Una bella macchina

2台のイタリアンGTの出来事。それからファミリーの面白日記も書いていきます。

トレントゥーノ(大晦日)

2009年12月31日 18時24分11秒 | 多忙な諸々日記
大晦日・・、今年もあっと言う間に過ぎました。年をとればとるほど一年は早い・・、
自分の歳を分母に1で割り返してみてください・・、速さが判ります。あの興奮のDayから早1か月が過ぎましたが、その間にしたことと言えば、年末土壇場整備と自分の仕事のみ・・、昨日の深夜までクルマの事を忘れて仕事しました・・。今年は結局イタリアには行けずでしたが、いろいろな事がありました・・。嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、頭にくること、日々感動の連続でした。自分の人生に感謝イタリア語で言えばこうなるIo ringrazio per la mia vita .これも沢山の皆さまのおかげで今の私がある。

今年もいろいろな人との出会いがありました。Orsiさんありがとう私の誇りでもあります。


最新のENGINE2月号にも「16th MASERATI DAY 2009」の模様は掲載されております。また、Orsiさんのビジネスでもある世界のオークション事情について。
ENGINE(エンジン) 2010年 02月号 [雑誌]

新潮社

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そして、こちらはCarMagazineには「100万円でドロ沼に陥る?」にはMaseratiMerakがクローズアップ
もうひとつ・・、最初の方のページにはシリーズモノである「GALLERIA AUTO MOBILIA」にMaserati特集だ。題して「顧客のためのレーシングカー」そうMaseratiはあのGrandPrixマシンの250Fをはじめとするコンペティションモデルは、多くのプライベートチームに絶賛の支持を得ている事が書かれている。もちろん250Fが活躍したF1GrandPrixは当たり前だが、4CLT/48や 6CM、8CMはノンタイトル戦でも数多くエントリーしていたのだ。それだけMaserattiコンペティションマシンは多くの支持を集め、信頼性・耐久性・高品質の証であったのである。
carMAGAZINE(カーマガジン) 2010年 02月号 [雑誌]

ネコ・パブリッシング

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といことで、残り少なくなった2009年(イタリア語で言えばデュエミッラノヴェ)ですが、来年も良い年でありますように

年末土壇場整備

2009年12月17日 20時45分54秒 | 多忙な諸々日記
 遅くなりましたが、Dayでメーターパネル照明の不灯についての報告です。結局はヒューズではなく、レオスタットスイッチという照明コントロールする基盤不良によるものでした。

写真のとおり手のひらに入る小さな部品でした。部品は年々高くなる3200GTのパーツ代は、結構な・・、イタリア語で言えば「è un po' caro・・・」、さらにダッシュボード脱着等々ありで、思わぬ出費となりました。このパーツは国内に在庫は1個しかなかったそうだ。次に3200GTお乗りの方で同じ症状でしたら、完全に年越しですな・・。
 
さて、実はAlfaGTも整備点検でした。こちらはタイミングングベルト一式交換で、既に3回目となりました。10万キロ突破してますので、35,000キロぐらいのインターバルになります。転ばぬ先の杖とはまさにこのこと。

また、足回りもかなり減ったってきている・・、フロントからは段差を越えるたびに異音が発生。結局フロントスタビライザーブッシュ交換することになったのであるが、こちらの方は何故か在庫無。「2週間後にイタリアから届くから・・」と言っていたが、そんな話は誰も信じないでしょう・・、クリスマス年末年始と続くイタリア・・・、かつ遅れる事が日常茶飯事なので、間違いなく来年になるであろう。そうこうと・・、いろいろと担当サービスマンに話をしたら、どうやら国内の何処からか見つけたらしい・・、といことで年内には足回りも何とかなりそう。

なんだか忙しい1日でした。

2009年12月13日 19時01分54秒 | 多忙な諸々日記
 12月に入り忙しい日々が続いている。今日は貴重なオフタイムだが結局いろいろこの日しか出来ないことが重なったので、午前中から出かけました。最初はここへ行きました。明日の月曜で終りなので。

ハプスブルク家だからオーストリアにある。隣はイタリアだから文化も行ったり来たりなので、コレクションにもイタリアモノがある。ティツィアーノ・ラファエッロ・ジョルジョーネなどのルネッサンスの時代の絵画が展示してあった。もう最後なので、大勢の観覧者がごった返している・・。絵を見に行ったのに、人の頭の山々が邪魔!やっぱりイタリアへ行って、ゆっくりした時間の中で(tempolibero)、観覧したいものだ。
 そのあとは、友達とイタリア人のInsegnanteと一緒にPranzoしました。2時間ぐらいワイワイガヤガヤと楽しいひと時でした。
 そしてその次は、CORNESへ、3200GTのメーター真っ暗病が治ったので本日に引き取りに行くことに。(この件はその次の記事に書きます。)ところで、そのCORNESは引き取りに行った際、ショウルームの入り口に居ると、何やら後方からやたらホーンを鳴らすクルマが・・・。振り返ってみるとな・な・な・んと、同じ3200GTに乗るMさんが、秘密兵器のブリテッシュグリーンメタリックに輝くAstonMartinDB6で、私に手を振っているではないですか。 何という奇遇・・・・ 初めて見るMさんのDB6・・、う~ん・・・・、これはなかなか渋いセレクト・・。まさに英国のサラブレッドか、Coupeボディにしてグランツーリスモは・・、我がMaseratiと相通じるもの。まじまじとブリティッシュメタリックグリーン(少しグレーも混じっている)に輝くボディを舐めるように眺めました。


何でこんなところにいるのとお互い冗談交じりに会話を交わし、ここへ行こうとなり、またもやクルマ談義に熱中、カフェを飲みながらのお開きとなりました。

なんだか忙しい多彩な一日でした。

今年もMaseratistaがAlfaで行くLanciaLunch2009

2009年12月06日 19時56分09秒 | 多忙な諸々日記
 昨日は雨で寒かったが、今日は朝から雲ひとつない快晴なった。12月に入って最初の日曜日は冷りした空気に包まれホントに冬になったと肌で感じる。東名高速は大井松田の高速コーナーを走ると、時々正面に富士山が見える。雪が増えた・・、これも季節の移り変わりを実感する。


行く先は裾野である。毎年、友人のLancistaの方にお誘いを受けての見物だ。


裾野にあるT社の研修センターのアプローチにある「メタセコイアの並木」は今、まっ茶色・・・・、道路も一面に枯れ葉の絨毯で埋まって、ホントに綺麗ですね。春・夏・秋・冬とここの並木道はとってもカラフル。


クルマにはあまり良くないけど・・、タイアに纏わりついてホィールハウスに一杯つくので、まさに「濡れ落ち葉・・」。


総勢80台近くのLanciaはクラシコから最新のNuovaDeltaまで勢揃い。


やはりDeltaと言えば、NEWよりこっちですよね。これだけ揃えば迫力あります。


こちらはNEW Deltaは、新しいオーナーが参加して、時代の移り変りを思うが、これではラリーは無理でしょうか


して、こちらはThemaグループです。極上の832を囲んで談笑してました。


Flaminia Sport Zagatoはいつ見ても美しい。


Flaminia Coupe GTとAureliaGTだ。
こちらはクラシコLancia。我がMaseratiと同じく優れたのGTが一杯ある。


そして、FulviaCoupeと後ろにはミッドシップLanciaが並ぶ。


Rally037は今でも憧れです。


こちらは、日本には殆ど無いであろうGammaCoupeは流麗なピニンファリーナのデザイン。

会場はいつもお会いする方々としばし談笑・・、メイクスはMaseratiとLanciaと違うわけだが、同じItaliaMacchinaとして、とても楽しいひと時でした。LanciaもMaseratiと同様に数奇な運命を辿って、現在まで連綿と受け継がれている、創始者のVincenzo Lanciaのスピリットは、最新のモデルまで宿っているのだ。ラリーのLanciaも、ミッドシップのLanciaも、FFのLanciaにも、それぞれの時代を反映したシリーズは複雑にあるがメイクスは1つだ!一枚岩の輝かしいLancia。 我がMaseratiも頑張ろうではないか

MC SportLine

2009年12月05日 23時42分55秒 | MASERATI 3200GT
 さて、Dayのサプライズって言えば、Orsiさんやケン奥山さん、堺さんなど他にもろもろな事がありましたが、実は・・・・、私的サプライズがあったのです。それは我が3200GTです。28日(土)に遅刻参加となって、いそいそと首都高から降りて会場である東京プリンスに着く直前の事であった。冬の短い日暮れ時だったので、ライトONにして走行中のことです。突然にメーターが真っ暗になったのである。
ドッひゃ
一応、プリンス駐車場まであと100mの地点だったので、そのまま駐車場に入ってヘッドライト・テールライトを確認すると点いている・・。多分こりゃヒューズが切れたんだと解釈。
まあいいかっ~、どーせパレードランも終わっちゃし、後は明日の午後には帰宅だから。
で、担当のメカニックに話したら、ヒューズではないらしいとの返事。とりあえず今日は世田谷のCORNES持って行った。この件は後日・・・。それでもってそのまま今度はCORNES青山ショールームへ。お目当ては、日本初上陸のMC SportLineを見に行くために。


リアには鋭利なスポイラー。


エアダムスカートも少し大きめ。


サイドスカートもブラック。これだったら強力なダウンフォースが生まれそう。


ドアミラーもカーボンファイバー。


ドアハンドルもカーボンファイバー。


インテリアは基本ブラック。パドルシフトはSに準じる。ハンドルはカーボンファイバー。


20インチのブラックホィールは凄味が利いています。


サイドステップには、MC SportLineのロゴ。


カーボンフルパッケージのオプションが220万・・。
う~ん するとGranTurismoSの価格にこれをプラスすると、E’troppo cara・・・・。

16th MASERATI DAY

2009年12月05日 20時49分15秒 | MASERATI 3200GT
 さて、先日11月28日(土)29日(日)の2日間で開催されたMASERATI DAYについて報告しようと思う。というかもう様々なBlogで紹介されているので、写真をメインに皆さん見てください。因みに私は28日(土)は遅刻しましたので、実質はディナーパーティからの参加になりました。(悪しからず・・・)




ウェルカムパーティは東京プリンスホテルで行われました。


毎度おなじみのTridente Dolcie 美味しそうでしょっ


この極上のQuattroporteⅠはOrsi賞を受賞しました。当時のイタリアのアウトストラーダでは4ドアで200km以上巡航できる唯一のMacchinaでした。その隣は本邦初公開のアッズーロの2Postiだ。




初登場!! MOTO Maserati!! BICIとバイクの中間のような感じ。スピードメーターありません。


堺さんも興味津津・・・。プラグがかぶってなかなかエンジンかからず。
Orsiさん曰く・・・、「プラグが良くないね・・。」
おっし~さん、すかさずMaserati製のプラグに交換!
しばらくしたら、何とエンジンがかかった。拍手喝さい

ということで・・、我が3200GTの写真は一枚も無い・・。それも良しとしましょう。
Maserati Club・・、信頼を築く人の輪と素晴らしき大人の友情が一番大切なんだな。
ありがとう。16th MASERATI DAYとMaserati Clubの仲間たち。



MCJオフィシャルBlog

「ひと・くるま・ばいく」のイノウエさんBlog

「ghie'stime」のghieさんBlog

笹本さんのBlogにも!

VERISTAさんは究極ビンテージマニアのBlog!

コルセ4さんは懐かしのMODENAとフュージョン!

森口さんは私と同じ3200GTです。

シュアラスターのBlogにもDayの記事が。


ottoに掲載された二つのotto

2009年12月03日 00時55分18秒 | ALFA GT
 いつもこの雑誌の表紙に吊られてついつい買っちゃうんですよね・・。 お願いだから・・、1度でいいから撮影現場に連れて行って.
 Che bella donna
これで、Maserati版があったらOttimoだと思うのだが。


「おっと」・・横道にそれましたが、「otto」に掲載されている「otto」が二つとは
8C CompetizioneとGranturismoSのことだ。V8エンジンのAlfaRomeo vs Maseratiだ。いずれにしてもだ・・、結果はAlfaは完全なるLa Macchina Sportiva(スポーツカー)、MaseratiはGranturismoと両車は性格を異にしているのは、周知のことだが。作られているのはどちらのクルマもCiromenottiの工場なのだ。生産台数はもちろん限定生産の8Cよりは、はるかにGranturismoの方が多い・・、ゆえに改善の頻度も多いことから、質の高い完成度は遥かにMaseratiに軍配は上がるだろうと思う。それで、何とGranturismoの記事にまたもOrsi家のことが掲載されております。ただ・・、そもそもこの雑誌はAlfista向けなので、当然我々MaseratistiはOrsi家のことについては既に誰でも判っている。
では。

Buon Compleanno 95 anni !

2009年12月01日 00時22分37秒 | MASERATI 3200GT
Oggi,Il primo dicembre.

Nel 1914, Il ufficio di Maserati nacque a Bologna.


Tanti auguri! Alla Maserati salute.

その足取りは紆余曲折に満ちたもの・・・。しかしTridennteのCuoreは95年経った今でも脈々と引き継がれる。

左は、Omar Orsi、右はBindo Maserati、二人は何を話しているのか?OrsiがMaseratiに指をさしてるけど・・、「お前なんか出ていけ~」って言っているのでしょうか?


こちらは少し時代が新しく(とはいっても相当古いですね・・)、右端からJan Behra、次はFangio・・・、次は誰??多分、ビリヤード店の店主でしょうか??
左端はOmar Orsi、そのOrsiのすぐ隣の白いカミーチャを着た若い人Jean Alesiに似てますね・・?一体誰これが判った人は完ぺきなMaseratistaですな。

ということで、この人物は若かりしき頃の「Alejandro De Tomaso」でした。
Orsi・Fangio・Behraと並んでファインダーに納まるとは、若年の彼にして既に野心は抱いていたのか?それとも数十年後、自らMaserati社のオーナーになるなんて夢にも思わなかったのか?今となっては知るべしもないが・・。多分・・、アルゼンチンから渡ってきて、テストドライバーや雑用、営業マンとしても仕事していた頃、アメリカ人大富豪の娘であるイザベラとの出会いが、彼の運命を変えたのであろうか。

そして続く、De Tomasoのあとはご存知Luca MontezemoloとSergio Marchionneの時代に移ってゆくのであるが、95年の歴史は、幾度となくターニングポイントを経て、今のMaseratiがある。
ということで、私はイタリア語で言えばこうなる。
Io preferisco La Maserati all’AlfaRomeo.(当たり前ですけど・・。)