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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

復興に向けた木と建築& 木の暮らしセミナー板倉構法さんたろう筑波大学

2014-03-05 02:20:01 | 日記
会場
岩手情報交流センターアイーナ
8階 803号会議室
復興に向けた木と建築&木の暮らしセミナー
主催岩手県地域型復興住宅推進協議会
共催(一社)岩手県建築士事務所協会
講演
演題[板倉構法による復興の取り組み]
講師
筑波大学名誉教授・建築家安藤邦廣
復興には住宅の需要がありその木材の供給と兼ね合いが、大事になり以前より講師が関わってきた板倉構法がこの震災を期に仮設住宅やがて復興住宅にいかされて行くのが内容になります。
山の木をおおいに利用するのが板倉構法になり木の循環利用により山の再生にも一役かう事にもつながります。
それには耐久性のある建てかた次第では50年どころかそれ以上の住みつづける事ができるのが板倉構法の特徴として上げられます。 神社仏閣がその例として上げられ木をたくさん使うログハウスと似ています。 あちらは丸太をこちらは壁などあらゆる所に板材、柱には丸太を使い建てます。
燃料を廃材を利用した薪ストーブ、ボイラーを使う事にも利点があり震災時に手近に燃料があり困らないですみます。
木造の仮設住宅の例が示され室内は中二階がありそこはまるでコテージのようでプレハブの仮設住宅の住人からうらやましがられているようです。
これをベースにした復興住宅の導入が進み循環型の山の木を大切にする事は海の再生につながりやがては漁業の繁栄が期待されています。

良いことばかりとは言えないのは内装は板張りになり良く言えば木に囲まれたログハウスのような雰囲気につつまれます。
しかし天井も壁も床も板に囲まれた空間が果たして癒しと呼べるかは好みの別れる所になります。

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