Una bella macchina

2台のイタリアンGTの出来事。それからファミリーの面白日記も書いていきます。

BBQの後は変則ダブルヘッダー(1955・7・26の巻)

2008年07月31日 00時15分13秒 | 多忙な諸々日記
 続きまして第二部は題して「LanciaD50、1955年の7か月とLANCIA史上最も悲しい日7月26日」です。Lanciaがテーマの今回の講座の題名は悲劇の大河ドラマのようなヒストリーです。ScuderiaLanciaというF1チームがLanciaにあったのです。マシンは「LanciaD50」と言いガソリンタンクが両脇にあり重量配分に優れたグランプリマシンなのだが、ドライバーはあの有名なアルベルト・アスカリであった。Monzaサーキットでテスト中に事故死・・・。それが遠因となってLanciaはF1チームごとFerrariに譲渡。

その日が1955年7月26日なのだ。(この講演会は7月27日に行われた・・)ヒストリーはMさんの独特な語り口調で、LanciaD50の独創的なメカニズムとアルベルト・アスカリの悲劇的なエピソードを織り交ぜ展開する話に、聴講者は全員釘付けでした。ふむぅふむぅと確かにLanciaの悲劇ですな・・・・、呟くRYUであった。(その後、Ferarriに譲渡されてからD50って優勝するんですよね。しかも我らがMaserati250Fがライバルだったし。)

それにしても演題者のMさんってアナログです。このIT化された世の中、プレゼンはPowerPointやプロジェクタなどは一切使わず全て紙です。恐れ入ります。この方の信念でしょうか・・・?拘りです。Lastに何故か「アスカリ親子の悲劇」と「武田信玄と勝頼」をダブらせて語っていましたが、あまりにも日本的解釈が入りすぎでは?と余計なこと思っちゃいました。(それがまたこの方の良いところかも?)

追伸:次回はあのトレンタ・トレ・ドゥエ・ストラダーレをデザインしたフランコ・スカリオーネがテーマです。これも興味深々です。また行っちゃおう!


BBQの後は変則ダブルヘッダー(執念のLancistaの巻)

2008年07月29日 23時40分58秒 | 多忙な諸々日記
 さて、BBQの当日はそれでお終いではありませんでした。中伊豆からUターンして今度は関内の開港記念会館へ行ったのです。

新・西家鼎談」に出席してきました。この会は今回で2回目の出席です。席を見渡すとあれ・・・、知人の方が何名か出席されているようで、軽く会釈する。自分でも結構人脈が多岐にわたってきたなぁと、我ながら感心する次第。して今回のテーマはLanciaについてがメインです。(テーマってLanciaThemaの事ではありませんよ)2部構成で最初は「LANCIAアウレリアGTのレストア」が演題だ。

 で・・・、このLanciaAureliaGT(B20)っていうクルマのレストア奮闘記です。GTっていう呼び名はこのクルマから。我がMaseratiの3500GTよりも数年前である。日本にどのくらい存在するのでしょうか。確かこのモデルのクルマは鎌倉でも見たことある・・。オーナーさん曰く、エンジンをばらして各部の再研磨や、調整から足回りを始めあらゆる箇所に手を入れたそうです。足かけ約2年の歳月。パーツは国産品で代用したモノもあるそうですが、純正品を手に入れるのが一番大変だったそうです。もちろん本国イタリアへメールやFAXで問い合わせなど等。

結局最後はTorinoにまで行かれたそうです。それもな・・ななんと奇遇にもRYUが行った4月29日と同じ日に訪伊して9日間ぐらい。(本業は何とか都合付けたらしい)Lancia車のパーツネットワークであるCAVALITTOへパーツの実物を手に交渉したそうである。手に入るまで日本に帰らないという意気込みで行かれたそうだ。そうした汗と涙の努力の結晶はお陰で現在では新車のような状態になったそうだ。(走行距離1,000km)
なるほどと感心した次第です。拍手!

中伊豆でBBQしてきました。

2008年07月28日 23時34分11秒 | MASERATI 3200GT
 さて、昨日は久しぶりのツーリングでした。2月の新春ツーリング以来のことで、メンバーと一緒に走るのは約半年ぶりでした。もちろんRYUはもうじき免停なので、くれぐれも法令遵守のはず・・・。東名高速→小田原厚木道路と快適走行です。


前を走るのはBiancoCoupe・BiancoQP。その前にはBlueCoupeも僅かに見えます。ドンケツより法令遵守です。


ところが、ターンパイクに突入後は、グイグイとトルクを効かせて登って行く・・・、快感エンジンサウンドに負けて、気がつくと軽々と5,000回転を超えて、またしても自制心効かず至福の時です。霧で煙る前を行くacero3200GT号のセクシーブーメランテールを眺めながら、ステアリングを切る。




十国峠に終結したMaserati。何故か外国人の方もに注目の的。頻りに記念撮影しておりました。


到着した中伊豆ワイナリーはなだらかな丘陵地帯にある。夏の蒸し暑ささえなければトスカーナそのものだ。




緑のブドウ畑とアズーロの3200GT・・・、絶妙のカラーコンビは絵になります。


参加していただいた皆様お疲れ様でした。

ROSSOの今月号も出ています。

2008年07月27日 22時44分18秒 | MASERATI 3200GT
 9月号のROSSOは、先月に続きMさんの聖地巡礼の旅が掲載されております。(P141です。)
どうですか?皆様、スーパーカーフリークをはじめFerrari・Maserati・Lamborghiniに少しでも齧った方は、一度はModenaを訪れるべきです。そうすることによって改めてスーパーカーを始めとするイタリア車の魅力を満喫できるのです。
Rosso (ロッソ) 2008年 09月号 [雑誌]

ネコ・パブリッシング

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 あれ・・・?、でこのレポートに書いてある「ガレリア・フェラーリは観光地ぽかった・・。」って一言は多分me!

Chateau BBQ Party

2008年07月12日 20時52分23秒 | MASERATI 3200GT
Chateau BBQ Party
昨年に引き続いてのバーベキューパーティの開催です。
今回は場所を伊豆の修善寺にある中伊豆ワイナリーにおいてトスカーナやカルフォルニアのようなブドウ畑が続く丘陵地帯でのバーベキューです。


日時:2008 年7 月27 日(日) 10:30~13:00 頃
場所:「中伊豆ワイナリー シャトーT,S」 バーベキューレストラン「ぐらっぱの丘」
静岡県伊豆市下白岩1433-27 Tel 0558-83-5111 Fax 0558-83-5112

下記のルートが渋滞も少なく快適です。
東名高速海老名SA(第一集合場所9:00)→小田原厚木道路→ターンパイク→
十国峠(第二集合場所9:45)→伊豆スカイライン→山伏峠IC→一般道→中伊豆ワイナリー
(所要時間は海老名SA~中伊豆ワイナリーまで1 時間30 分です。)
当日は各自で中伊豆ワイナリーまで直接お越しいただくか、上記のタイムスケジュールで
第一・第二集合場所にお集り頂きツーリングも兼ねて向かいます。

参加費 下記のメールアドレスにお問い合わせください。
2 時間食べ放題(牛カルビ・豚ロース・鶏むね肉・鴨むね肉・野菜・ごはん・カレー・やきそば・スープ・ソフトドリンク飲み放題)

※ アルコール類はクラブツーリングの関係上、ご用意していません。
※ 参加希望のメンバーは事務局(contact@maseraticlub.jp)までご連絡ください。
締切日7 月18 日(日)
※MCJメンバー以外の方も参加可能です。
是非、イベント体験していただき、クラブに入会されることをお勧めいたします。

QuattroporteS at RoppongiHills

2008年07月05日 01時11分34秒 | MASERATI 3200GT
遅くなりました。昨日は六本木ヒルズ森タワー52Fで開催された「Maseratinight」に出席してきた。さすが夜の8時頃ついたので、52Fからの夜景は満点の星空を逆さまにして、更に遠くまで続くイルミネーションの絶景が眺められる。

NuovaQuattroporteは最近イタリア本国で発表されて間もないにも関わらず、早くも日本デビュウですね。


まずは、一番の変更点はエンジンで、従来の4.2lのほかに4.7lが加わった。もちろんこれはGranTurismoSの4.7lをベースに4ドアセダンという性格上少しデチューンしたものだ。


そして4.2と4.7l両車ともトルコンATのみ設定だ。外観上の相違はフロントノーズが少し伸び、ヘッドライトはAudi並みにLEDヘッドライトを装備。

それに伴いグリルも出歯のような形状に。そのほかドアミラー・サイドスカート・リアコンビネーションランプも変更された。

 会場は、結構賑わっておりました。いつもながら、友人・知人にバッタリ出くわししばし談笑の時。そういえば、これだけトルコンATを全面に出しての販売戦略。おかげでデュオセレクトは在庫車が結構ある模様。QP検討中の方は要チェックです。デジカメ持っていくの忘れました。撮影した写真は全て携帯カメラです。

第三のイタ車登場

2008年07月02日 23時02分05秒 | 多忙な諸々日記
 悪夢は降って湧いたように起きました。実はいろいろありまして、8月から30日間免停になりました。夏休みのドライブはほぼ絶望・・・。これから1年間に無事故・無違反(前歴2回・猶予は1点のみ)で乗り切らなければなりません。どん底に突き落とされた気分です。通勤や仕事にも支障をきたします。しかしここでめげてはイケマセン!時節柄、ガソリン価格の高騰を受けて、グッドタイミングです。逆鏡をバネにです。地球環境にやさしくエコロジーな電車+チャリで出勤。ずっと乗っていなかったBianchiを引っ張り出したので、3200GTとAlfaGTは当分出動回数は減ります。ガソリン節約とトレーニングを兼ねて!