに激しい映画だった。

フランスの映画だけど、ジャンルはなんて言ったらいいか分からない。
サスペンスでもないし、サイコでもない。
でも普通じゃない。
世界の外(法外)に生きている人物の姿がかいまみれるような、そんな映画。
これに共感できるかどうかで、この世界の不自由さを感じているかどうか分けられるかもしれない。
オレはレイプ願望は少しも持っていないが、法外の関係については共感できる。
ある場面ではこの世界はよっぽど不自由なんだ。

ボギーさんから勧められて観た。
すごいよかった。なんか静かな余韻に浸っている。
12年間かけて撮ったって聞くとどんな超大作かと思うけど、全然たいそれた感覚はない。さらっとしてるし、長かったなぁって感覚もない。
ただ、観終わった後は確かに12年間分くらいの深い余韻が残る。
大きな事件があるわけでも特別な家庭というわけでもない。
でも12年間の間にはたくさんの出会いと別れと変化があった。さよならだけが人生さ、ってこういうことかって感じ。
とにかく時の流れが一番の主人公という映画。時の流れがじんわりと胸の奥まで沁み込んでくる。
最後の方の会話の中でとてもいいセリフがたくさんあって、それも12年間歩んできた人生が説得力を持たせる。母親の最後のシーンも嘘がなくてよかった。
人生は映画的じゃない。だけど人生を描いた映画として突出している。
いい映画だったなぁ。