たいへん長らくお待たせいたしました。
ついに秋田三十三観音霊場をめぐりお寺に納経を済ませました。その証にご朱印を集め満願成就となりました。
ご朱印を差しかえる。秋田三十三観音霊場納経帖は紐綴じになります。昔はこうだったんだろうなそれは、ご朱印がお寺さんにより紙の縦の大きさが統一されている反面、横幅が微妙に違います。
ご朱印を紐でていねいに綴じるとだんだんになりました。
差しかえのご朱印は一枚物になります。その片側にご朱印、片側に御詠歌になります。 それが折ってあるわけでは無く、穴も無く一枚物をそのまま渡されたご朱印、御詠歌がありました。
自分で苦労して穴を開けました。それをていねいに合わせ二つ折りにしてご朱印帳にはさみました。
それが味わいとして秋田ではいまだに残されいるようです。
見開きに御詠歌があらかじめ印刷されたご朱印にはお寺により様々な対応があります。観音さまのゴムのスタンプをぺったんこと朱印された物、あらかじめ両方が印刷された物にはさすがに興ざめする思いに至りました。
その中にはわずかなら住職さん自らがご朱印をていねい書いたありがたい物がありました。それを受け取ると格別な思いいれが伝わり感慨深くいただきました。
あらかじめ電話で予約をすると見開き(差しかえ)以外にもお寺により住職さんが同じ観音さま、またご本尊さまのご朱印にていねいに持参したご朱印帳に直書きして下さるありがたいお寺さんがあります。
やはりこれも遠方から行ったのでとてもうれしく感謝しありがたくいただきました。
また、そのようなお寺さんにはぜひゆっくり訪れて見たいと言う思いがあります。さらに秋田に親しみを持てるようになりました。
それぞれの秋田の地域の風景やら成り立ちやら文化の違い、中には立ちよった食堂のメニュー(笑)など様々に興味深い事が多くありました。
最後に秋田三十三観音霊場をめぐったきっかけは、小冊子を見るとその多くが曹洞宗になります。
菩提寺が曹洞宗になり帰依しいる宗派になるからになります。また、他の宗派もあり偏りが見られなかったので秋田県内をめぐって見ようと思いました。

