なな、避妊手術のため朝入院しました。
猫の避妊手術、これをしないと猫は年中発情することになって、体がボロボロになってしまう。
先生はそうおっしゃいました。
野良猫ちゃん、多い子で1年に3~4回妊娠出産すると。
猫は100%近い確率で妊娠します。
ものすごい繁殖能力。近親相姦普通にあります。
そんな猫ですから、おうちで飼っているからと言って手術をしないという選択肢はありません。
ナルは、飼い主のエゴで、将来的に産ませようかなという気持ちがなかったわけではないので、ある程度の
年齢がくるまで手術しませんでしたが、ななは別です。産ませる気はありません。
元々野良ちゃんですもの。
なながぎゃん鳴きして、それを聞いて拾ってくれなければ、命がなかったかもしれないななの命。
ママと離されて1人ぽっちだったなな。
産みたいなんて気持ちはななにはないと思います。
14時少し前に病院から電話があって、無事に終わったと。
まだもうろうとしているから15時半ころに会いにきてくださいですって。
よかった、無事に終わって。
普通は何もないのでしょうけど、全身麻酔ですから・・・。
全身麻酔は怖いです。ナルのことがあるので、私は特に・・・。
なな、昨夜21時から絶食でした。
ごはんは、まとめて食べる子ではないので、ちょこちょこ食べます。
昼間より、夜に食べる子。
いつもは17時過ぎに食べて、21時~22時の間に食べて、明け方食べて、
朝もちょっと食べて・・・。
食べるときでも15g~20g。チョコっと食べるときは10粒とかそういうちょこちょこ食べのなななので、
夜21時から絶食は非常に厳しい。
なので、昨日は15時頃には缶詰を入れて食べさせ、17時くらいにも食べてもらって。
最後は21時前にまた缶詰を入れて・・・と計画。
だけど、19時ころから寝始めちゃって起きる気配なし。
こりゃあ困った。
起こすのもかわいそうだし、しょうがないごはんの支度だけはしておこうと、
缶詰とカリカリを出したら、においと音につられて起きました(笑)
20時半頃、缶詰とカリカリを食べましたけど、もう少し食べてほしかったので、
ひと遊びして21時直前にまた食べさせました。
10粒くらい残したので、手から食べさせると嫌々ながらも食べてくれて、
お食事終了。
今朝はおなか空いているのにごはんはない、何かおかしいと思ったはず。
かわいい顔で訴えますけど、ダメです。
なので、旦那さんが朝ごはんを食べるときは、ななと別の部屋で遊び、
私も食べませんでした。というか食べられないよね~、ななの目の前で何か
食べるなんて無理無理。
おしっことうんちをして、落ち着いたななは、ハンモックで寝始めちゃいましたが、
病院へ連れて行かなければなりません。
下の扉を開けても起きず、上を開けたら起きました。
寝ぼけまなこのななを洗濯ネットに入れて、キャリーに入れて出発。。
9時前に病院に着いたら、病院は激混み。
かなり待つなあと思ったら、後ろから肩を叩かれました。
たまたま今日わんちゃんのワクチンにきたヨガ友達でした。
顔と名前がわかって、最近ちょっと猫や犬の話をするようになったお友達。
お友達のおかげで待ち時間も短く感じました。
ななの体重は2,4キロ。前回より100g増えていました。
ななには先ほど会ってきました。
ぼーっとしていたけど、私の姿を見たら起きて「出たい出たい」と。
まだ午後の診療前なので、診察室でななと2人にしてくれました。
診察の時間まで過ごしていいと言われたけど、ななは「帰りたい帰りたい」と
抱っこ抱っことくるし、カラーをしているから、動きにくいし抱っこもしにくい。
まだ目の周りが赤くなっていて、少し眠そうでもあったので、
10分ほど一緒に過ごして看護師さんにお願いしました。
あまり、なながこういう行動をすることがなかったし、看護師さんも「ななちゃんのこういう姿は見たことがないですね」と。
確かに病院に入院していて、飼い主が姿を見せたら帰りたいのは当たり前。
ちらっと見るくらいがいいのでしょうけど、ナルの最期のことを思うと、ななの顔を見て抱っこして「明日迎えにくるよ」と
言ってあげたかったのです。
「ただの避妊手術でしょ」
そう、避妊手術。
だけど、全身麻酔なんです。
全身麻酔が危険だということは、それで命を奪われたことがある人にしかわからないこと。
目覚めた後でも何かあること、それを知っているから怖くて仕方がないのです。
今も怖いです。
手術が終わって、ななが元気にしている姿を見ても、抱っこしても、今は診察中だから誰かが見ている
だろうけど、夜になったらどうなるのか、ちょっと目を離した瞬間に何かあるのではないか、
怖くて仕方がありません。
できることなら早く明日になってほしい。
そう思うのです。