Una bella macchina

2台のイタリアンGTの出来事。それからファミリーの面白日記も書いていきます。

Ci siamo divertiti per Alfa Romeo Day 2010

2010年05月11日 01時16分35秒 | ALFA GT
五月晴れのAlfaRomeoDay2010に出掛けてきた。今日は旧知のAlfistaの友人Kさん(今日はロータスエリーゼと3200GTという布陣)とともに参加してきた。イベント会場である富士見パノラマ高原は諏訪南ICにある。道中は韮崎あたりから、長~い上り坂が続くが、My3200GTはこの上り坂もトルクがあるおかげで、グイグイと加速する。左手には甲斐駒ケ岳、右手には八ヶ岳を見ながらアクセルほぼ全快。追いかけてくる156も見えなくなる・・。




今年はAlfaRomeoにとって生誕100周年でもあり、Dayもヒストリックから最新鋭の8C Spiderまで勢ぞろい。


五月晴れの信濃は新緑と快晴とオゾンが一杯の富士見パノラマ高原はAlfistiで埋め尽くされた。


会場に到着すると・・、MATSUBAのKさんにバッタリ、更にMaseratiDayでご協力していただいたLancistaでもあるIさんにも。しばし雑談のひと時。今回の目玉の一つであるヒストリックがズラリ勢ぞろい。




ジュリアGTAはGTを徹底的に軽量化したModel。幾多のツーリングカー選手権を制覇。



こちらはAlfettaGTV。V6エンジンを載せてボンネットが少し膨らんでおります。その横はSudSprint・・、これも直線基調の時代のGiugiaro作。




新旧SZはどちらも素晴らしいZAGATOデザイン。


おおお・・、懐かしのAlfaRomeo最後のFRセダンである75だ。


こちらも懐かしい・・、155GTAだ。




現行モデルも大挙して参加。AlfaGTも10台、Brerra、159、NewSpiderも・・、ここまで来るとまるでどこぞのイタリア車専門店の中古車センターのごとき。


注目8C Spiderの前にはカメラを持つ人が絶えない。

そうこうして会場内をうろうろ・・、していると。My3200GTを見て、147の人曰く。

「あ・・、僕147に乗っています。マセラッティって燃費どのくらいですか?」

「ネンピ・・・・・・」沈黙・・・、膠着・・、閉口

直情型の私は、その言葉に切れました・・・。



ottoに掲載された二つのotto

2009年12月03日 00時55分18秒 | ALFA GT
 いつもこの雑誌の表紙に吊られてついつい買っちゃうんですよね・・。 お願いだから・・、1度でいいから撮影現場に連れて行って.
 Che bella donna
これで、Maserati版があったらOttimoだと思うのだが。


「おっと」・・横道にそれましたが、「otto」に掲載されている「otto」が二つとは
8C CompetizioneとGranturismoSのことだ。V8エンジンのAlfaRomeo vs Maseratiだ。いずれにしてもだ・・、結果はAlfaは完全なるLa Macchina Sportiva(スポーツカー)、MaseratiはGranturismoと両車は性格を異にしているのは、周知のことだが。作られているのはどちらのクルマもCiromenottiの工場なのだ。生産台数はもちろん限定生産の8Cよりは、はるかにGranturismoの方が多い・・、ゆえに改善の頻度も多いことから、質の高い完成度は遥かにMaseratiに軍配は上がるだろうと思う。それで、何とGranturismoの記事にまたもOrsi家のことが掲載されております。ただ・・、そもそもこの雑誌はAlfista向けなので、当然我々MaseratistiはOrsi家のことについては既に誰でも判っている。
では。

まったりカフェブレイク(2)

2009年11月15日 21時39分11秒 | ALFA GT
Ciao a Tutti
Oggi, C'è stato il sole Siamo andati a Hakone con i miei amici

ここ数日間続いた愚図ついた天気もやっと終わり、今日は久しぶりのツーリングに出かけました。東名高速は大井松田あたりに来ると、正面に雪を頂いた富士山を見ると、一歩一歩冬の気配を感じてきます。今日は今までの仲間とは少し趣を異にして、Aston Martin、Jaguar・・、というブリティッシュモードの布陣でのツーリングでした。


乙女峠付近を走るVanquishとV8 VANTAGE Roadster。我がMaseratiとは一脈通じるものがある。バックから見るAston Martinはなかなかスタイリッシュである。これもMaseratiのバックに似ているような・・、気がしないでもないが漂って来る雰囲気にイタリアンCuoreとは、違いグレートブリテンの香りムンムンである。



大先輩方のLa sua vita della Macchina(クルマ人生)のお話を聞いていると、私などはまだまだ所詮駆け出しのエンスーにしかなりませぬ・・。ついでにAlfaGTで一緒ではただの小僧も同然でした。

ということで、Per Pranzoはここで食べました。いろいろお話が聞けてホント楽しかったです。ということで、究極のマセフリークを目指してまたガンバローと思う。 



10万キロ達成しました。(3)

2009年08月20日 23時11分08秒 | ALFA GT
 さて、この4年間での出来事についてはいろいろありましたが、主に問題点はオイルに関わることでしょうか・・。走行距離の順に書いておきますので、ご覧ください。
エンジンオイルは3,500km~4,000kmの間ぐらいで交換してました。
2回ほど空になるくら気がつかなかったことありましたが、大事に至りませんでした。これもエラーメッセージが事前に教えてくれました。(感謝!)但し、思うにオイルの汚れ具合は異常に早いような気がします。減りも。

35,380km 12か月点検 タイベル交換その他周辺の部品も。
40,771km 冷却水漏れ ウォーターレールより クレーム修理
         セレオイル漏れ セレユニット交換 クレーム修理
42,262km 右フロントスモールライト 球切れ
48,867km フロントエアダム下部の配線垂下り 修理 
50,997km 24か月点検 パドルシフトのUP側が効かなくなった交換修理
66,059km セレオイル漏れ、セレポンプユニット交換 クレーム修理
         ミッションオイル漏れシール・カバー交換 クレーム修理
         タイベル交換一式
75,793km 12か月点検
85,365km ヘッドライトウォッシャー不良
91,326km 運転席シートヒータースイッチ交換
         左フロントスモールライト 球切れ
92,981km 車検 3番シリンダーイグニッションコイル交換

他に消耗品交換やオイル汚れによる消耗部品交換は多々ありましたが、割愛させていただきます。こうしてみると5万キロ前後にセレ関係の不具合が多発します。それとオイルシール不良によるオイル漏れ等々。5万キロが鬼門でしょうか・・。
8月20日現在・・、セレスピード関係は全く問題ありません。
Non C'è problema!

いろいろ行きました。山中湖。



葉山オートモービル倶楽部と一緒に伊豆スカイライン。


家族旅行で箱根へ。


LanciaLunchの富士裾野。


大磯のムゼオアルファロメオにドタ参。

その他に房総・八ヶ岳・常陸・清水・下田などいろいろ行きました。
Grazie Mille!! AlfaGT!

10万キロ達成しました。(2)

2009年08月18日 22時00分45秒 | ALFA GT
 さて、この長い長い道のり10万キロに達したGTが私の手元に来る前は?・・、というと。実はデモカーなのでした。整備手帳を見ると当初は東京の某老舗イタリア車専門ディーラーの名義で新車登録、その後神奈川のイタリア車ディーラーへ名義変更、その後私のところへ。

その間に整備工場は一定せず3か所程変わっている。その上、デモカーという性格上不特定多数の人がドライブしていたであろう、極悪な不安要素いっぱいのクルマであった。ろくに試乗もせずただひたすらバーゲンプライスと魅力的なAlfaRomeoというブランド魔力に負けて、購入してしまったという事だけであった。そのつけは、納車後の約1年の間に全て噴出・・・。全部クレームで対応してもらいました。
①運転席側ドアモールの剥がれ
高速運転中に右後方より風が抜ける音がするので、半ドアかと思いドアを開けてよくよく調べると、ドアモールが垂れ下がっている。多分・・、デモカー中にデリカシーの無いディーラー営業マンか、あるいは試乗の際に連れの人が無理やり後席に乗り込む、モールを無神経にも擦った挙句の結果、モールとボディの接合部分の糊が剥がれた。イタリア車にはよくあることで、モールとボディの接合部分は弱いのだ。そんなデリカシーの無い奴はイタ車に乗るな!これは現在は完治して問題なし。

エクゾーストパイプの繋ぎ目より排気が漏れた
エンジンをかけてしばらくすると、ボディ下方から異音が・・。
この件はここにも記載してあるので、省略するが原因は判らず。日本に来てから排ガス装置周りの整備したあたりでしょうか?それとも後付けマフラーのテストとして脱着でもしたのか?いずれにしてもデモカーでしたから取扱いは無神経極まりなかったのではと思われます。全くもって人為的な問題です。
まだ続きます・・。


10万キロ達成しました。

2009年08月16日 14時27分21秒 | ALFA GT
 AlfaGTが遂に10万キロを走破しました。このクルマを所有してから丁度4年になりますが、私の手元に来た時は1万5千キロでしたから、実に4年間で8万5千キロ・年間2万キロ超という酷使ぶりでしたが、よく働いてくれました。今のところ、このまま当面はAlfaGTとのお付き合いは続けていくつもりですが・・・、先のことは諸般が先行き不透明なのでどうなるか


で、10万キロを走破したGTのことをもろもろ雑感を少々・・。
さて、5年を経過したBody周りについてですが、もちろんボディコーティングはしてありますが、さすがに日焼けよる色あせは、新車と並べると少し判ります。特にフロントボンネットからルーフにかけてです。フロントサイドからドア回り・リア周りはコーティングのお陰もあるのか殆ど新車時と変わらないようです。保管場所は屋根付きですが、勤務地は青空駐車場なので、やはりそれの影響が一番大きいと思われます。

そしてフロントボンネット周りは飛び石による塗装の剥げが数か所。ドアは1か所小さな凹みが・・、これは多分隣に駐車したクルマのドアに当てられたようだ。
蛇とミラノ市紋章のエンブレムはフロントとトランクリッドにあるもの両方ともメッキの剥がれと色褪せが著しく、これは近日中に交換しようと思う。

携帯の写真では殆ど判りませんね。
黒い皮の内装は、汚れの目立つタンの皮と違ってお陰で汚れは殆ど目立ちません。手入れもよくしました。皮の状態は運転席の右座面の皮が少々摩耗気味ですが、解れや破けは皆無。乗る際に無造作な座り方さえしなければ、皮は傷みません。センターコンソールにあるメタル調のプレート部分は使用頻度の多いスイッチ周りは、汚れが目立つようです。いずれにしても内装については一度プロクリーニングに頼めば蘇るでしょう。この続きはまだあります・・。

AlfaRomeoDay2009

2009年05月12日 01時18分47秒 | ALFA GT
 暑い・・・。
昨日は富士見パノラマスキー場で開催されたAlfaRomeoDay2009を見物してきた。昨年は小雪も混じる悪天候だったが、今年は真夏日になってしまった。中央高速はホント景色が良くて、新緑の山々と残雪の南アルプス甲斐駒ケ岳と八ヶ岳を眺めながらが気持ちいいドライブができた。1参加者としてリラックスな気分で参加できた。


今年はついに登場したMitoと8Cは見逃せない。この両車にAlfistaの皆さんは興味津津のようだ。


八ヶ岳をバックに映える8C!。。。は2台展示されていた。


250台以上は集まっておりました。我がMaseratiの10倍だな・・・。
流石にすそ野の広さがうかがえる。


今年はJr.ZとSZ&RZ(ES30)のザガートがフューチャー。日本にこんなにJr、ZとES30があるなんて・・。




解説していただいたのはMCJのSZ乗りのKさん。


車種別にクラブが存在するくらいに多種多様・・、ヒストリックからニュウジェネレーションまであるのだ。








こちらのJulietta Spiderは内外装がオールBianco!!


会場内は思い思いにBBQやフリーマーケットが。


こちらはBreraと159とGTVの集団。比較的オーナーは似たような若者多し・・。




GTも数台あったが、皆さんモデファイしている。

楽しいドライブと目の保養のひと時を過ごしました。

帰りは小渕沢でカフェブレイク後、中央高速道路は1、000円効果により大渋滞。
いい加減にくたびれました。


ネバル水戸納豆

2009年04月26日 19時57分48秒 | ALFA GT
 毎日、毎日、Alfaディーラーから、かかってくる・・・、会議中ですも、商談中でも、運転中でも・・。MiToが来たから試乗してくれって・・・。それで試乗しました。外見・・・、なるほどリアランプは8Cそっくり。リアからの眺めは結構タイヤが四隅に張り出し安定感があります。我がまま言って直線路とワイディングを織り交ぜて40分ぐらい試乗させてもらった。チョイ乗りじゃ評価のしよーがありません。して、このクルマ1.4Lのターボエンジンということで、小さなmacchinaのドッカンターボと勘ぐっていたのですが、見事なまでにターボラグは体感できません。一見するとノーマルアスピレーションのようです。センタートンネルの横にあるD・N・Aという切換えスイッチをDモードに選択すると、明らかにエンジン出力がノーマルの1.3倍ぐらい増幅した感じでした。同時にステアリングレスポンスや、足の固さもビッシっと豹変するのである。コーナーが続く山道でもリアの接地感も充分伝わり、Alfa独特のロール感も伝わってくる。まさにネバル水戸納豆の如く!・・・こりゃっいいわー。このくらい小さいと(4人乗り)マニュアルでもオッケーです。自分のGTと馬力は同じくらいで、さらに車重はMiToのが軽いならば、間違いなく俊足のAlfaRomeoとして多くのAlfaファンに受け入れられるのでは、さらに入門編Alfaとしてオーナーが増えると思う。ということで、私はGTの使い勝手の良さを好評価してもう少し乗ろうと思う。では。


浅くないAlfa

2008年09月13日 09時09分55秒 | ALFA GT
 遅くなりました~。先日の日曜は例のこれに行ってきました。タイトルはFranco Scaglione(フランコ・スカリオーネ)です。会場はいつもの横浜開港記念会館です。外観は重厚なレンガ造りの建物で、周囲のモダンな建物の中でもよくマッチしています。


で・・・、本題のFranco Scaglioneですが、講演者はNISSANのエンジニアリングの方。何故NISSANなのか??それはこういうことです。かつてNISSANはプリンス自動車を吸収合併して、更なる飛躍のきっかけになったのであるが、そのプリンス自動車は「スカイラインスポーツ」をミケロッティにデザインを依頼、それ以降カロッツェリアとの繋がりが続き、プリンス・スプリントというプロトタイプをScaglioneがデザインしたのだ。しかしこのプリンス・スプリントは東京モーターショウで公開されたが結局市販化されなかったそうだ。


その「プリンス・スプリント」は、よくよく見ると数年後に登場する最も美しいAlfaRomeoであるTipo33/2Stradaleのフロントフードの造形にそっくりである。結局Scaglioneの人生後半は不遇が続き、表舞台から遠ざかったようですが、彼の残した集大成Tipo33/2StradaleはScaglioneの半生とダブらせると、とても深いAlfaRomeoだと思う。