山形の旅、2日目のお宿は肘折温泉にあります。
肘折温泉は山形県北部、最上地方の南部の大蔵村にあります。
特別豪雪地帯に指定されていて、肘折に設置されているアメダスの平年値は年間総降雪量1635cm、
年最深積雪は321cmと本州屈指の豪雪地帯です。
肘折温泉へはなかなかすごい橋を通りました。
画像はHPからお借りしました。
肘折希望大橋という名前だそうです。
この橋を下りると肘折温泉です。
現在20軒ほどのお宿があり、それらは木造建築の古い旅館や住宅が多く、鄙びた湯治場の雰囲気を形成しています。
その中で私達が宿泊するのは丸屋旅館。
ここは秘湯を守る会のお宿です。
レトロモダンにこだわった7部屋の客室に談話室や文庫部屋があります。
小さな池では鯉が泳いでいました。
2階の廊下
私達のお部屋は3階。
葉山は茶の間と寝室が分かれたタイプ。
お部屋には丸屋の向かい側にある「上ノ湯」無料券があります。早速こちらを使って上ノ湯へ入りました。
上の湯は、温泉街の中心にある共同浴場。
男女別の内湯があり、浴槽脇に鎮座するお地蔵様の台座から源泉を贅沢にかけ流し。
湯上がりさっぱりの「冷え湯」で、旅館の湯とはまた違った味わいだそうです。
お地蔵さんのところから源泉が出ています。
いいお湯だったんですけど、たまたま地元の方も当然入浴されているし観光客の方々もいらしていて
ゆっくり・・・というわけにはいきませんでした。
ここのすぐそばに神社もあるんです。
なぜか撮影はしていないんですが・・・。
まあ神社にはちょっと頑張って行けないんです、なぜかというとそれは
階段だから。
ええ、私のあんよはどうにもこうにもなりません。
過去経験のない筋肉痛でして丸屋3階にある葉山と1階の往復もしんどいのですよ。
「がんばれあたし、がんばれじぶん」(OLビジュアル系のセリフ)と言いながら毎回往復しましたよ。
山寺、恐るべし。
そして日頃の運動不足がこういうところに出るんだなあ・・・。
温泉街の奥には肘折ダムがあり、源泉公園として整備されていて源泉ドームや足湯があるそうなのですが・・・
タイミングが悪く、消防団の方々が作業されていて行けませんでした。
私たちはお宿の温泉と上の湯で満足してしまい、他の日帰り温泉には行かなかったのですが、
カルデラ温泉館、肘折いでゆ館という日帰り温泉もあります。お宿で割引券がもらえるようなので
今度行ってみたいですね。
満足してしまったお宿の温泉ですが、
人数制限があり、3人までしか入れないようになっています。
私が入るときは誰とも会うことなく、のんびり貸し切り状態。
こちらは露天風呂がある檜葉の湯。
檜の湯
この2つの温泉は男女入れ替え制です。
それとスリッパがなければいつでも貸し切ることができる幸鶴の湯があります。
が、夜に入った幸鶴の湯はちょっと熱くて長湯はできませんでした。
そして画像は取り忘れてます~(-_-;)
お風呂は何回入ったかなあ。
ここのお風呂は化粧水いらずで全身しっとりが続きます。
お宿の居心地もよいし温泉もいい!連泊する人が多いのもわかります。
長くなってしまったのでお食事はこの次に。