夏に岩手であった2歳の子が、廃用処分になったそうです。
怪我をして、競馬場から戻って来たと聞いてたから、
すごく嫌な気持ちでいたんだけど・・・。
馬房で人懐こい顔で出迎えてくれたので、
少し情が移ってしまい、
「怪我治して頑張らないとあかんぞ、
命つながなアカンぞ」
なんて、話しかけたりしてたんだけど・・・。
現実に、この世の中からいなくなってしまったと聞くと・・・。
競馬の闇の部分。
目をそむけたくなる部分。
一瞬、競馬が嫌になる瞬間。
でも、嫌いになんてなれない。
なりとろは、競馬が、競走馬が、サラブレッドが大好きだもん。
競馬が有るから、好きな馬にも出会えたし、
たくさんの友達にも会えた。
なりとろのできる事。
きれい事じゃない。
馬券を買う事。
応援した子の事を、一生忘れない事。
走りたくても走れなかった子たちの無念を忘れずに、
彼らの分も、一生懸命生きる事。
仕事の悩みがなんだ。
人生の壁がなんだ。
自分の人生を生きられる事の有難さを考えれば、
頑張るのは人生の命題じゃないか。
改めて、オレは人生を頑張る。
思い通りにいかない事、
辛い事も、何とか乗り越える。
そうでなきゃ、
あの子たちに顔向けできないよ。
負けてたまるか・・・・!