令和元年5月1日
令和開始と共にひしや文具店
4代目社長がカフェをオープンした
私が訪れたのは2021年10月10日
オープンした途端 随分コロナに振り回されたんだろうなぁ(-ω-)
お店周辺は昭和の古い建物が立ち並び
最近そこにお店が入ったりして賑やかになってきました
趣があるので 昼間の明るい時間に散歩をするのが好きなエリアです
現在のひしやさんの向かいに
「ひしや」と書いたビルがありますが
かつてこちらの建物を借りていた時代の名残りであり
現在は関係ないそうです
見上げると屋上まであって
ビルが使われていた当時は多治見市の中でも
一番栄えたエリアだったことが分かります
建物が全部繋がっているように見えますが
そうでもなく、同じ時代に同じ建材を使って建てられたので
ひとつのカタマリに見えるようです
さて お店の中に入ってみます
以前から気になっていましたが
平日の営業のみ 16時30分オーダーストップなので
なかなか機会がありませんでした
テイクアウトもあります
テーブル席のみ
レジ横に置かれたオシャレな三輪車は
お店の外からでも通りがかりに見えていたので
ディスプレイかと思っていたら
社長さんご夫婦のお子さんのもので
実際に使用しているんですって
110年の歴史がある事務用品店 通称「ひしやさん」
文具店としては80年以上の歴史があり
店内には古いレジスターが展示 こちら、まだ動くそうです\(◎o◎)/!
見るからに年代物の陶器の壁掛け小物入れ
こういうのはプラスチック製意外で見たことがない(◎_◎;)
ところどころに古いものがオシャレに置いてあります
お水を入れているグラスもコースターもステキ
そしてカウンターのタイルが
初めて来たのに見たことあるような気がするのです
なんでだろ(-ω-)
窓の外にはグリーンが見える落ち着いた雰囲気
カウンターの棚に並ぶオシャレなカップ&ソーサーでコーヒーを提供してくださいます
トイレは文具売り場を奥に入ったところにあります
こちら
リノベーションされた跡が伺えます
快適に使えました
そしてまた文具売り場の通路を通って席に戻ります
なんかこの囲まれる雰囲気いいなぁ
本屋さんで本に囲まれるのと似たような感覚かもしれない
オーダーしたものが来ました
コーヒーはコスタリカをチョイス
私好みのナッツのような香り
コーヒーのみで十分楽しめる味でした
このあと調子に乗ってチーズタルトも食べるのですが
ケーキに合わせるにはサッパリしすぎました
お腹が空いていたので
サーモンとチーズのバケットサンド
ザクザクパリパリとしたバケット
サーモンの香りが食欲を煽ります
爪楊枝にもツバメのシール
旗ってなんか嬉しいよね(*'ω'*)
お子様ランチ的な感覚
季節によって味が変わる チーズケーキもオーダー
「紅玉りんごのベイクドチーズタルト」
実は演奏していたのでお腹が空いているのだ
↑ その時のブログ
網目状に垂らしたシロップにナッツを砕いて散らし
レーズンはお酒が効いていて大人の風味
甘酸っぱい紅玉がゴロゴロと入ってシナモンが香るチーズタルト
シナモンの香りで懐かしい気持ちになりました
チーズケーキにシナモンを入れるのは
私が中学生の時に作っていたアメリカンタイプのベークドチーズケーキで
よく使っていたレシピで
ひとくち食べてシナモンとチーズを感じると
一気にあの頃に引き戻されるのです
お腹が満たされたところで
このタイル達の事を考えてみた
キミたち、どこかで会わなかったかい?
社長にお聞きしたところ
ソネケンの作品でした 納得
↑ ソネケンとは こんな人
カウンターのこちらのロゴが ソネケン最期の作品と言われております
そうではないという意見も聞いた事がありますが
なにせ芸術家のする事なので
真相は本人のみが知るというところでしょう
金色のガラスをカットして貼り付けてあるのですが
ポロリと取れてしまいそうな材質に接着したので
制作時もかなり苦労されていたとか
「コレ、取れちゃったらどうするの?」
社長がソネケンに聞いたところ
「オレが近くにおるんやから いつでも呼んだらええやん(≧∇≦)♡」
と言ったそうです
そんな事言いながら病気で逝ってしまうなんて
彼らしいっちゃ彼らしい
またソネケンの作品に会いに来るね
岐阜県多治見市小路町38
0572-22-0392