nauhts の山歩き記

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小蓮華山(2769m) ~ 白馬岳(2932m)④ -蓮華温泉(日帰りピストン)-

2013年10月07日 | 北アルプス・立山
2013年10月7日(月)
台風23号が大陸へ去り、次の24号が日本へ接近、8~9日頃、影響が出そうだ。
束の間の好天気になるという予報に、蝶ヶ岳~常念岳以来の日帰り登山へ。
白馬岳は3回登っているが、今までは猿倉~大雪渓からだったので、蓮華温泉からの挑戦。
本当はテントを担いで、朝日岳まで周る予定だったが、日帰りピストンに。

蓮華温泉まではアプローチが少し長いのが珠にキズ。
猿倉なら87kmほどだが126kmと、約40km=40分ぐらい余計掛かる。
栂池高原からという手もあるが、ロープウェイを使わなくてはならないので、時間制限がある。

国道158号線、平岩から約22km、白池付近を過ぎると少しづつ紅葉が色づき始めて来る。
平日にも係わらず蓮華温泉の駐車場には、車が結構停まっており少しびっくり。
温泉の宿泊者だけでなく、山小屋宿泊者も結構いるようだ。

紅葉が真っ盛りの登山道を登って行くと、約2時間で白馬大池へ到着。
素晴らしい風景に写真撮影も嵩み、20分ほど休憩後、小蓮華山へ向けて出発。
30分ほどで船越ノ頭の稜線へ出ると、目の前が開け、眺望に感激する。

ここからは稜線歩きなので、左右の眺望を楽しみながら、小蓮華山~白馬岳へと登る。
多少のアップダウンはあるが、比較的楽な登山道で、初心者や年配者でも登れるだろう。
駐車場を出発して約4時間15分、白馬岳頂上へ。

360°の眺望を堪能し、早めを昼食を済ませ、40分ほど滞在で下山へ。
午後になると、やはり多少の雲が湧いて来て、折角の眺望が遮られる。
1時間35分ほどで白馬大池まで下り、白馬乗鞍岳を向かうも途中で止めて下山へ。

蓮華温泉へ向けての下りは眺望はないものの、周りの紅葉が進み綺麗。
白馬大池から1時間45分ほどで、駐車場へ戻る。
10分ほどで帰り支度を済ませ帰宅へ。18時無事帰宅。 13時間50分のお出掛けでした。

  (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

04:10 自宅出発。 気温14℃、この時期としては暖かい
06:15 蓮華温泉駐車場。 126km(国道から22km)
06:30 朝食と準備を済ませ出発
08:25 白馬大池。 (1-55)

08:45 休憩と写真撮影を済ませ、再出発。 【20分】
09:15 船越ノ頭。稜線に出ると素晴らしい眺望に恵まれる
09:50 小蓮華山。 (1-05)
10:15 三国境
10:45 白馬岳。  (0-55)     【登り 3時間55分】
11:25 眺望を楽しみ、昼食を済ませ下山へ。【40分】

11:45 三国境
12:10 小蓮華山。 (0-45)
12:40 船越ノ頭
13:00 白馬大池。 (0-50)

13:45 白馬乗鞍岳を目指すも、途中でキャンセルし下山へ。【45分】
15:30 蓮華温泉駐車場へ戻る。(1-45)【下り 3時間20分】
15:40 帰宅へ向け出発
18:00 無事帰宅

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蝶ヶ岳(2677m)② ~ 常念岳(2857m)② - 三俣 - (日帰り)

2013年09月29日 | 北アルプス・立山
2013年9月29日(日)
槍ヶ岳~穂高岳の縦走から10日経ち、そろそろ身体が鈍り始めている。
今週の天気予報は曇りのち晴れが多く、降水確率も30~50%で、山へは行けそうもない。
日曜日は避けたいところだが、降水確率0%で絶好のお出掛け日和だというので山行きへ。

先日の縦走で笠ヶ岳も常念岳も綺麗に見えていたので、今度は向こうから眺めて見よう。
笠ヶ岳の日帰りは無理なので、常念~蝶から歩いたコースを見返してみよう。
三俣から5年前と逆で、蝶ヶ岳~常念岳コースを歩く。

 

04:30 自宅出発。気温11℃
05:55 三俣駐車場。 現地まで76km
06:20 朝食と準備を済ませスタート
09:00 蝶ヶ岳(2677m)。 【登り:2時間40分】
09:20 20分休憩後、常念岳へ向かい出発
12:00 常念岳(2857m)。 【縦走:2時間40分】
12:30 昼食兼用30分休憩。下山へ
15:05 三俣駐車場。     【下り:2時間35分】
15:20 帰宅へ向け出発
16:55 無事帰宅

三俣の駐車場には約70台停まるが、もう既にほぼ満杯。
手前の路上にも10数台が駐車しており、流石に日曜日だと感じる。
昨日もほぼ好天気だったので、泊りの週末登山者も多かったのだろう。
登りや縦走、下山中にも大勢と行き会った。

蝶ヶ岳の稜線へ出ると、穂高連峰が直ぐ目の前に迫って来る。
先日縦走しただけあって、凄く懐かしく親しみを感じる風景。
穂高山荘や北穂高小屋も肉眼でハッキリと見える。
残念ながら、ジャンダルムは前穂高岳の陰で見ることが出来ない。

24~2500mから上はもう紅葉(黄葉)が始まっており、色が変わっている。
今回は2回目であるが、コース順も季節も違うので、新鮮に感じる。
今回の蝶→常念のコースの方が、前回の常念→蝶のコースより、易しく楽である。
それほど厳しいコースではないが、三俣~前常念岳の間の一部がちょっと大変。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

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北アルプス縦走 (槍ヶ岳~穂高岳~西穂高岳) -新穂高温泉-

2013年09月19日 | 北アルプス・立山
2013年9月17日(火)~19日(木)
昨日の日本を直撃した台風18号一過後、暫くは好天気続くという天気予報に、
これはもう山へ行くしかないと、予てから念願の北アルプス縦走に出掛けることに。

   

台風通過中に心配しながら荷物を揃え準備万端、17日早朝03時30分、自宅出発。
ETC割引きが利くので有料安房トンネルを利用、現地駐車場05時45分到着。130km。
登山者用無料駐車場の最上段に停め、朝食と準備を済ませ、06時15分、登山スタート
県道を少し歩き、ロープウェイ駅の前から右俣林道を槍平へ向かう。
林道を途中より夏道でショートカット、穂高平避難小屋へ出る。
ここでトイレ休憩を済ませ、再び林道を歩き始める。

いくつかの沢を越え09時30分、槍平小屋へ到着。 駐車場から3時間15分。
ここで今日の行程のほぼ半分。 15分ほど休憩、水を補給し、再スタート。
飛騨沢の川が消える頃になると、前の方に西鎌尾根の稜線が見え視界が開ける。
目の前に槍ヶ岳山荘が見えると間も無く千丈分岐点、ここで20分ほど昼食休憩。

左側の登山道を30分ほど登ると、西鎌尾根の千丈乗越へ出る。
ここから直ぐ先に、槍ヶ岳と山荘が見えるが、ここからがちょっときつかった。
標高差350mほどだが、脚が攣ったりし休憩も多く、1時間20分ほど掛かってしまった。
13時35分、槍ヶ岳山荘到着。槍平小屋から休憩含め3時間50分ほど。 【7時間20分】

先ずは山荘へ寄り、キャンプ場の申し込み。 場所を指定されるので、早めの到着が望ましい。
テント1泊700円。水は有料、1リットル=200円。ガソリンより高い。2リットル購入。
指定された7番へ荷物を降ろし、先ずはお湯を沸かしてコーヒーで一服し、槍ヶ岳頂上へ向かう。
頂上まではクサリ場とハシゴで15分ほど。 360°の眺望に大満足。

20分ほど眺望を堪能し下山、テン場へ戻りテントを張る。
30張ほどのテン場も徐々に埋まり、今日は23張ほど。
夕食をしながら綺麗な夕陽を眺め、18時過ぎ日没と同時に、ほぼ満月が昇る。
外気温9℃、19時就寝、テント内13℃。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

初日:9月17日(火)快晴
03:30 自宅出発。青木峠~梓川堤防~有料安房トンネル。平湯=気温3℃
05:45 新穂高温泉、登山者用無料駐車場。 自宅から130km
06:15 朝食と準備を済ませスタート
07:00 右俣林道を夏道をショットカットし、穂高平避難小屋前へ
07:15 トイレを済ませ15分休憩。再び林道を歩き始める。
07:50 白出沢出合。林道はここまで
08:45 滝谷を渡る
09:30 槍平小屋。 駐車場から3時間15分
09:45 水は豊富に流れたっぷり補水。15分休憩後出発
11:20 千丈分岐。 目の前に槍ヶ岳山荘が見える
11:40 昼食兼用の休憩をし、再出発
12:10 千丈乗越。 西鎌尾根の稜線へ出る
13:35 途中、脚が攣り何度か小休止しながら、槍ヶ岳山荘。【駐車場から7時間20分】
13:55 山荘で受け付けと水を購入し、指定されたテン場へ。
14:20 インスタントコーヒーで一服後、槍ヶ岳(3180m)を目指して出発
14:35 槍ヶ岳頂上。360°の眺望に大満足
14:55 下山
15:10 テン場へ戻り、テント設営
18:03 夕食を済ませ、日没を迎える
19:00 就寝、外気温9℃、テント内13℃

 

----------------------------------------

翌18日、午前3時過ぎ、トイレへ行く為にテントを出ると、西の空に満月。
月明かりの為にライトも必要ないほど。 その為に満天の星空が見ることが出来ない。
テント内9℃、外気温3℃。風が無いので意外と寒くない。
もう寝れないので着替えてテント内の荷物を片付け、朝食も済ませる。

5時前、薄明るくなり始めた頃ヘッ電を付け、ご来光を拝む為に、再び槍ヶ岳の頂上へ向かう。
もっと大勢がいるかと思ったが先人は2人、後から5人ほど登って来たがちょっと拍子抜け。
05時27分、浅間山の右側からご来光。 朝陽が当たる景色を眺め下山。
テン場へ戻りテント撤収。 07時過ぎ、穂高山荘を目指し縦走スタート。

大喰岳までは20分。更に30分ほどで中岳。ここから1時間で南岳。
直ぐ下の南岳小屋までは7分ほど。 槍ヶ岳山荘テン場から2時間10分。
ここからが本格的な山歩き。 急坂・クサリ・ハシゴ多数、アップダウンの繰り返し。
キレットを越え、1時間40分ほどでA沢のコル。ここでザックを降ろし、20分ほど昼食休憩。

再度気を入れ直し、飛騨泣きと呼ばれる急登を1時間15分ほど掛け北穂高小屋へ。
ここのテラスから見る槍ヶ岳は素晴らしい。直ぐ下には涸沢も見える。
1リットルの飲料水が2割ほどしか残っていないので、500ml=100円を補水。
15分ほど休憩し、3分ほどで北穂高岳頂上。12時45分。テン場から5時間40分。

何度かのアップダウンを繰り返し、クサリ・ハシゴでいくつかのピークを越える。
先の奥穂周辺には雲が掛かり始め、ちょっと気が焦るが、脚が思うように進まない。
涸沢岳への登りも意外ときつく、北穂から約2時間、14時50分頂上へ。
頂上からは穂高岳山荘が直ぐ下に見え、20分弱で到着。 【槍ヶ岳山荘から8時間05分】

先ずは小屋へ寄りテン場の受け付けをし700円を払い、水2リットル=300円を購入。
ここのテン場は予約指定ではなく、先着順に好きな場所へ。
急斜面の狭いテン場は既に半分位埋まっており、空いているのは2~3ヶ所のみ。
避けてくれとは言われたが、広く空いているヘリポート周辺に適地を確保。

先ずはお湯を沸かしてコーヒーで一服。テントを張り終える頃には、次から次へと埋まっていく。
夕食を終える頃には37張ほどで、ヘリポートも満杯に。下に見える涸沢より多そうだ。
夕陽は残念ながら雲が掛かり見えない。今夜はテント同士が近いので、若干うるさそうだ。
夕べの月明かりに懲りたので、アイマスクと耳栓を着けて就寝。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

2日目:9月18日(水)快晴
03:10 起床トイレへ。 西の空には満月
04:40 朝食とテント内荷物を片付け、再び槍ヶ岳頂上へ向かう
04:55 槍ヶ岳頂上。 先人2名、まだ夜は明けない
05:27 浅間山の右側からご来光
06:00 下山
06:15 テン場へ戻り、テント撤収
07:05 穂高岳へ向けて縦走開始
07:10 飛騨乗越
07:25 大喰岳(3101m)。山頂は広い
07:55 中岳(3084m)
08:40 天狗原分岐
08:55 南岳(3033m)
09:15 南岳小屋
10:55 キレット、長谷川ピークを越え、A沢のコル
11:15 ザックを降ろし、早めの昼食を済ませ、再出発
12:30 飛騨泣きの急登に喘ぎながら、北穂高小屋へ
12:45 北穂高岳(3106m)
14:45 何度かのアップダウンを繰り返し、涸沢岳(3103m)へ
15:10 穂高岳山荘(2983m)。      【槍ヶ岳山荘から8時間05分】
15:30 テン場の適地を探してウロウロ、ヘリポート脇へ落ち着く
17:45 雲が掛かり日没を見るのを諦め、テント内へ引っ込む

 

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翌19日、耳栓を着けているのに、夜中に強風でテントが煽られるバタバタ音で目が覚める。
このまま天気が崩れたらヤバイなと思いながらもウトウトとしていると、やがて静まった。
夜明け、西の空には満月。やがて東の空からは太陽が昇り、今日も良い天気だ。
テント内7℃、テント内で朝食を済ませ撤収。 05時45分スタート、外気温1℃。

山荘の目の前からクサリ・ハシゴの急登、35分ほどで奥穂高岳頂上へ。
ここでも360°の眺望を楽しみ、最大の難所を越えジャンダルムへ。
奥穂から50分、天使がいるジャンダルムのトップに立つ。
ここから西穂高岳までも、何度かのアップダウンで厳しい。

西穂独標を過ぎると厳しさも収まり、普通の山歩きとなる。
12時18分、西穂山荘へ到着。 ここのラーメンが有名なのでちょっと贅沢をする。
900円、わざわざ食べに来る人もいるというが、それほどでもなく、ごく普通。
ラーメンを食べていると、今日何度も一緒になった若者二人組と再び会う。

ジャンダルムでは写真を撮って貰ったし、途中では何度か会話も交わしている。
後から写真を見ると、最初の奥穂高岳からほぼ一緒に歩いているのがわかる。
三人揃って記念撮影をし、一緒に下山することに。
歩いて下りようかとも思ったが、下山道は不明瞭で迷い易いというので、ロープウェイを利用。

13時45分のロープウェイに間に合うかとも思ったので13時少し前に山荘を後にする。
途中の旧ボッカ道への入口にはロープが張ってあり、その先は踏み跡はあるが藪になっている。
ロープウェイ山頂駅へ着いたのは13時44分、既に改札は閉め切られていた。
次の14時15分発に乗ることにし、山頂駅屋上の展望台で景色を眺める。

ロープウェイ片道1500円。8kg以上の荷物は別に300円必要だが、8kgとして貰った。
標高差950mほどの下りも20分ほどで、アッという間に新穂高温泉まで下ってしまった。
歩いて下っていたら、3時間近く掛かったかも知れないので、贅沢だが正解だったろう。
若者二人とはここでお別れし、駐車場まで10分ほど歩き、無事バイクの元へ戻る。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

3日目:9月19日(木)快晴
04:30 起床トイレへ。夜中の強風も収まり、西空に満月
05:27 朝食を済ませ、荷物を纏めテント撤収中にご来光
05:45 穂高岳山荘出発
06:20 奥穂高岳(3190m)。ここでも360°の眺望を楽しむ
06:30 北アルプス最大の難コースを歩く為に出発
07:20 馬ノ背のナイフブリッジを越え、ジャンダルム(3163m)へ立つ
07:30 天使に会い、下山へ
08:30 天狗のコル。岳沢への分岐
08:55 天狗岳(2909m)
09:25 間ノ岳(2907m)
10:30 西穂高岳(2909m)。ここまでアップダウンの繰り返し
10:45 15分休憩後、西穂山荘へ向け出発
11:15 ピラミッドピーク
11:30 西穂独標(2701m)
12:05 丸山(2452m)
12:18 西穂山荘。ラーメンで昼食、40分ほど休憩
12:57 下山へ向けて出発
13:44 ロープウェイ山頂駅。45分発に間に合わなかった
14:15 ロープウェイ乗車、下山へ。 片道1500円
14:35 ロープウェイ山麓駅
14:45 無料駐車場のバイクの元へ戻る。     【穂高岳山荘から9時間】
15:00 荷物を積み付け帰宅へ出発
17:40 行きと同じ道を戻り、無事帰宅

 

 

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餓鬼岳(2647m)~唐沢岳(2632m) -白沢-

2013年08月29日 | 北アルプス・立山
2013年8月29日(木)
今年は猛暑やゲリラ豪雨・夕立と異常な気象が続いており、お出掛けが厳しい状況にあった。
今週に入り少し落ち着き、月~火はチャリを車で運び、車中泊で上越地方を走った
先日、烏帽子岳~船窪岳を縦走した際に、目の前に聳える餓鬼岳~唐沢岳が気になっていた。

餓鬼岳で折り返そうかとも思ったが、直ぐ先に見える唐沢岳の美しさに惹かれ往復することに。
見た目よりアップダウンがきつく意外と時間が掛かり、予定より1時間ほど余計に掛かってしまった。
しかし、夏休み末期とはいえ、反行者一人と行き会っただけで、静かな山歩きが楽しめた。

 

04:15 自宅出発。 何時ものルートで修那羅峠越え、麻績から55号線で大町入り。
05:30 現地、白沢駐車場着。 74km。 仮設トイレあり、数台駐車可。
05:50 朝食と準備を済ませスタート。
06:00 林道を歩き、登山道へ入る。 暫くは川沿いに登る。
07:10 最終水場。 小休止し水を補給。
08:20 大凪山。 ここまでの登りが以外とキツイ。 周辺の眺望はない。
09:55 餓鬼岳小屋。 客は誰もいない。 展望テラスからの眺めは最高。
10:05 餓鬼岳頂上。 若干雲があるが、360°の眺望に大満足。 4時間15分。

10:15 目の前に見える唐沢岳へ向けて出発。 意外と厳しそう。
10:30 展望台。 ここまでは比較的歩き易い。
10:55 餓鬼のコブ。 頂点へ向かうルートがない。
12:00 唐沢岳。アップダウンがありかなりキツイ。(小屋から2時間)6時間10分。
12:25 昼食休憩後、下山へ向けてスタート。 来た道を戻る。
13:30 餓鬼のコブ。
14:00 展望台。
14:20 餓鬼岳。

14:25 餓鬼岳小屋。 唐沢岳まで往復4時間半。 5分休憩し下山へ。
15:45 大凪山。 飲料水切れ。
16:40 最終水場。 身体と顔を洗いサッパリ。 水を補給。 10分休憩。
17:55 無事駐車場へ戻る。  登山時間=12時間05分。 約22km。
19:30 無事帰宅。

最大標高差: 駐車地(895m) - 餓鬼岳(2647m) 1752m
距 離 : 駐車地 -約7.9km- 餓鬼岳 -約2.9km- 唐沢岳
時 間 : 駐車場~唐沢岳 登り 約6時間10分 (昼食25分) 下り 5時間30分

 

    
     (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

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烏帽子岳~不動岳~船窪岳 縦走

2013年07月11日 | 北アルプス・立山
2013年7月11日(木)
早々に梅雨明けし猛暑が続いているが、連日にわか雨や夕立でお出掛けが出来ない。
やっと降水確率20%で、夕立もなさそうなので、八ヶ岳完全縦走以来の日帰り登山へ。
夏山シーズンが始まったとはいえ、本当に混むのは7月10日過ぎから
8月20日過ぎまでである。 今年は今週末から本格的に混むだろう。
富士山も候補にあったが、今年は世界遺産登録で、例年以上に混みそうなのでパス。

『日本全国に「えぼし」と名のつく山は70座前後あり、その中で最も標高の高いのが、
北アルプス裏銀座北玄関にある烏帽子岳である。』 とあるが、昨年縦走した南アルプスの
三伏峠と小河内岳の間にある烏帽子岳の方が約98mほど高く、2726mである。
ちなみに自宅近くにも烏帽子岳(2066m)があり、市内全域から見ることが出来る。

 

 

 

04:25 予定より少し遅れて、自宅出発
05:50 現地、七倉ダム駐車場着。 自宅より約81km         1070m
06:15 朝食と準備を済ませ、スタート
07:00 高瀬ダムまでは一般車が入れないので、ここまで車道を歩く
07:20 約5km強、ダム堰堤上部を渡る                  1350m

07:50 駐車場から約1時間35分。ここで水の補給をし、登山開始  1400m
10:20 登り2時間30分、烏帽子小屋。 ここの登りは結構キツイ   2250m
10:45 烏帽子岳分岐
11:05 烏帽子岳頂上。 セルフで記念撮影をし、10分ほど滞在    2628m
11:25 再び分岐点まで戻り、縦走を開始

七倉ダム脇ゲートから高瀬ダムまでは5km強。一般車は進入不可。
乗合タクシー1台2100円で行くことは可能だが、1時間ほどなので歩くことに。
ロックダムの下から石垣を直登しようかと思ったが、禁止の看板で道成りに歩く。
堰堤を上がるだけで、約20分も費やしてしまった。
堰堤を渡り、トンネルを抜けた河原に架かる吊り橋を渡る。
キャンプ場を通り抜け、ブナ立尾根登山口まで、駐車場から約1時間35分。

ここが最後の水場、手足と顔を洗い、しっかり補給して登山開始。
北アルプス三大急登というが、それほど大したものではない。
本格シーズン前の平日、流石にまだ少ない。4組5人の先行者を追い抜く。下山者2名あり。
登山口から2時間30分、駐車場から4時間05分、烏帽子岳山荘に到着。休憩者は誰もいない。

小屋情報によると、野口五郎岳往復約6時間、船窪縦走約8時間とのこと。
八掛けで計算すると、縦走してもギリギリ下山出来そう。
早々に烏帽子岳へ向け出発。 こちらから見る烏帽子岳は見事、これが見たかった。
縦走路は頂上を通らないので、分岐点から往復する。 約40分
向こうに見える船窪岳はかなり遠い。行くか戻るか迷いながら、縦走決定。

 

 

 

 

12:25 南沢岳 (2625m) 途中で昼食を済ませ、雪融け水を補強
13:35 不動岳 (2595m) ここまで所々に残雪があり、ルート探しに手惑う
15:00 船窪第2(2459m) ここまでのアップダウンがきつく、距離も長い
15:45 船窪岳 (2341m) いくつかの大小のピークを越える
16;40 船窪テン場

17:00 船窪小屋 下山時間を考慮すると休憩している余裕はなく、即下山へ
17:25 天狗の庭 見通しが利き気持ち良い
17:50 鼻付八丁 下りでもかなり大変。 荷物を担いだ登りなら相当きつそう
18:15 岩小屋  一向に下へ近づかず、気持ちだけが焦る
19:30 辺りはもう暗くなって、やっと登山口のバイクの元へ戻る
21:25 途中で大町駅に寄り家へ電話。 17時間のお出掛け、無事帰宅

尾根筋は富山県側からの西風が強く、帽子も吹き飛ばされそう。
気温20℃ながら、寒く感じる。 木陰へ入ると暑い。
南沢岳、不動岳までは、あちこちに残雪あり。 夏は池になるようだ。
不動岳から見ても船窪岳まではまだかなり遠い。おまけにアップダウンもきつそう。
ここまで来てしまったからは、もう行くしかないと気合を入れ先を急ぐ。
燕岳~大天井岳の縦走と比べ、アップダウンの数と高さが想像以上に大きく、時間をロス。

船窪乗越から登りは、足腰の疲労と体力の消耗により、この上なく辛い。
やっとで船窪テント場へ到着。 トイレはあるが、小屋から15分ぐらい離れている。
最後の力を絞り切って、17時、船窪小屋へ到着。 縦走路では誰とも会わなかった。
管理人の話しによると、下りは早い人で2時間半とのこと。

日没が19時過ぎなので、夕暮れの明かりは19時半が限界。
無理せず小屋に泊まるという手もあるが、財布と免許証はバイクへ置いて来ている。
躊躇している暇はないので、即下山へ向けて出発。
足腰に来ているので、下りもかなりキツイ。 鼻付八丁の登りは更にキツイだろう。

下に七倉ダムがチラチラ見えるが、中々近づかない。
気持ちは焦るが、水切れによる水分不足と、以前痛めた左脚靱帯が痛み、しばしば休憩。
谷筋の水音も段々近づいて来るが、まだまだ傾斜は続く。
木陰の下ではもう薄暗く、見えるのがもう限界になった頃、やっと登山口へ下りる。
バイクまではあと4~5分、もう安心。

夕方には戻ると言って出たので、家へ連絡をしたいが、ケイタイを持っていない。
七倉山荘に電話があるかと思ったが、誰もいない。
市内へ戻れば何処かにあるだろうと、ヘルメットも被らず下りた身支度のまま帰路へ。
電話ボックスはなく、最近のコンビニには公衆電話がないところが多いが、そのコンビニもない。

駅と道の駅には必ずあるはずなので、20時過ぎ大町駅へ寄る。
何処にあるのか分からず、駅員に尋ねると、駅舎横の公衆トイレの前とのこと。
もう公衆電話は時代物となり、利用者は殆どおらず、冷遇の身になってしまったのだろう。
久しぶりに真っ暗な夜道を走り、21時25分、出発から17時間で無事帰宅。

 

     
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唐松岳(2696m) ⑤ スキー登山

2013年04月05日 | 北アルプス・立山
2013年4月5日(金)
唐松岳へは、白馬八方尾根スキー場のゴンドラ・リフトを乗り継ぐと、ほぼ半分まで上がれる。
しかし、ゴンドラ800円+リフト300円+300円で、片道1400円も掛かってしまう。
その上、融雪が進むとゲレンデ下部は閉鎖されるので、下山もゴンドラ使用しなければならない。
  過去のスキー登山  2012年4月25日   2010年5月1日   2009年4月18日

ネットオークションで、14ポイントが残った回数券を900円+送料80円でゲット。
最終的には、カード保証金500円返却されるので、実質480円。
下山分がないので、下山ルートが確保されている内に、行って来なくてはならない。
今年は雪が多かったが、このところ春の陽気が続いている為、融雪は例年以上に早い。
ゴンドラ前までの下山ルートは、2日までで閉鎖されてしまい、現在は名木山ルートのみ。

ゴンドラ乗り場と名木山ゲレンデは離れているので、何処へバイクを駐車するかだ。
行きも帰りも少しづつ歩くことにして、ほぼ中間の第3駐車場へ停めることに。
自宅6時30分出発。 約77km。 7時50分到着。
15分ほどで準備を済ませ、ゴンドラ乗り場まで10分ほど歩く。
8時15分にゴンドラ乗車。アルペンクワットリフトを乗り継ぎ、兎平へ。
グラートクワットリフトの運行は8時45分からで、まだ運転準備中。

数名と共に運行開始を待っていると、「運転開始まではもう暫く時間が掛かります」のアナウンス。
トラブルが発生したようで、試運転していたリフトも止まってしまった。
待つかどうするか迷ったが、再開の見通しはないので、ここから歩いて登ることに。
最初はゲレンデの急登。 陽射しも暖かく風もないので、直ぐに汗ばんでくる。
オリンピックの男子滑降スタート地点を過ぎた頃、リフト運転が再開された。

結局、リフト降り場へ着いたのは、歩いてもリフトに乗ってもほぼ同時となった。
平日だが好天気なので、もっと大勢が登っているかと思ったが、意外と少なかった。
やはり融雪が進んでおり、4月初めの雪景色ではない。 雪のあるところを選びながら進む。
歩いている内に、目の奥に何か痛みを感じ、暫し休みながら様子をみつつ先へ進む。
途中から太腿付近に重みを感じるようになり、小休止が多数。 何時もよりペースが遅い。
唐松山荘前の大ピークを前に、ついに左足の太腿内側が吊ってしまった。

どうせこのピークは越えられないので、スキー板を外しなだめる。 ついでに昼食を済ませる。
回復を待って、板と荷物はデポしたまま、簡易アイゼンを装着して軽身で頂上を目指す。
一旦下り再び登りに入って暫くすると、何と今度は右足太腿内側が吊ってしまった。
痛さに耐えながら、何とかなだめ、やっとで頂上まで到達。
360°の素晴らしい眺望に、登って来た辛さを忘れ、暫し感動を味わう。

記念撮影を済ませ下山へ。 もう登って来る人はなく、本日最後の登山者か。
荷物のデポ地点まで戻り、アイゼンを外してスキー板を装着。
下山へ向けて滑降しようとしたところ、何と三度左足太腿内側が吊ってしまった。
その後なだめながらも、左右数回づつ吊り、なだめるのに暫し時間が取られる。
ショートスキー+ソフトブーツの滑りも上手くいかず、何度も転倒。
良く考えると、ブーツの紐が登り用に緩くしたままで、滑降用に締め直してなかった。

歩くのと同じぐらいの時間をかけ、やっとゲレンデトップのリフト降り場まで戻る。
リーゼングラートコース、兎平ゲレンデを滑り降り、朝リフト1本分を歩いて
3ポイント残っているので、脚に来ているので楽なパノラマゲレンデを1本滑る。
脚に来ているので、下山のリーゼントスロラームコースも、結構長い。
名木山の下山コースは本当に狭く、辛うじて滑ることが出来る程度。
明日~明後日には閉鎖されてしまうのでないか。

下山後、名木山のチケット売り場でICカードを戻し、500円の返却を受ける。
第3駐車場まで数分歩き、16時半前、無事バイクの元へ戻る。
荷物を片付け身支度を整え16時50分帰宅へ。来た時と同じ道を戻り18時10分過ぎ帰宅。

      (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

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鹿島槍ヶ岳 (2890m) ② -(赤岩尾根)-

2012年10月09日 | 北アルプス・立山
2012年10月9日(火)
混雑を避ける為に三連休が終わるのを待って、山行きを計画。
連続した好天気が続かず、お泊りは出来そうもないので、日帰り登山へ。
紅葉の時期を迎えているので、何処へ行っても良いだろう。

白馬三山と迷ったが今年も登っているので、4年ぶりの鹿島槍ヶ岳へ行くことに。
この時は紅葉に若干遅かったので、今頃は丁度良いだろう。
先日の剱岳~立山の、剣山荘から見た鹿島槍ヶ岳が忘れられない。

4時半、外気11℃。まだ真っ暗な中、完全防寒装備で自宅出発。
オリンピック道路の日高トンネルは有料だが、夜間は無料開放されているので、ここを通る。
美麻から県道324号線でヤナバスキー場を突っ切りショートカット、現地まで77km。

   

準備を済ませ、6時スタート。 最初は林道を西俣出合まで約3.2km歩く。45分と意外と長い。
北アルプス三大急登の一つ、高千穂平までは急登が続くが、それほど大したことはない。
この辺りから霧が覆い始めるが、先週の白山登山の時のようなことはないだろうと、先へ進む。

霧雨こそ降っていないが、周りは霞んでおり、折角の紅葉が映えない。
稜線に出ると霧が晴れたり掛かったり、立山方面は時々見えるが、長野県側は何も見えない。
登山口から4時間36分、鹿島槍ヶ岳南峰。 写真撮影の上、北峰へ向かう。

南峰から北峰、移動は23分ほどだが、この間がこの登山では一番キツイところ。
頂上には誰もおらず、景色を堪能しながら昼食。 時折りガスで視界が無くなる。
30分弱の休憩で南峰へ戻り、下山へ。

午前中よりガスが濃くなり、剣岳方面にも雲が掛かって来た。
下りも急登だけあり、結構足腰や膝に負担が掛かる。
北峰より4時間05分、無事駐車場へ戻る。       【往復ピストン 9時間40分】

      (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

 

  大谷原登山口→ 西俣出合→ 高千穂平→ 冷乗越 → 布引岳→ 鹿島槍南峰 → 北峰
     (0)      (3.2km)    (4.7km)   (5.9km)   (7.9km)    (9.0km)   (9.5km)
(往路) 06:00      06:45     08:10    09:10    10:25     11:00    11:50 →  前回081018
     06:00      06:44     08:08    08:59    10:01     10:36    11:07 →  今回121009
                                                        ↓
     15:40      14:58     13:55    13:20    12:28     12:01    11:35 ←  今回121009

(復路) 16:20      15:45     14:35    14:00    13:05     12:40    12:10 ←  前回081018
   (休憩時間を含む) 往復 (081018)10時間20分     今回(121009) 9時間40分

大谷原登山口(標高1070m) - 鹿島槍ヶ岳南峰(標高2890m) 標高差1820m
距 離 : 登山口 ~ 鹿島槍ヶ岳北峰   約 9.5km × 2 (往復)

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剱岳~立山~大日岳 (雷鳥沢キャンプ場) ④ -4日目- 【奥大日岳~大日岳】

2012年08月29日 | 北アルプス・立山
           3日目【真砂岳~富士の折立~大汝山~雄山~龍王岳~浄土山】から続く
 4日目: 2012年8月29日(水)
テント内 12℃、外気 6℃。 一昨日ほどではないが、テントは夜露で濡れている。
今日は撤収、下山なので、早めに朝食を済ませ、暗い内に殆ど済ませる。
5時20分、荷物を担いでテント場を後に、大日岳は向かう。
下山8時間、帰宅5時間の予定。

奥大日岳には頂上が2ヶ所あり、最初に最高峰へ向かう。
ここへは地図に道がなく、「踏み跡あり、稜線ルートは廃道」とある。
何となく残っている踏み跡を辿り、奥大日岳の頂上へ。 キャンプ場から1時間40分ほど。
記念撮影の後、奥大日岳へ向かうが、こちら側には立派な道があり、登山道から往復した方が良かった。

大日岳までの稜線は、眺望にも恵まれ、行き交う人も少なく、静かで気持ちの良い山歩きが出来る。
奥大日岳から1時間20分ほどで、大日小屋へ。 この下へ荷物をデポし、大日岳へ向かう。
富山湾から能登半島まで見え、立山アルペンルートもしっかり見える。写真撮影を含め、往復25分ほど。
大日小屋へ戻り、10分ほど休憩後、下山。 大日平の木道までの下りは岩場で意外ときつい。

1時間25分ほどで大日平山荘へ。ここで昼食中、霧雨がパラパラ。大日岳頂上付近は雲に隠れてしまった。
早々に昼食を済ませ、急いで下山。 牛首までは木道が続く。
ここから称名滝の登山口まではけっこう急坂であるが、大日岳からの岩場の下りに比べれば比較的楽。
登山道の途中で崩落があり、修復工事も行っている。

暑さと湿気で、汗が拭き出す。 大日平山荘から1時間25分ほどで、称名滝の登山口へ。
ここから駐車場まで更に12分ほど、無事バイクの元へ。
バイクを移動させ、トイレの手洗所を使い、身体を拭き上げ、靴も履き替える。
身繕いと荷物の整理で35分ほど休憩。 13時50分、帰宅へ向け出発。
途中で給油を済ませ、来た道と同じ道を、4時間20分で無事帰宅。

 4日目  
     (右下のボタンで全面表示のスライドショー)  写真一覧表はこちら

 

 

 

 

 

 

 

写真   撮 影  取 込  アップ
26日   162   98   52
27日   143  116   72
28日   233  134   79
29日   164  100   80
      702  448  283

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剱岳~立山~大日岳 (雷鳥沢キャンプ場) ③ -3日目- 【真砂岳~立山】

2012年08月28日 | 北アルプス・立山
                    2日目 【剱岳・別山】から続く
 3日目: 2012年8月28日(火)
夜中に風があった為テントの夜露や結露もなく、昨日に比べれば暖かい。
と言っても、テント内13.7℃、外気 10.3℃である。
昨日に別山に登ってしまったので、今日の行動には余裕が有り過ぎるが、
4時50分、出発。 大走りから真砂岳へ。 登り1時間20分。

富士ノ折立、大汝山、雄山、を総して立山。 最高峰は大汝山である。
雄山の山頂には雄山神社の社があるが、拝観料500円が掛かるのでパス。
今日は後ろ立山連邦や、富士山まで見え、先日周った雲ノ平周辺もくっきり。
25分ほど休憩後、一ノ越へ下山。 山荘には小学生の集団登山も。
時間的には早過ぎるので、龍王岳・浄土山を経由して戻ることに。

龍王岳頂上への道は地図には載っていないが、踏み跡があるので、頂上まで登る。
浄土山には軍人霊碑があるが、この先の山頂へは自然保護の為に入ることが出来ない。
室堂山へも入れず、展望台で立山カルデラを眺め、室堂へ下りる。
相変わらず人が多いが、一昨日の日曜日に比べればやはり少ない。

時間を持て余しているので、玉殿岩屋まで足を延ばす。
ミドリガ池前のベンチで昼食。 暫し昼寝するも、暑くて寝れない。
12時20分、テントへ戻り、身体を拭き上げ着替え、午後をモッタリ過ごす。
何時もは泊まるだけのテント泊だが、こういうゆったりしたキャンプも良いもんだ。
夕方から強風が吹き荒れ、テントがバタバタ。 夕食後、早々に就寝。

 3日目  
     (右下のボタンで全面表示のスライドショー)  写真一覧表はこちら

 

    翌4日目【奥大日岳~大日岳】へ続く

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剱岳~立山~大日岳 (雷鳥沢キャンプ場) ② -2日目- 【 剱岳・別山 】

2012年08月27日 | 北アルプス・立山
 2日目: 2012年8月27日(月)                         初日から続く
早朝、寒くて目が覚め、これ以上寝ていられなくなる。
テント内13.4℃、 外気 何と 6.7℃。 流石に冷えている訳だ。
夜露と結露でテントはビショビショ。 このまま撤収なら大変だ。
まだ暗い内に朝食を済ませ、明るくなった5時に、剱岳へ向けて出発。
飲み水と昼食、念の為、雨具のみ持参する。

雷鳥坂を1時間ほど掛けて登り、剱御前小舎へ到着。
ここから剱御前を経由で行こうかと思っていたが、先で崩落の為、通行止めに。
中道からくろゆりのコルを経由して一服剱、前剱へ。
ここからが、正念場の岩登り。 クサリ場では順番待ちの渋滞で10分以上待たされる。

キャンプ場から3時間50分。剱岳頂上へ。
ここは3年前、早月尾根より日帰り登山した懐かしいところ。
頂上は人・人・人、で溢れている。 韓国語、中国語が、やたら聞こえる。
素晴らしい眺望だが、後立山連邦の峰々の頂部には雲が掛かり残念。
昼食には早いので、25分ほど休憩後、下山へ。

下りのクサリ場・ハシゴ場でも渋滞の順番待ち。
じっと待っていると、吹き上げる風でシャツ1枚では肌寒い。
帰りは剣山荘に寄り、ここで昼食休憩25分。
休憩中、頻繁に富山県警のヘリが飛び交う。
聞くと、先ほどのクサリ場で、滑落事故があったようで、二名を収容しているとのこと。

このままテントへ戻っても早いので、明日周る予定だった別山に寄ってから帰ることに。
剱沢小屋・剱沢キャンプ場を経由、キャンプ場管理棟には、夏場は駐在所と診療所が開設されている。
剣山荘から1時間10分で別山へ登頂、北峰まで足を延ばす。 剱岳が美しい。
下山は真砂岳経由するか、雷鳥坂を下るか悩んだが、明日のことを考えて雷鳥坂から戻ることに。
14時前、テントへ戻る。本日の行動、9時間弱。

早速コーヒーで一服しながら周りの景色を眺め、高原リゾート気分を味わう。
日中は26℃前後、動くと暑いが爽やかな風が吹き気持ち良い。
今日も風呂代を節約、タオルで身体を拭き上げ、着替える。
ラジオもテレビもなく、話し相手もいないので、時間を持て余す。

 2日目  
     (右下のボタンで全面表示のスライドショー)  写真一覧表はこちら

 

    翌3日目【真砂岳~富士の折立~大汝山~雄山~龍王岳~浄土山】へ続く

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剱岳~立山~大日岳 (雷鳥沢キャンプ場) ① -初日-

2012年08月26日 | 北アルプス・立山
2012年8月26日(日)~29日(水)
6月に計画したが延期になり、先月の雲ノ平縦走に続いての山岳キャンプ。
休日は避けたかったが、木曜日の天気がちょっと怪しいので、日曜日に出発。
夏休みも終わりなので、月曜日からは多少は空くだろうと考えたが甘かった。
雷鳥沢にテントを張り、ここをベース基地に、剱岳、立山を登り、大日岳経由で下山予定。
行きは荷物が多いので手を抜いて立山アルペンルートの高原バスを利用。

ルート
26日 称名滝~(バス)~立山駅~(ケーブルカー)~美女平~(高原バス)~立山アルペンルート~室堂~雷鳥沢キャンプ場
27日 雷鳥坂~剱岳(2999m)~剱沢キャンプ場~別山(2880m)~雷鳥坂~雷鳥沢キャンプ場
28日 大走り~真砂岳(2861m)~富士ノ折立~大汝山(3015m)~雄山~一ノ越~龍王岳(2872m)~浄土山~室堂~雷鳥沢キャンプ場
29日 奥大日岳(2611m)~大日岳(2501m)~大日平~称名滝

マップ
    

 

 

 

 

 

 初日: 2012年8月26日(日)
荷物を積み終え、5時15分自宅出発。
定年退職後、暇はあるが金がない身、高速は使わず下道を行くことに。
糸魚川のコンビニで休憩。朝食を済ませ、昼食を仕入れる。
8号線を避け、「新川スーパー農道」から県道6号線で、「日本一の落差、称名滝」へ向かう。
一部、古いナビのせいか載っていないような、新しい快走路を走り、ツーリング気分。
9時25分、称名滝駐車場着。228km。(この道路は、6時~18時以外は閉鎖される)

滝までは15分ほど歩く。 途中、最終日に下りてくる大日岳登山口を確認。
滝の落差はあるが、水量が思ったより少なく、迫力が足りない。
しかし、鋭く切り立った崖は、流石である。
隣の「幻の日本一、ハンノキ滝」が流れていれば、もっと素晴らしいだろう。
2時間ほどの散策を予定していたが、それほど見るところもなく、1時間あれば充分。

バイクは駐車場に置いたまま、荷物をまとめて、10時40分のバスで立山駅へ。(500円)
時間的には11時10分のケーブルカーに間に合ったが、混雑の為、次の11時20分発で美女平へ。
次々増便される高原バスに乗り、約50分で室堂へ到着。
最初から予想はしていたが、今日はちょっと雲が多く、ガスって周辺の山々は見えない。
流石に日曜日、駅舎内も外も、人・人・人、で溢れており、一級の観光地であるが、俗化され過ぎている。
遊歩道を進み、みくりが池温泉の前庭で昼食。その後、雷鳥沢キャンプ場へ。

キャンプ場には管理棟があり、ここで受け付けを済ませる。
何泊しても一回500円と聞いていたが、一泊500円、二泊以上は何泊しても1000円。
管理棟の隣に完全な水洗トイレ、ペーパーも付いている。
ここに水場があり、外にももう一ヶ所。 塩素消毒しているので、生でも飲める。
近くには山荘やヒュッテがあり、食堂や売店もあるので、最悪食糧が無くても過ごせる。
これらには温泉があり、一回500円で利用可能。

場内は150張ぐらいは張れそうに広く、適地を探して暫くウロウロ。
メイン通路や川筋から少し離れた静かそうで、尚且つ管理棟へ近い所へテントを幕営。
お湯を沸かしてインスタントコーヒーで一服し、ホッと休憩。
山で風呂は贅沢。 タオルで身体を拭き上げ、風呂代を節約。
夕方まで場内や近辺を散策して時間を過ごし、夕食後、19時就寝。

 初日  
     (右下のボタンで全面表示のスライドショー)  写真一覧表はこちら

 

    翌2日目 【剱岳・別山】へ続く

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雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 4日目

2012年08月03日 | 北アルプス・立山
                雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 3日目 から続く
4日目;8月3日(金)
今日は下山帰宅と長丁場になるので早めに出発、と思ったが予定より20分遅れの5時20分。
景色が良いという稜線コースだが、大岩の間を荷物を担いで登るのは結構辛い。
それでも約2時間半で黒部五郎岳頂上へ。素晴らしい眺望に暫し眺めるばかり。

先を急ぐので30分ほどで下山へ。
このから太郎山へ掛けての稜線は、山歩きをしているという感じの素晴らしいところ。
10時40分、朝食が早かったので早めの昼食を赤木岳で摂る。(20分休憩)

北ノ俣岳で10分ほど休憩後、12時、飛越新道をトンネルへ向けて下山。
ガスが掛かり始めており、少し気が気ではない。
北ノ俣避難小屋まで1時間10分。ここで補水と身体を拭い、20分ほど大休止。

寺地山まで約40分、最後の登りに息も切れ切れ。
打保分岐、15時。 10分ほど休憩し最後の頑張り。
長い下りにウンザリしながら、道路が見え、バイクを確認できるとホッとする。

16時25分、長く辛かったが素晴らしい眺望に恵まれた山歩きが終わった。
身体を拭き上げ、荷物をまとめて17時05分、帰宅へ。
予定より1時間以上遅れたので、有料の安房トンネル(600円)を利用して帰宅。

 

黒部五郎キャンプ場~稜線コース~黒部五郎岳

黒部五郎岳~赤木岳~北ノ俣岳

北ノ俣岳~避難小屋~寺地山~飛越新道 下山

     (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

追記:  装備重量: 約17kg

 体重・体脂肪 変化 (計測:起床時、パンツ一丁)

     体重(kg)  体脂肪
       61.5  11.5 (通常)
 4(土)  62.1   7.3
 5(日)  62.7   6.8
 6(月)  61.6   7.7
 7(火)  60.9   9.2
 8(水)  60.9  10.4
 9(木)  60.0  11.4
10(金)  60.3  11.5
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雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 3日目

2012年08月02日 | 北アルプス・立山
                雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 2日目 から続く
3日目:8月2日(木)
外気10℃、今朝も寒くて目が覚める。 風が無かったのがせめてもの幸い。
夜露と結露でテントはビショビショ。 乾かしている暇はないので軽く拭いて撤収。
朝食を済ませ、5時50分出発。

スイス庭園を経由して、祖父岳頂上までは1時間10分ほど。
流石に雲ノ平の中心地、360°山々に囲まれた素晴らしい眺望。
山小屋以外の人工物は一切見え無い。

10分ほど休憩後、40分でワリモ北分岐。 荷物をデポして空身で水晶岳へ向かう。
頂上まで55分ほど。 頂上は狭く、大勢が入れ替わり立ち替わりしており、長居は出来ない。
ここも10分ほどで下山。下り50分ほでワリモ北分岐へ戻り、小休止の上、ワリモ岳へ。

ワリモ岳頂上、10時30分通過。 一旦下り、鷲羽岳への登りへ。
11時10分過ぎ、鷲羽岳。 昼食兼用で30分ほど休憩。大展望を堪能する。
三俣山荘への下りは結構キツイ。 荷物を背負っての登りは更にキツイだろう。

12時30分、大勢が休憩している三俣山荘へ。 今夜は宿泊者も多いそうだ。
水分補給と身体の汗を拭い、25分ほど休憩後、三俣蓮華岳へ向かう。
周りには高山植物が咲いており目を潤すが、雲が湧き始めており先を急ぐ。

14時05分、三俣山荘から1時間強で頂上。
雷鳴も聞こえ始めているので早々に下山し、黒部五郎キャンプ場へ向かう。
小舎までの下りが意外と長い。1時間15分ほど掛けて、やっと到着。

小舎でキャンプ場の受付(500円)を済ませ、少し離れたキャンプ場へ。
15時40分、今日も時間が早いので、早速コーヒーで一服。
身体を拭い、身着替えてからテントを組み立て、夕食の準備。

ここのテン場は昨晩と違い、蚊も殆どおらず、風も無く気持ちが良い。
15張ほどのテントだか、今日は多い方だそうだ。
水場はテント場2段目の下部にあるが、トイレは小舎まで戻る。

雲ノ平キャンプ場~祖父岳

祖父岳~ワリモ北分岐~水晶岳~ワリモ北分岐

ワリモ北分岐~ワリモ岳~鷲羽岳

鷲羽岳~三俣山荘~三俣蓮華岳~黒部五郎キャンプ場

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

   雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 4日目 へ続く

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雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 2日目

2012年08月01日 | 北アルプス・立山
                雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 初日 から続く
2日目:8月1日(水)
夜中に脚の筋肉痛と肩の筋肉の痛みが激しく、おまけに寒さで何度も目が覚める。
早朝2時過ぎには、早くも隣のテントでガサガサ動き出してこれ以上寝れなくなる。
ウトウトしながらも3時半に起床。 テント内14℃、外気11℃。

テント内の荷物の整理は済ませ、テントは乾かす為に張ったまま、空身で薬師岳へ往復。
5時10分発、頂上まで1時間40分弱。 素晴らしい眺望に満足し、15分ほどで下山へ。
下りは1時間ほど。 テントを撤収し8時40分過ぎ、雲ノ平へ向けて出発。

 

薬師峠キャンプ場~薬師岳(往復)

 

太郎平小屋脇の分岐から一旦40分ほど薬師沢へ下る。
ここで10分ほど休憩し、沢沿いに薬師沢小屋まで更に1時間半ほど歩く。
小屋前で昼食兼用で30分休憩。11時55分、黒部川の吊り橋を渡り、雲ノ平への登りへ掛かる。

流石にこの登りはきついが、覚悟をしていたので、時間の問題で何とかなるだろう。
2時間ほどで木道末端まで登り切る。 後は木道を1時間20分ほど歩くと雲ノ平山荘。
キャンプ場の受付(500円)を済ませ、20分ほど離れたキャンプ場へ向かう。 15時55分着。

このキャンプ場は岩場の窪地にあり水はけが悪く湿っており、適地が少ない。
既に30近くのテントが張ってあるので、ウロウロ10分以上探して、やっと適地を見つける。
今日は時間が早いので、先ずはお湯を沸かしてコーヒーで一服。

飲み水はテント場の外れにあるが、場内に川が流れているので水は豊富。
お湯が沸く間に、タオルで身体を拭き上げサッパリさせる。
着替えてからテントを張り、夕食の準備。

ここは蚊が多く、じっとしていると直ぐに刺される。
携帯用の蚊取線香(おでかけカトリス)では全然役に立たない。
追い払う方が忙しく、早々にテント内へ引っ込む。

 

薬師峠キャンプ場~薬師沢出合

 

薬師沢出合~雲ノ平~雲ノ平キャンプ場

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   雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 3日目 へ続く

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雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 初日

2012年07月31日 | 北アルプス・立山
2012年7月31日(火)~8月3日(金)

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≪ 雲ノ平 ≫ - 富山県富山市の黒部川源流部に位置し、祖父岳火山により形成された、
面積25万平方メートル、標高2500~2700mで日本で最も高い位置にある溶岩台地である。
北アルプスの最深部に当たるため、どの登山口からでも当日中にたどり着くことが困難であり、
日本最後の秘境と呼ばれ、飛騨山脈の中部山岳国立公園内にある。 別名、奥ノ平。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

一昨年より計画していたが、4日以上の連続した好天気が続かないと決行出来ず、
会社勤めの身では今までチャンスに恵まれなかった。
定年退職した今、平日を有効に使えば、最盛期でもそれほど渋滞に巻き込まれることはないだろう。

最低2泊は必要だが、折角出掛けるのだから3泊して一周り。
山小屋泊りという手もあるが、山登りの醍醐味を味わうにはテント泊に限る。
しかし、テント一式と4日分の食糧を担いで山を歩くのには、ちょっと不安が残る。

一番当初は有峰林道経由、折立から入るつもりだったが、林道が有料で通行時間制限がある為変更。
打保から神岡新道に変更したが、このコースは未整備とのことで、飛越新道から入山することに。
右周り左周り、どちらから周っても1日目と3日目が逆になるだけで、テント泊地は同じになる。

初日:7月31日(火) 飛越新道~北ノ俣尾根~薬師峠キャンプ場①         13.2km  8-20
2日目:8月1日(水) 薬師岳~薬師沢~雲ノ平キャンプ場②            15.3km 10-45
3日目:8月2日(木) 祖父岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~黒部五郎キャンプ場③ 13.5km  9-50
4日目;8月3日(金) 黒部五郎岳~北ノ俣岳~飛越新道              16.5km 11-05
                                       計 58.5km 40-00

 

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初日:7月31日(火)
前日に荷物をパッキングしバイクに載せ、準備完了。 当日04時45分、自宅出発。
途中の有料道路2ヶ所を避け、青木峠を越え松本、旧道安房峠から平湯へ。
少し遠回りになるが給油の為に神岡へ寄り、484号線(打保神岡線)で飛越トンネルへ。

トンネル前後に登山者用の駐車場あり。 8時55分着。 コーヒーを飲みながら出発準備。
予定より遅れて9時35分、登山開始。 最初から荷物の重さが肩に食い込む。
寺地山までの約3時間が意外と長い。ここで昼食兼用で約30分休憩。

遅れているので先を急ぎ、50分ほどで避難小屋。 ここで水を補給し再び尾根を目指す。
池塘帯の木道を上がり、笹原やハイマツ帯を抜けると尾根の北ノ俣分岐へ出る。 既に16時20分。
しかし、運動不足と荷物の重さで思った以上に辛く、この登りが今までで一番過酷な登りだった。

尾根へ出たけれど、キャンプ場まではまだ1時間半ほど歩かなくてはならない。
幸いにもほぼ下りなので何とか歩け、キャンプ場の受付の為に太郎平小屋へ寄る。
シーズン中は現地で受け付けるとのことで、更に15分ほど歩き17時55分、薬師峠キャンプ場へ到着。

キャンプ場使用料500円、流石に今日の暑さで喉がカラカラなので、缶ビール500円を奢る。
既に30以上のテントが張ってあり、平な空地が見つからず、少し傾斜地を均してテントを張る。
テントを張り終え、夕食の準備が済む頃には薄暗くなり始めて来た。

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

   雲ノ平 縦走 -飛越新道- (テント3泊4日) 2日目 へ続く

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