1970年代の自転車のリムのメーカーは国産ではアラヤ、ウカイの2社がありました。
フランス製だとスーパーチャンピオン、マビックの2社がありました。中でもツーリング自転車に人気があったのがスーパーチャンピオンになります。
マビックは、ホイールメーカーとしてさらなる進化を続け現在にいたります。
スーパーチャンピオンは、後にウォルバーに売却され消滅したブランドになります。。
そのリムに650.A650.Bのサイズ幅があります。
650.A(26.3/8)は、現行のママチャリを始めとした。一般的サイズになります。
650.B(26.1/2)は、ツーリング自転車、キャンピング自転車に用いられより高い負荷に耐えられる広めのタイヤ用のサイズになります。
それが、マウンテンバイクの登場やさまざまな事情で一度はとだえたサイズになります。
ツーリング自転車と言えば650.Bとして特にそのスーパーチャンピオンのリムは、ポリッシュ仕様になりその輝きに根強い人気がありました。
用との広がりとともに復活したサイズになり現行品のタイヤが手軽に買えるようになりました。
タイヤはその中からPanaracer
Pacenti Pari-Moto パセンティ パリモト 27.5×1.5(650B×38) これにより1970年代当時の雰囲気を残しつつ新たな進化をとげたタイヤを体験する事ができました。
このスーパーチャンピオンのリムは1970年代の技術水準としてはこれが精一杯だった事でしょう。
それはリムの接続面にわずかな段差がありブレーキをかけるとそこから波うつような一定の震度が伝わってきます。