Una bella macchina

2台のイタリアンGTの出来事。それからファミリーの面白日記も書いていきます。

イタリア自動車紀行から  - RYU版 -

2008年12月31日 23時57分19秒 | MASERATI 3200GT
 今年もあと1日となり、1年は一瞬のうちに過ぎ去った感があります。まずは仕事に毎日全力投球と、日々滅私の奉仕の精神。朝は5時30分に起きて職場へ向い、夜は遅い時は深夜の帰宅もありました。そして趣味仲間との楽しいひと時も充実したものとなりました。お陰で家族や子供たちと触れ合う時間が少なかった事が、マイナスだったでしょうか?(これではイケマセンね。。来年は改善したい。)そして今年の一大イベントはイタリアへ行ったことですね。それも殆どクルマ三昧の旅「イタリア自動車紀行」でした。今Milanoに在住している友人がプロデュースして実現した今回の「イタリア自動車紀行」は、クルマそのものを始めとして、文化・社会・芸術など・・、あらゆる現実はまさに自分が描いていたFantasyを超えるものだったのです。あれから変わりました価値観が・・、日本はFarEast(極東)、世界の中心はMODENAにあり!!。言い換えれば天正遣欧少年使節とでもいいましょうか?Maseratiを愛するモノはModenaに行かねばなりません。そうしないとMaseratiをはじめとするイタリアンスポーツカーの良さが半分も味わえないからです。といことで、まだある写真の一部を見ながら振り返って見よう。


Eldorado!これはCandiniに飾ってあったプレートの数々。かつてF1とインディが一緒に走った一騎討ちレースに出たマシンMaserati Tipo 420M に貼ってあったスポンサーがEldoradoだ。(イタリアンジェラートの名前です。)


こちらはご存じA6G/54 Frua spyder。A6シリーズはもちろんこのFruaの他にPininfarinaやZagatoあり、まさにクルマのSU MISURAだ。


こちらはCandiniのお隣にあるCampanaだ。ここは主にボディ周りがメイン。歴代モデルは全てある。GhibliSpyderと222.4V?か Recing?。CandiniとCampanaは90年あまりのMaseratiのArchivioで、ここの2か所へ行けばMaseratiの本流は垣間見れます。


さて、次はMilanoに戻ってMuseoAlfaRomeoへ。 


 Manuel Fangio vince con la 159 "Alfetta" il Campionato del mondo del 1951
ファンジオがドライブした1951グランプリマシンだ。我が4CLTも歯が立たなかった・・。これは感動しました。


同じMilanoではZagatoを訪ね。GS Zagatoに感激。


その後は、エミリア・ロマーニャへ。見渡す限りの緑の平原が続く中に、GrandeCasaが点在する。


 IndyとMarakを所有され、かつてはGhibliOpenCupやBarchettaでレースにも参加されたことのあるMaseratistaのDさんにもお会いできました。Dさん曰く、OggiのMaseratiに少々物足りないのだそうだ。全くもって同感です。




次はGalleriaFerrari。ここは完全商業ベースと化しました。観光客はヨーロッパ中から観光バスでやって来ました。


次に行ったところはSanMarino。道の向こうの地平線に飛び出ている険しい山が、ティターノ山で頂上付近がSanMarino共和国。あんな凄い険しい山にあるなんて思ってもみませんでした。要塞ですね。


山頂付近の街中はCaffèやRistoranteが並んでいます。今度来るときはMilleMigliaの時期に行ってみたいですね。






そして、OggiのMaseratiS.p.Aは近代化されておりました。しかし、中で働いているスタッフはきっと熱いハートと情緒的感性を持った人々により、出来上がるクルマは昔も今も変わらないと思う。




次はご存じStanguelliniとLamborghini。
ここModenaを中心とするエミリア・ロマーニャはスーパースポーツカーの宝庫だ。
Maserati・Ferrari・LamborghiniをはじめDe Tomaso・Pagani・Edonisなど後を絶たない・・。周辺にはボディ・エンジン・レストアなど専門に扱う工場が集中するのである。スーパースポーツが生まれる環境は正にそんなところにあり、それを生まれ育てるモデネーゼは、やはり天才が多いのであろう。


ここはModenaのCanalGrande。






どうですか、Modenaは小さな街ですが、何処を歩いても美しい建物。「屋根のない美術館」ってFirenzeだけではありません。


RistoranteMontanaでModena料理を食す。


そしてImolaに移動して、Sennaのモニュメントを参拝。






偶然にもサーキットではリニューアルオープンのイベントを見学できてラッキーでした。


トスカーナでは、素朴なアグリツーリスモへ泊り、採れたての自然食品を味わいながら、大自然を満喫した。


田舎のカントリーロードを147でツーリングもしました。

 
もちろんイタリアですから、鮮やかな色彩のフレスコ画や彫刻もたっぷり見ました。感嘆の旅でもありました。


Arrivederci!

La 3200GT e AlfaGT di Oggi

2008年12月31日 23時54分06秒 | 多忙な諸々日記
 12月に入って一気に点検しました。3200GTは飛び石で凹んだボンネットを直しました。ついでなので純正オーディが壊れたので、アルパインのiPod対応のワンボディオーディオに変えました。ついでにデフオイルをアタックレーシング製に換えました。ASRが作動しても滑らかになりました。


対するAlfaGTは6か月点検です。こちらの方は、エンジオイルを交換・・。
というかまた無くなっていました・・・。

セレスピードは今のところ問題なし。ですが・・・・ずっと不安です。

ゆくクルマ・くるクルマ

2008年12月28日 20時31分13秒 | Mercedes-Benz A160
 実はこの12月に入ってサプライズが起きました。うちのママが愛用しているA160。こいつが異常メッセージを表示したのです。症状はDレンジに入れ発進したら、メーターナセル内に表示するマルチファンクションディスプレイに急に「F」が表示された。それと同時にアクセルペダルを踏んでも全く加速しなくなったと言うのです。その場はあわてて路肩にクルマを寄せてエンジンを切って再起動をしたら、正常に戻ったそうだ。仕事から帰った私はその話を聞いて、はは~ん??天下のメルセデスもMaseratiと同じくスロットルボデイかECUが駄目になるのか・・としきりに感心してしまったのである。とりあえずいつもの正規ディーラーに持って行ってテスターでも充ててもらったら・・、と話して、早速翌日ディーラーに診てもらったそうだ。それで診断結果はなんと「バルブボディ」というオートマのミッションの一部部品が駄目なのだそうだ。これがなんと価格が20万以上、リビルト品でさえ8万ぐらいするシロモノ。挙句の果てにその「バルブボディ」を交換してもいずれ60%の確率でオートマミッションが逝かれるそうだ。オートマミッションは正規で買うと70~80万・・・。現在A160は中古車市場価格は50万前後だ。

そんなクルマに70万も掛けて修理出来ん・・・。あーでもないこーでもないと揉めた挙句、この年末の土壇場にママの次期クルマを買う羽目になった。して最有力候補は現行モデルのA170。ところがカタログデータで調べてみると僅かに現行A170の方が車高が高い。今のA160が擦れ擦れで屋根付き駐車場に入るので、ならば最初からローダウンにしてもらおうとディーラーに話したのであるが、これがまた厄介なことにルーフトップにあるアンテナが引っかかることが判明。ショートアンテナに変えてもアンテナのベースが結構でかくそこに引っ掛かってしまう・・。結局落ち着くところはA160のマイチェン版を買うことになった。こちらの方は問題のオートマミッションは対策済みというお墨付きの安心車両ということで、まるく納まりました。

 それにしてもメルセデス初のFF車・・・、60%の確率で壊れるってほとんどリコールと同じじゃないの?って思っちゃいます。結論、我が家ではMaseratiが車両価格に対する修理費が一番かかっておりません。高品質で高性能車の証です。

Festa di Natale

2008年12月16日 00時45分43秒 | MASERATI 3200GT
 遅くなりました~。一昨日は六本木のCORNESでMCJの Festa di nataleがありました。要するにX’masパーティです。


Maseratistiには既にご存じかも知れませんが、12月14日は94°Anniversario MaseratiS.p.A(1914-2008)でもありました。
(正式には12月1日。)



Questa è La Macchina di Biturbo. 

六本木CORNESはちょうどけやき坂の下にあるのでキラキラでした。


で・・、その後は中目黒にあるトラットリアカフェコチネッラで、エミリアロマーニャ料理を満喫しました。(あ~。久しぶりに本物のイタリアCucinaに、食べきれなかった。)

È un ristorante di Mrs. Panzetta qui.


15th MASERATI DAYに行ってきた。(3)

2008年12月02日 23時03分09秒 | MASERATI 3200GT
今年のグランプリはもちろん誰も文句なしに、このMacchinaを選ぶ。
マチャアキさんのDuecento・Sport・Internazionaleだ。


まるでConcorso Italianoのようだ。


そして常連のA sei PininFarina とQuattroporte1も花を添える。


更に走行距離1万キロ?程の極上Shamal登場。シャア号を駆るのはViolet氏だ。


更に更にMarcello Gandini作により緊急ショートミーティングも勃発。
鬼才のリアホィールアーチの競演だ。


とどめは、懐かしのスーパーカーフリークに捧げるBORAとCountachの2ショット!!
丸目のリトラクタブルヘッドライトがいい感じです。


Parata Maseratiでは、200Siと並び2ショット!!


浜名湖大橋を渡る3200GT。同じアズーロアルゼンチーナに乗るMさんが撮影。


今年もでました。Tridente Tiramisù。



15th MASERATI DAYに行ってきた。(2)

2008年12月02日 00時05分08秒 | MASERATI 3200GT
 今年のMASERATIDAYはヨットハーバーを使ってのイベントで、ロケーションは最高でした。初日のウェルカムパーティでは、マチャアキさんのユーモアたっぷりのスピーチに皆さん大喜び。更に「MaseratiNow!」では最新ファクトリー情報も披露され、これからの時代に即したニュウジェネレーションコンセプトのお話など盛りだくさんでした。
スポンサー・協賛企業もCORNESをはにじめに、Maseratiランプや、フェラガモのフレグランスOZのTRIDENTEホイール(流石イタリアンデザイン・・・、これはちょっと高いけど超カッコイイ!!)・シュアラスター(コーティング)など、結構バラエティに富んでいた。

その後の2次会は時間も経つのも忘れて深夜2時を回ってしまった。

 さて、翌日は寝不足もなんのその早朝よりスパで、昨日の疲れを癒す。そして早速ツーリングの準備。

朝焼けに輝くズラリと並んだ3200GT・Coupe・GranSport・GranTurismoまで。壮観であるが、MCJもだんだん車種構成が変化してきた。数年前まではデ・トマソのBiturbo系が主流であったが、今では3200GT以降のModelが、半数以上占拠。

MY3200GTも既に古株の領域に突入しております。