nauhts の山歩き記

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富 士 山(3776m)⑧ スキー登山 -富士宮ー

2018年04月28日 | 秩父・関東・東海
2018年4月28日(土)
4月中旬以降、初夏を思わせるような陽気が続いており、今年の雪解けは早く春山スキーの期間は短そう。
ここ数年、乗鞍岳、火打山、富士山が、恒例となっており、先週19日に乗鞍岳へ行って来たところ。
火打山と富士山は、登山口までの道路の冬季閉鎖が解除されるのがGW前日であり、その前には行き辛い。

GW中何処も混むので覚悟の上、前半の3連休は好天気だが、後半は崩れるという予報。
火打山と迷ったが、雪解けが早そうな富士山へ行くことにし、3時自宅出発。
富士山は8回目の登頂だが、14年からは毎年出掛け、スキー滑降は3回目となる。
14/06/02は下山後にバイクアクシデントがあり、16/05/01は道路凍結で宝永山に変更した。

富士宮新五合目、6時55分到着。既に一番上の駐車場は8割以上埋まっており、約50台ぐらいか。
今日は火口の中へ滑り込んでみたいのでハードブーツで登ることにし、7時20分スタート。
ショートカットコースは靴が汚れるので、正規登山道から六合目へ向かう。
七合目の横から残雪雪渓があるが、夏道登山道は9合目ぐらいまで出ている。

七合目からシール+クトー登攀、八合目で雪切れ、一旦板を外して雪渓を渡り、再びシール登攀。
標高が上がるにつれ、歳のせいか息切れし、呼吸を整える小休止多数。喘ぎながら頑張る。
九合目ぐらいからクラスト化、九合五勺を越えるとガチガチで、スキー板登攀では歯が立たなくなる。
板を格納し、アイゼンを装着。 富士宮頂上12時30分、五合目から5時間10分も掛かってしまった。

風が強く時々突風で身体が飛ばされそうになる。パーカーを着込み、小屋陰で昼食休憩。
ヘルメットを外して横に置いておいたところ、突風で吹き飛ばされてしまい、何処へいったか分からない。
20分ほど休憩後、剣ヶ峰へ向かう。 稜線上は更に風が強く、体感温度はなかり低い。
喘ぎながら13時10分過ぎ、剣ヶ峰登頂。 さっさと記念撮影を済ませ、10分弱で下山へ。

火口の中も火口淵も凍化でかなりのアイス化。スキー滑降は危険と判断し、アイゼン歩行で下山。
富士宮頂上から少し下ったところでアイゼンからスキー板に交換。ここからスキー滑降下山へ。
最初は雪面が硬いが九合目を下った辺りから柔らかくなり、滑り易くなった。
途中でストックを落としてしまし、約30mほど板のまま登り返し、時間のロスをしてしまった。

八合目下で雪切れ、雪渓を渡り、その下でもう一度雪渓を越え、七合目下で板を格納、歩行下山。
ブーツは汚れてしまったので、最後はショートカットコースから15時15分、駐車場へ戻る。
往復約7時間55分ほどで時間が掛かったが、実際のスキー滑降時間は20分強であった。
コーヒーを飲みながら片付け、15時35分現地発、往路と同じ道を戻り、20時5分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

  ~ 八合目
 八合目 ~ 富士宮頂上
 富士宮頂上 ~ 剣ヶ峰 ~ 富士宮頂上
 富士宮頂上 ~ スキー滑降下山 ~ 雪渓雪切れ
  雪渓雪切れ ~ 下山 ~ 帰宅

 

03:00 自宅出発         途中、竜王で給油
06:55 富士宮口 新五合目    約206km

07:20 新五合目 スタート     ハードブーツ歩行
08:30 七合目          スキー板 シール+クトー登攀
09:15 元祖七合目        腰を下ろして15分ほど休憩
10:10 八合目          途中、2回雪渓越え 10分休憩
10:55 九合目          5分休憩
12:00 九合五勺上        板を仕舞い、アイゼン装着 約15分休憩
12:30 富士宮口頂上                  【登り: 約5時間10分】

12:50 富士宮口頂上 スタート   昼食休憩中、ヘルメットを飛ばされ紛失
13:10 剣ヶ峰登頂        風が強い 10分ほどで早々に下山 アイゼン歩行
13:35 富士宮口頂上
13:40 九合五勺上        アイゼンを外し、スキー滑降準備 約20分休憩
14:40 七合目下         スキー滑降終了、 ハードブーツ歩行で下山
15:15 新五合目         無事下山       【往復: 約7時間55分】

15:35 帰宅へ向けて出発     途中でトイレ休憩3回
20:05 無事帰宅

 

 

 

① 84/08/04 富士吉田   職場仲間と初登山 夜行日帰り予定が小屋で1泊
② 04/07/18 須走     八合目半 御来光館で1泊
③ 05/06/25 富士宮    日帰り
④ 12/10/16 富士宮    宝永山経由で下山
⑤ 14/06/02 富士宮    帰路、バイクアクシデント事故
⑥ 15/05/21 富士宮    スキー滑降①
  16/05/01 御殿場    リタイヤ 宝永山で引き返し
⑦ 17/05/12 富士宮    スキー滑降②
⑧ 18/04/28 富士宮    シール登攀、スキー滑降③

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両神山(1723m)-八丁トンネル- ・ 二子山(東岳)-坂本-

2017年11月06日 | 秩父・関東・東海
2017年11月6日(月)
やっと好天気が続くようになり、先月27日の金峰山今月1日の天狗岳に続いて山歩きに。
2000m級の山にも冠雪があるようになったが、まだ冬山には早いので、無積雪の山へ。
道路の冬季閉鎖も始まって来ているので、閉鎖される前にと、以前より狙っていた両神山へ。

早めに目が覚めたのでそのまま起きて準備、3時55分自宅出発。 佐久穂から299号線へ。
十国峠を越えると群馬県側で通行止め。 ちょっと焦ったが迂回路の林道から上野村へ抜ける。
埼玉県に入り、神流町神ケ原から志賀坂トンネルへ。 抜けたところから右折、林道金山志賀坂線へ。
途中の紅葉が綺麗。 299号から約7km弱。 6時15分 自宅から約103km、現地着。

準備を済ませ、6時30分スタート。結構な急坂を45分ほど登ると八丁峠。ここから縦走路を行く。
行蔵峠の手前からクサリ場が現れ、ストックは格納。 8時 西岳。 ここから東岳までが核心部。
大きくは下って登り返すが、その間にもアップダウンがあり、思った以上に時間が掛かった。
クサリ場の数は多いが、距離や角度がそれほどでもないので、程度としては中ぐらい。

西岳から40分ほどで東岳。 頂上にはテーブルとベンチあり、おやつをしながら10分ほど休憩。
更に30分ほど歩くと両神山へ到着。駐車場から約2時間50分ほど。5名ほどが休憩している。
360°の素晴らしい眺望を堪能。 約25分ほど休憩後、再び来た道を戻り下山へ。
東岳で10分ほど休憩し、西岳、行蔵峠、八丁峠を通り、12時 駐車場へ戻る。約2時間15分。

 R299~志賀坂~林道~八丁トンネル駐車場
 八丁トンネル~八丁峠~行蔵峠~西岳~東岳
 東岳~両神山
 両神山~八丁尾根~八丁トンネル駐車場

 

 

≪二子山編≫
片付けをしながら昼食を済ませ、二子山登山の為に299号へ戻り、登山口の坂本へ向かう。
八丁トンネルから約10km。路駐が2台、そこへ停めて、準備を整え、12時45分スタート。
両神山の疲れがあるのか足が重く、登り坂が意外ときつい。 股峠まで50分ほど掛けやっと登る。
ここにも西岳と東岳があるので、峠に荷物をデポして、先ずは東岳へピストン。

途中にかなり急なクサリ場がある。危険度は大。 両神山のクサリ場の比ではない。
ここを越え、約25分ほどで東岳。 こちらから両神山を眺め、10分ほど休憩して下山へ。
下山途中、ルートミスをし、直ぐに気が付いたので戻ろうとした時、何と掴んだ木の枝が折れ転倒。
垂直な崖の上、あと20cmズレたら真っ逆さまに墜落していただろう。

急にヤバさが湧き出す。 疲労度もあり、もっと危険で時間が掛かる西岳は止めた方が良いと判断。
20分ほどで峠へ戻り、荷物をピックアップ。登って来た道を下り、途中で顔と手を洗いサッパリ。
股峠から約30分、路駐の車へ戻る。【往復 約2時間20分】 片付けを済ませ、15時10分帰宅へ。
往路と同じ道を戻り、17時40分、無事帰宅。 西岳へ寄っていれば、後2時間は遅かっただろう。

 八丁トンネル~坂本
 坂本登山口~股峠~東岳
 東岳~股峠~坂本登山口
 坂本~R299~十国峠~帰宅

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

03:55 自宅出発       道路標示 0℃
05:05 299号線 十国峠  約63km
06:00 志賀坂トンネル    約97km
06:15 八丁トンネル 駐車場 約103km      【約2時間20分】

06:30 スタート
07:15 八丁峠
07:55 行蔵峠
08:00 西岳
08:40 東岳     10分休憩
09:20 両神山               【駐車場から 約2時間50分】

09:45 両神山    25分休憩  下山
10:10 東岳     10分休憩
11:00 西岳
11:05 行蔵峠
11:35 八丁峠
12:00 八丁トンネル 駐車場         【両神山から 約2時間15分】

12:20 車中で昼食を済ませ 二子山登山に向けて出発
12:40 登山口 坂本 路駐 【八丁トンネルから約10km 志賀坂から 約3km】

12:45 スタート
13:35 股峠     5分休憩
14:05 東岳    10分休憩
14:35 股峠
15:05 坂本 路駐        【西岳パス 東岳のみ 往復 約2時間20分】

15:10 帰宅へ向け 坂本 出発
16:05 十国峠
17:40 無事帰宅    坂本から 約100km     【約2時間30分】

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金峰山(2599m)~ 瑞牆山(2230m)②  -瑞牆山荘-

2017年10月27日 | 秩父・関東・東海
2017年10月27日(金)
今年は天気に恵まれず、前線や台風の影響を受け、中々お出掛けが出来ていない。
昨日~今日は好天になるという予報だったが、昨日はガスで午前中はダメだった。
先月26日に久しぶりに唐松岳へ出掛けたが、それ以来で約1ヶ月のブランクで体力的に心配。
3000m級のアルプス方面は避け、家からも見えて、直線で68kmほどの金峰山。
山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶ。
先日望遠鏡で五丈岩が見えるのを発見し、何時か確認したかったので、お出掛けすることに。

予定より早く目が覚めたので、準備を済ませて4時自宅出発。
サンライン~141号~信州峠~クリスタルラインで瑞牆山荘、5時50分着。 約94km。
野辺山では氷点下の予報だったが、道路標示で1℃、現地1500mながら、意外と寒くない。
支度を整え、6時10分スタート。 予定では瑞牆山を周り、約14km、約9時間強のコース。
富士見平小屋まで約40分、ここまでは遅めながらも紅葉が残っており、ハイキング気分。

小休止の上、金峰山へ向かうが、ここからは針葉樹の樹林帯。眺望もなくつまらない。
大日小屋まで40分、大日岩まで更に30分ほど。岩へは帰りに寄ることにしてそのまま進む。
登りなのにアップダウンを繰り返し、更に40分ほどで、砂払ノ頭に出ると眺望が開ける。
ここから岩場の登山道を進むと、金峰山のシンボル五丈岩が見えて来て、気分も高まる。
駐車場から約3時間15分ほど、9時25分金峰山登頂。 平日だが好天気に誘われて大勢が戯れている。

記念撮影とおやつをしながら約25分ほど休憩。 9時50分、再び登って来た道を下る。
風も弱く陽射しが暖かいので、下着を脱いでシャツ1枚になる。
砂払ノ頭までは眺望を眺めながらの気持ち良い下山路。後は樹林帯を大日岩まで1時間強。
頂部を目指したが最後の大岩が登れず少し下で折り返す。ここからは金峰山、瑞牆山とも見え気持ち良い。
再び樹林帯を下り、大日小屋はスルーして富士見平小屋まで戻る。ここで昼食休憩、約20分。

 瑞牆山荘~富士見平
 富士見平~大日岩~砂払ノ頭
 砂払ノ頭~金峰山(五丈岩)
 金峰山(五丈岩)下山~砂払ノ頭~大日岩
 大日岩~富士見平

 

 

体力的には少し心配だが、このまま下るか、11年ぶりの瑞牆山をピストンするか暫し思案。
時間はまだ早い。 12時10分、瑞牆山を目指して出発。 天鳥川までは一旦下る。
ここから登り返し。 ゴツゴツした岩群で、大股で足を上げ下げしなければならない。
途中で、懸念していた太ももの筋肉が攣り、暫し宥める。 急坂を登り詰め、13時40分頂上。
ここでも大勢が休憩している。360℃の眺望に満足しながら、写真撮影。

途中、何とデジカメの電池切れ。充分余裕があるはずだったが、昨日までに撮影した分が影響したようだ。
15分ほどの休憩で下山。下りも意外ときつい。 途中で今度は左足太ももが攣り、暫し宥める。
天鳥川まで何とか下り、再び登り返して富士見平小屋まで戻る。 休憩を含め、往復約2時間45分。
水場で顔を洗いサッパリし、陽に浴びる遅めの紅葉を眺めながら、15時25分駐車場へ戻る。
帰り支度をし、15時40分現地発。141号の渋滞に阻まれながら、18時10分、無事帰宅。

 富士見平~瑞牆山
 瑞牆山~富士見平~瑞牆山荘

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:00 自宅出発
05:50 瑞牆山荘前駐車場 着  約94km  【往路:約1時間50分】

06:10 スタート
06:50 富士見平小屋   小休止 約5分休憩
07:30 大日小屋
08:00 大日岩分岐
08:40 砂払ノ頭     小休止 約5分休憩
09:25 五丈岩・金峰山      【登り:駐車場から 約3時間15分】

09:50 金峰山 下山
10:25 砂払ノ頭
10:55 大日岩      登頂散策 約15分
11:25 大日小屋
11:50 富士見平小屋     【下り:金峰山から 約2時間】  昼食休憩

12:10 富士見平小屋 スタート
12:30 天鳥川 渡渉
13:40 瑞牆山        【登り:富士見平小屋から 約1時間30分】
13:55 瑞牆山 下山
14:35 天鳥川 渡渉
14:55 富士見平小屋     【下り:瑞牆山から 約1時間】
15:25 瑞牆山荘前駐車場          【トータル:約9時間15分】

15:40 帰宅へ向け出発
18:10 無事帰宅                【帰路:約2時間30分】

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富 士 山(3776m) ⑦   - 富士宮口 -

2017年05月12日 | 秩父・関東・東海
2017年5月12日(金)
このところ、春山スキー登山に嵌っており、明日から雨の予報に、平日の晴れ間を狙って出掛ける。
とはいえ、ショートスキー(110cm)と革靴(プラ靴で2回)では、中々上手く滑れずに難しい。
 4/22 乗鞍岳(三本滝)、  4/28 大渚山(雨飾高原)、  5/2 火打山(笹ヶ峰)、  5/8 黒沢岳(笹ヶ峰)
富士山は春~秋を含めて7回目の登頂となるが、スキーを担いで登るのは、2015/5/21 ⑥ 以来2回目。

朝3時、自宅出発。白樺湖~八ヶ岳エコーライン~20号線~途中給油~甲府~朝霧高原~富士山スカイライン。
ナビをセットしていなかったので、富士宮バイパスで出口のICを通り過ぎてしまい、3kmほど遠回り。
6時50分、富士宮口五合目駐車場。約209km。 平日だが観光客も含め、30台ぐらいの車が停まっている。
7時10分、裏口?からスタート。前半には雪がないので革靴を履き、防寒着を詰め込み、板とアイゼンを担ぐ。

砂礫を直登して登山道と合流。六合目まで20分弱。過去この時季の入り口にはロープが張ってあったが、今年はない。
上方の雪渓部分には、何人もが登っているのが見える。登山のみの方とスキー・ボードを担いだ方とほぼ半々ぐらいか。
一部の残雪はあるものの、登山道は殆ど融けており夏道通りに登り、新七合目で一休み5分ほど休憩。
元祖七合目付近から時々ガスが掛かり、振り返ると下方はガスで見えなくなってしまった。上空の青空も怪しい。

途中で4名ほど追い越し、9時25分、約2時間15分ほどで八合目。 ここまでが意外と長く感じる。
軽めのおやつと飲水休憩しながら、ちょっと早めながら腰を下ろせるここでアイゼン装着。 少し荷が軽くなった。
八合半ぐらいの崩れた鳥居の先から雪渓部分を直登。 雪が緩んでいるので、アイゼン装着でも時々滑る。
高度が上がり空気が薄く息も絶え絶え、九合目で小休止、九合五勺でも休む。 ここから先が急登の正念場。

富士宮頂上が見えているのに、中々先に進まない。 喘ぎながら15~20歩進む毎に立ち止まって息継ぎ。
前回雪切れしていた九合五勺付近も、まだ充分残っており、板を外すことなく滑降出来る。
八合目から2時間弱、五合目から4時間20分ほど、11時30分、やっと富士宮頂上へ到着。
ここまで来れば剣ヶ峰へ。11時55分、約4時間45分も掛かり日本最高峰へ立つ。七回目の登頂。

  登り: 五合目~八合目
  登り: 八合目~富士宮頂上~剣ヶ峰

 

 

12/10/16 ④ の時は、3時間15分ほどで登ったが、残雪のアイゼン歩行、スキー板背負いの負荷増、歳?のせいか
遠望はないものの、天気は先ず先ず。 山頂や火口は良く見える。
風はあるが測候所の陰で陽が当たる所で、ゆっくり昼食休憩。 アウターを着なくても寒さはない。
剣ヶ峰に50分ほど滞在。アイゼンを外し、スキー板にケーブル装着。革靴の紐を締め直し、滑降準備。

12時45分、日本最高峰の3776m+積雪1mのところからスキー滑降開始。
一度火口へ滑り込んで登り返すつもりで開始したが、あまりも雪面が硬くガチガチで革靴では手に負えない。
富士宮頂上へ向けてトラバースするのがやっと、何とか滑りそのまま下山へ向けて滑降。
九合目付近までは少し硬いが、そこから下は緩んで革靴でも快適に滑れる。

八合目で雪切れで一旦板を外して隣の雪渓へ移動。ところが少し早過ぎ、もう一度雪切れを渡ることに。
ここから下はガスで視界が利かず、六合目の小屋が見えないので、適当に雪渓を下る。
雪渓エンドの雪切れで板を外してザックに格納。砂礫部分を歩いて下ると、横にもう一つ雪渓があり繋がっていたようだ。
後僅かなのでそのまま雪渓の上を歩いて下り登山道と合流。 剣ヶ峰から1時間5分ほど、六合目まで下りる。

水を飲み干し最後の休憩、砂礫を真っ直ぐ下り、14時5分、無事駐車場まで下山。 往復 約6時間55分。
お湯を沸かしてコーヒーを飲みながら片付け、14時40分帰宅へ向け出発。 富士周遊道路では赤沼の分岐で渋滞。
咄嗟に精進湖の西岸側へ迂回して逃れたが、距離的にはあまり変わらないので、今後はこの道を使った方が良い。
往路と同じ道を戻り、途中で買い物と夕食を済ませ、20時無事帰宅。 206km。 往復 約17時間でした。

  下山滑降: 剣ヶ峰~富士宮頂上~八合目
  下山滑降・歩行: 八合目~五合目

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

03:00 自宅出発      途中、竜王で給油
06:30 富士スバルライン 登山道入口
05:50 富士宮五合目   約30台ぐらいの車が駐車

07:10 準備を整えスタート (2400m)
07:30 六合目         (2490m)
08:10 新七合目       (2780m)     飲水 5分休憩
08:50 元祖七合目      (3030m)
09:25 八合目         (3250m)     10分休憩 アイゼン装着
10:15 九合目         (3410m)      5分休憩
10:50 九合五勺       (3550m)      5分休憩
11:30 富士宮口頂上     (3750m)     5分休憩
11:55 富士山剣ヶ峰     (3776m)          【登り:約4時間45分】

12:45 富士山剣ヶ峰下山 ショートスキー装着
12:50 富士宮口頂上
13:05 八合目 雪切れ部分をシフト 間違えて2回
13:30 雪切れ 滑降終了
13:50 六合目         5分休憩
14:05 五合目駐車場                       【下り:約1時間20分】

14:40 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ向け出発
20:00 途中で買い物、夕食を済ませ、無事帰宅

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富士山 春スキー 断念 宝永山(2693m) 引き返し   = 御殿場口 =

2016年05月01日 | 秩父・関東・東海
2016年5月1日(日)
GW前半最終日の日曜日、何処へ行っても混むだろうが、今日~明日は好天気になるという予報。
今年は雪が少なく春先の異様な暖かさが続いているので、山の雪はGW明けには無いところもあるだろう。
昨年の富士山春スキーはギリギリだったが、ちょっと物足りなかったので、もう少し早い時期に行きたい。
富士宮口まで車が入れるのはGW前日なので、GW前の行くのはちょっと大変過ぎる。

前日に準備を済ませておき、午前3時自宅出発。エコーライン~20号~朝霧経由で富士スバルラインへ。
山岳部入口で、何と「凍結の恐れあり」ということで夜間通行禁止、7時30分まで通行が出来ない。
既に5台ほど待機しているが、まだ1時間以上あるので、急遽、未踏の御殿場口から登ることにし向かう。
6時30分、御殿場口新五合目駐車場着、約200km。 しかし、雪が少なく、距離もあり大変そう。
標高、富士宮口2400mに対して、1440mと約1000mも低く、実際は二合目に相当するようだ。

 

準備を済ませ6時50分スタート。天気が良く朝から暑い。 最初からシャツ1枚+ベスト。
大石茶屋の上側で下山者と会い、シャッターを押して頂く。 上は風が強いとのこと。
足場が砂地で歩き辛く、思ったより時間の割に距離が稼げず、中々富士山が近づいて来ない。
2時間ぐらいすると向かい風が強くなり、砂場と相まって一向にスピードが上がらない。
途中でアイゼン装着、多少効果あり、キックが少し楽になった。

時折突風が吹き、身体が飛ばされそうになり、飛んできた砂礫で顔が痛い。
山頂付近には雲が掛かり激しく動いており、視界も悪そう。
3時間ほど経っても、まだ雪渓エンドまでは遥か遠く、昼までに頂上へは無理だろう。
天候と体力を考え頂上アタックは諦め、宝永山で折り返すことにする。
宝永山は、2012年10月の富士登山の下山時に寄っているので、2回目となる。

 

宝永山馬の背経由、頂上まで約4時間15分ほど。 強風が凄い。
風の合間を見計らいセルフ撮影。10分ほどで早々に下山。
5分ほど下った岩場の陰で、風を避けながら昼食休憩25分ほど。
広大な富士の裾野は風を遮るものはなく、貴重な岩陰だ。
下山は二ツ塚(双子山)経由とし、ルートを外れ直接向かう。

砂走りもどき50分ほどで、二ツ塚(双子山)上塚。 更に15分ほどで、二ツ塚(双子山)下塚。
13時25分、駐車場へ戻る。往復約6時間35分ほど。富士宮口からなら頂上往復出来る位の時間だ。
テレマーク用の革靴はゲーターをしていても、中まで砂塵で真っ白に汚れている。
支度を片付けながらコーヒーを飲み、これからの行動を検討する。

 

当初の予定では、2日目は八ヶ岳横岳へ杣添尾根から登り、フットスキーで下る予定。
しかし明日もう一度、富士宮口からか須走口から、再挑戦するも頭の中をよぎる。
何れにせよ、何処かで車中泊する為には一旦下り食料を仕入れなくてはならない。
昨年と同じく御殿場まで戻り、ネットで話題になったスーパーあおきのソフトクリームを食してみよう。

ソフトクリームは期待外れのごく普通。ついでに食料を仕入れ、車中泊の為に須走道の駅へ向かう。
流石にGW最中、富士周回道路は所々で渋滞し、時間だけが経過して行く。
須走道の駅の前まで来ると、場内には溢れるほどの車。 これを見て、先の富士吉田の道の駅へ向かう。
小用の為に立ち寄ったが、ここも沢山の車。おまけに飲用の富士伏流水が出ていない。

ここでの車中泊も諦め、予定通り八ヶ岳方面へ向かが、相変わらず周回道路は渋滞で遅々として進まない。
1時間以上余計に費やし、やっと甲府まで戻り20号線へ乗ると少しスムーズに流れるようになった。
ここを走っていると、明日は左側に見える鳳凰山や甲斐駒ケ岳も良いなぁと迷い始める。
しかし朝通過した時の道の駅白州の混み具合を考えると、やはり空いていそうな道の駅南きよさとにすることに。

韮崎の格安セルフスタンドで給油し、141号線の道の駅「南きよさと」へ着いたのは18時50分。
辺りはもう既に暗くなり始めている。思った通りそれほど混んではおらず、隣を数台空けて駐車することが出来た。
御殿場口から買い出し・休憩を含め、約132km、約4時間30分、  本日の走行、約332km。
完全に暗くなる前に食事を済ませ、車内を片付け寝床を作り、明日の準備を済ませ、20時就寝。

     翌日、八ヶ岳(横岳)崩れ、御座山登山 へ続く

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

03:00 自宅出発
05:40 道の駅「朝霧高原」、      あまりの混み具合に寄らずに通過
06:18 富士スバルライン山岳部分岐、 約192km、 夜間閉鎖中にて御殿場口へ向かう
06:30 御殿場口 新五合目 駐車場、 約200km 約3時間30分

06:50 御殿場口 新五合目 スタート
09:15 途中でアイゼン装着
10:40 頂上登頂を断念、宝永山で引き返し決断
10:50 宝永山 馬の背
11:05 宝永山 2693m 頂上  登り=約4時間14分  強風で身体が飛ばされそう

11:15 宝永山 下山
11:20 岩陰に入り昼食
11:45 二ツ塚(双子山)に向かい下山
12:35 二ツ塚(双子山)上塚
12:50 二ツ塚(双子山)下塚 1804m
13:25 御殿場口 新五合目 駐車場、  往復=約6時間35分

14:20 車中泊に向かい下山、御殿場市内へ向かう
14:40 スーパー「あおき」 ソフトクリーム&食料買い出し
15:00 道の駅「すばしり」へ向かい出発
16:10 道の駅「富士吉田」
17:02 周回道路 赤池交差点  約267km
18:50 道の駅「南きよさと」  約332km     車中泊

   翌日、八ヶ岳(横岳)崩れ、御座山登山 へ続く

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雲取山~笠取山 縦走 (将監小屋 泊) チャリデポ =鴨沢→作場平=

2015年11月13日 | 秩父・関東・東海
2015年11月12日(木)~13日(金)
先月中旬、1泊の山歩きの荷物をパッキングしたものの、事情により中止することになった。
予定の谷川岳馬蹄形縦走は、先週に強行日帰りしたので、荷物をバラすのも勿体無いので、
本格的に寒くなる前に出掛けることにし、まだ雪のないところで決行することに。

縦走するとなると、登り口と下り口が別になるので、チャリをデポしての移動となる。
現地まで200km強あり、4.5時間ぐらいは掛かるので、前日にチャリを積み込む。
当日、2時自宅出発。何時ものコースで甲府まで行き、411号線を現地まで向かう。
一ノ瀬高原入口まで165kmほど。 下り口の作場平へ向かうも、途中で何と通行止め。

仕方ないので諦め引き返し、単独で雲取山のピストンを考え、登山口の鴨沢へ向かう。
その途中、一ノ瀬高原へは、もう一ヶ所入口があったはずだと思い出し、ナビで探して向かう。
少し遠回りで時間も掛かってしまったが、作場平に無事チャリをデポし、再び鴨沢へ向かう。
鴨沢から村営駐車場へ向かうも、生憎にもこちらも通行止め。もうどうすればいいんだぁ~。

バス停前に数台分の駐車スペースはあるが、既に満杯。 付近を少しウロウロ探す。
少し戻った先の農道から駐車場へ向かう道があるというので探してみたが、見つからない。
再びバス停まで戻ると、何とタイミング良く1台が出て行き、スペースが空き駐車出来た。
上の駐車場までは約30分歩くので、今日の行程を考えるとちょっと大変だが、明日は楽になる。

     

 

準備を済ませて登山開始。 駐車場までの登りが意外とキツイ。 30分ほどで駐車場。
数台停まっている。 鴨沢からの道は塞がれており、当面は通行出来ないだろう。
車道を少し歩き、登山道へ入る。 辺りはガスで視界が悪いが、所々に残った紅葉が美しい。
2時間45分ほどで、七ツ石小屋。水を補給10分ほど休憩し、七ツ石山へ向かう。

頂上には誰もおらず、木々とガスで眺望もないので、早々に雲取山へ向かう。
奥多摩小屋や小雲取山付近もガスで覆われ周りは見えない。
ここを過ぎると少し空が明るくなり、やがてガス(雲)から抜けると、パッと視界が広がる。
雲取避難小屋からは、雲海に浮かぶ富士山が見事。 頂上へは1分ぐらい。

頂上に5~6名いたが、ここまでに20数名と出会い、季節外れの平日の割には多い感じ。
眺望を楽しみ写真に収め、避難小屋へ戻って昼食を済ませ出発する頃には、再びガスに覆われた。
ここからはガスの中の縦走路歩き。 眺望も紅葉もなく、只々黙々と歩くだけ。
途中にマークやテープは殆どないが、分岐毎の表示はしっかりしているので、迷うことない。

縦走路では1名だけと行き会ったが、静かな山歩き。 将監小屋までが意外と長く感じる。
ガスで視界が悪い中、何とか明るい内に小屋へ辿り着くことが出来てホッとする。
テン場にはテント姿はなく、小屋にも誰もいない。 管理人もおらず不在となっている。
もう薄暗くて寒く、テントを張るのが大変なので、休憩小屋を借用して今夜の宿とする。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

夕食を済ませて18時過ぎに就寝。 深夜24時頃、喉の渇きとトイレで目を覚ます。
外はガス。再び寝入って4時過ぎに起床。 外気温0℃。 辺りはガスが濃い。
朝食と準備を済ませ、明るくなり始めた6時に本日のスタート。
将監峠まで登り、縦走路を笠取山へ向けて進む。 相変わらずガスで視界がない。

唐松尾山手前からガスを抜け、視界が広がるが、木々が邪魔をして眺望は余り良くない。
唐松尾山で15分ほど休憩後、笠取山へ向かう。 途中再びガスの中を通過。
将監小屋から3時間15分ほどで笠取山。 この間、誰にも会わず。
笠取山はもっと広々した眺望のあるところかと思ったが意外。 西峰からは眺めが良い。

西峰からの下りは広々しており気持ち良い。分水嶺を経由して笠取小屋へ寄る。
どのルートから下るか迷ったが藪沢峠経由、11時10分、予定通りに作場平登山口へ下山。
途中、3組5名と行き会ったが、作場平の駐車場には3台の車が停まっていた。
片付け準備の後、昼食を済ませ、重いザックを背負ったままチャリで鴨沢まで走る。

林道を国道まで約9km、一部上り坂もあるが、大した坂ではないので、何とか漕げる。
後は殆ど下りでブレーキの掛けっ放し。 国道を17kmほど走り、無事車の元へ戻る。
上の村営駐車場へ停めてあれば、ここから30分ほど登らなくてはならなかったが、幸い。
片付けをしてチャリを積み付け、帰宅へ。 約186km=4時間30分ほどで、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

02:00 自宅出発    白樺湖~富士見~甲府~411号(青梅街道=大菩薩ライン)
05:05 落合(一ノ瀬高原入口)       約165km
05:10 犬切峠向かう分岐、通行止めで引き返す
05:40 一ノ瀬高原、作場平登山口。   チャリをデポ
06:30 鴨沢、約208km。      駐車場を探して暫くウロウロする

06:50 バス停前に駐車し、準備を済ませ、登山スタート
07:20 村営駐車場
09:35 七ツ石小屋           水を補給、10分休憩
10:05 七ツ石山(1757m)      ガスで眺望はなし
10:45 奥多摩小屋
11:15 小雲取山
11:30 雲取山避難小屋
11:40 雲取山(2017m)       鴨沢から4時間50分ほど

12:05 避難小屋へ戻り昼食後、縦走へ向けて出発
12:30 三条ダルミ
13:00 狼平
14:15 北天のタル
14:50 飛龍権現   眺望はないし時間も遅れているので、飛龍山への往復はパス
14:55 禿岩     何気なく寄ってみたら、素晴らしい眺望、10分休憩
16:25 将監小屋への分岐
16:35 将監小屋   何とか明るい内に到着(40800歩)雲取山から4時間半ほど

06:00 笠取山へ向けて出発
06:10 将監峠
06:30 山の神土
07:25 唐松尾山(2109m)  途中の西御殿岩はパス   15分ほど休憩
09:00 水干   笠取山頂へ向かう
09:15 笠取山(1953m)   将監小屋から3時間15分ほど

09:40 笠取山西峰から下山
09:55 小さな分水嶺
10:00 雁坂峠分岐
10:10 笠取小屋
10:25 藪沢峠
10:45 藪沢
11:10 作場平登山口 無事下山 (20800歩) 将監小屋から5時間10分ほど

11:40 片付け、チャリの準備をし、昼食を済ませて鴨沢へ向かう
12:20 国道へ出る  約9km
13:10 鴨沢バス停の車の元へ戻る 約26km
13:35 片付けとチャリを積み付け、帰宅へ向けて出発
18:05 無事帰宅         約186km=4時間30分

 

 総 時 間
  初 日(22km)
  2 日 目(10km)
 C  T 16-55 11-25 (07:00~18:25) 5-30 (06:30~12:00)
 実 績 14-55  9-45 (06:50~16:35) 5-10 (06:00~11:10)

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毛無山(1964m)②  -湯之奥-

2015年11月01日 | 秩父・関東・東海
2015年11月1日(日)       --- 第3回・三爺会_清水 から続く ---

前回の沼津ツーの帰りにも毛無山へ登ったが、その時は朝霧高原側からだったので、
今回は身延側から登ることにし、下部温泉から「日本林道協会選定、眺望の良い林道日本一」という
朝霧高原へ抜ける「湯之奥猪之頭林道」を走る。 尚、ナビには集落から先の道路が載っていない。

確かに山全体が紅葉し綺麗。 道路も完全舗装なので、オンロードバイクでも充分走れる。
今回はバイクではなく、移動基地だったのが少し残念。
9時50分過ぎ、集落から4.6kmほどの登山口着。  5~6台の駐車スペースあり。
お湯を沸かしながら準備をし、コーヒータイムで紅葉を眺める。

10:10 登山開始。 最初は針葉樹帯だが徐々に広葉樹となり紅葉が進む。
10:50 山の神。 樹林帯で眺望はほとんどなし。
11:00 中山金山跡。この辺の紅葉はもう末期。
11:16 地蔵峠。 僅かに正面に視界が広がる。
11:58 毛無山。 周りはガスで富士山も見えず。
12:22 昼食休憩後、下山へ。
12:56 地蔵峠。
13:45 登山口駐車場へ戻る。

13:54 片付け後、林道を更に4.7kmほど上がり、紅葉を愛でる。
14:12 林道を越えて帰るか迷いながらも、崩落場所より少し先から引き返す。
14:25 再び登山口駐車場まで戻り、コーヒータイム。
14:45 帰宅へ向けて出発。 往路と同じ道を戻ることに。
18:40 途中で買い物、給油を済ませ、無事帰宅。  今回2日間の走行:465km。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 JR下部温泉駅   220m
 湯之奥登山道口  890m
 山の神       1236m
 中山金山跡    1448m
 地蔵峠       1600m
 毛無山       1964m
     標高差   1074m
    往復時間   3時間35分(休憩含む)

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富士山(3776m) ⑥  -富士宮口-

2015年05月22日 | 秩父・関東・東海
2015年5月21日(木)
昨年6月の富士山から間も無く1年、愛車スカブーとお別れのきっかけとなったところだが、
先週の乗鞍岳春スキーで結構良い感じで滑れたので、是非滑降してみたいと思っていた。
昨年はまだ雪が残っていたが今年は雪融けが早いので、もう限界に近いかも知れない。

片道200km強あるので4時間ぐらいは掛かる。
どうせ遠くまで出掛けるので、車中泊をして翌日、須走口からも滑降してみようと計画。
3時25分、自宅出発。 現地、富士宮新五合目駐車場、7時10分着。約209km。

富士宮口からは4回目となるので様子は大体わかる。正規登山口の東側の裏口?近くへ停める。
10分ほどで支度を整え登山スタート。 登山道を上がり直登し、新六合目までは20分弱。
六合五勺ぐらいで雪が残っており、アイゼンを装着して通過。

しかし全体としては一部を除き登山道に雪はなく、9割近くは夏道を登る。
八合目が直ぐ前に見えるのに、ここまでが意外と長く感じ、昨年よりきつく感じる。
途中、数人と会うが、全員が単独行。 中には90歳だという超人もおられた。

九合目、九合五勺で腰を下ろして休憩し、最後の頑張りで頂上を目指す。
九合五勺からの胸突き八丁は一番きついところ。 登山道には雪が残り、アイゼンは必須。
4時間強で、富士宮口頂上。 更に20分ほどで剣ヶ峰。  駐車場から4時間30分弱。

朝は快晴だったのに徐々に雲が湧き上がり、頂上では山梨県側からの吹き上げの風がきつい。
手持ちの温度計で3℃。 旧測候所を風除けにし、昼食をしながら約40分ほど休憩。
お鉢巡りの一周をどうしようか迷ったが、天気がイマイチなので早めに下山することに。

富士宮口頂上の下の残雪地帯まで下り、ここでアイゼンを外してスキーを装着。
九合五勺のところで雪切れがあるが、2mほどなので無理して渡る。
八合目で一旦大きく雪渓が分かれるので、一旦板を外して移動。

六合五勺までは何とか滑り降りることが出来た。 やはりアイゼンで下るよりは早い。
辺りはガスが覆ったり晴れたりで視界が悪くなる。 ここで板を外して格納、駐車場へ向かう。
剣ヶ峰から1時間35分ほど、内スキー滑降は30分ほどで、14時過ぎ、無事車へ戻る。

往復約6時間45分ほど。 登りはきついが、滑降出来る場所が少なかったが良い経験になった。
コーヒーを飲みながら休憩し片付け。 明日の須走口から再挑戦の予定で、車中泊する為に下山。
途中のスーパーで食糧を仕入れ、16時20分、道の駅「すばしり」へ到着。

   #1 (右下のボタンで全面表示のスライドショー)
      --- #2へ続く ---

  --- #2へ続く ---

 

 

 

結構沢山の車が停まっている。 場内で富士の湧水が汲めるので水の心配はない。
駐車場が若干傾斜しているので、出来るだけ平なところで、車が少なそうな所へ停める。
陣地を確保、カーテンや寝袋を用意し、早めの夕食を済ませても、まだ外は明るい。

することもないので20時就寝。 暫くすると疲労とアルコールのせいで、脚が攣り悶絶する。
何とか収めて寝たが、深夜0時半頃、尿意を催しトイレへ。場内には25~26台ほど泊まっていた。
再び就寝するが、3時半頃、再び尿意を催しそのまま起床。 車内を片付け朝食を済ませる。

朝陽が昇り始めたので登山の為に、4時45分、ふじあざみラインを五合目へ向かう。
駐車場に何台かの車とバイク。 ここで車中泊やテント泊をしていたようだ。
しかし入口に「本日9~15時、自転車レースの為に全面通行止め」の看板。

下山は12~13時頃の予定なので、解除を待っていると帰宅が遅くなる。
それに雪が少なそうだし、昨日の疲れもあるので、他の山へ行くことにし諦め下山へ。
一旦道の駅へ戻り湧水を汲んで、河口湖方面へ向かう。 途中道の駅「富士吉田」でドーム撮影。

わざわざ来ることもないだろうから、三つ峠へ登って富士山を眺めてみようかと向かうことに。
こんな季節なので静かかと思ったら、駐車場に着いてみると沢山の車。 気分が殺がれ止める。
それでは帰宅方向の金峰山へ行こうかと、クリスタルラインから大弛峠へ変更。

冬季閉鎖は解除されたのに、川上牧丘線は何と通行止め。
ここから帰宅するには、信州峠越えが一番近い。 ひらすら山の中の道を走る。
瑞牆山の近くを通ったが、もう登る気力も失せてしまったので、帰宅することに。
野辺山高原で八ヶ岳を眺め、途中で昼食を済ませ、14時45分、無事帰宅。 全走行502km。

   #2 (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

03:25 自宅出発  富士見~20号~朝霧高原 経由
07:10 富士宮口 新五合目着 約209km 【3時間45分】

07:22 準備を済ませ出発
07:40 新六合目
08:27 新七合目
09:01 元祖七合目
09:34 八合目    7分ほど休憩
10:12 九合目   13分ほど休憩
10:49 九合五勺  15分ほど休憩
11:28 富士宮口頂上
11:49 剣ヶ峰                【4時間27分】

12:30 40分ほど昼食休憩後 下山へ
12:38 富士宮口頂上
12:46 小休止  スキー装着
13:06 スキー滑降下山
13:26 八合目 雪切れ 板を外して渡る
13:36 再び板を装着し、スキー滑降
13:34 六合五勺ぐらいで雪渓エンド 板を格納
13:56 新六合目
14:06 新五合目 駐車場へ無事下山  【1時間36分】

14:40 片付けを済ませ、須走口へ向けて出発
16:20 途中のスーパーで買い出しをし、道の駅「すばしり」着 車中泊

 

04:45 道の駅から須走口へ向けて出発
05:08 須走口五合目    15時まで道路通行止め情報に諦める
05:41 再び道の駅「すばしり」に戻り、富士の湧水を汲んで帰宅へ
05:54 山中湖
06:05 道の駅「富士吉田」 ドーム撮影
06:41 三つ峠駐車場    沢山の車に諦め帰宅へ
08:34 大弛峠への道路通行止め 信州峠へ向けてクリスタルライン走行
10:50 信州峠を越え 川上村へ
14:45 途中で昼食を済ませ、無事帰宅     トータル:約502km

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七面山(1982m) & 笊ヶ岳(2629m)

2014年11月16日 | 秩父・関東・東海
2014年11月15日(土)~16日(日)
すっかり冬の陽気になり、今は秋山には遅く冬山には早い、という中途半端な季節。
この週末は女房がお泊りのお出掛けをするいうので、その間に何処かへ行くことに。
移動基地を活用して、前泊しなければならない日帰り登山を計画。

中央アルプス、伊奈川ダムから越百山~南駒ヶ岳~空木岳 約25km 12時間。
しかし日曜日の天気がイマイチのようなので、6月の富士登山の帰りのバイク事故
行くことが出来なかった、南アルプス、雨畑(老平)から笊ヶ岳 約20km 11時間へ。

日が短くなったこの頃では06時~17時が行動限界。往復時間を考えると、前泊がベスト。
ただ前泊だけに一日を費やすのは勿体無いので、近くの七面山を登ってから、翌日挑戦へ。
金曜日の内に準備を済ませ、当日05時45分、自宅出発。 現地まで約152km。

七面山登山口は2ヶ所あるが、手前のきつい北参道は入口も駐車場も分からず、
結局奥の一般向けの表参道からの優しいコースを往復することに。
手前の駐車場にも車が停まっているので、少し奥の空き地へ駐車してスタート。

ついでなので脇の羽衣白糸の滝を見学してから、信仰登山の地なので、その参道を登る。
階段状に整備された参道は、丁石も新しくされ、随所にベンチもあり、年寄りでも登れる。
2時間弱で、敬慎院へ到着。 信者ではないので、外見だけ見学して頂上へ向かう。

頂上までは更に30分ほど、周りの眺望は全くない。 25分ほど昼食休憩し下山へ。
2時間弱で駐車場へ戻り、コーヒーで一服後、笊ヶ岳登山口の老平へ向かう。
移動 約10km、一見分かり辛い駐車場に3台停まっており、その片隅へ停める。

念の為、水は持参したが、駐車場の隅に水道があり、水の補給が出来るのは嬉しい。
この水を使い身体を拭き上げ支度を替え、寝る用意と明日の登山準備を済ませる。
17時頃、暗くなる前に夕食を済ませると、後はすることもないので、18時就寝。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

午前2時頃、駐車場へ入ってくる車の音で目が覚める。2人組、30分ほどで出発していった。
その間ウトウトしていたがもう眠れないので、ヘッ電で早立ちすることにし朝食を済ませる。
車内4℃、外気0℃、風がないのでシャツとウインドブレーカーのみで出発。

03時25分、街灯の下のゲートから林道を歩く。30分ほどで林道終点、登山道へ入る。
真っ暗な中、ヘッ電の灯りだけを頼りに歩くが、特に危険箇所はない。
更に1時間ほどで最終水場(広河原)、ここで渡渉しなければならないが、ここだけは注意。

ここからが本格的な登山道。いきなり急登だがZのジグザク折り。山の神まで45分ほど。
この先は直登コースになるのでかなりきつい。 6時頃、明るくなって来たのでヘッ電を消す。
桧横手山までの1時間40分ほど、嫌になるほど苦しい登りで息継ぎの為にペースが落ちる。

ここから更に1時間40分ほどで、やっと布引山。 周りの眺望はない。
登山道を数十メートル進むと、このルート唯一のテントが張れる場所があり、一人陣取っていた。
一旦下り再び登り返し、1時間弱で笊ヶ岳頂上へ。老平駐車場から6時間30分、長かったぁ~。

南アルプスの山々が目の前に迫る。 小笊越しの富士山も美しい。
眺望を楽しみながら写真撮影。早めの昼食を済ませ、40分ほどの滞在で下山へ。
来た道を布引山へ戻り、桧横手山、山の神、最終水場と、急坂と落ち葉で、下りもかなり苦しい。

広河原まで約4時間の下り、更に駐車場まで1時間15分ほど。15時50分無事戻る。
予定時間をオーバーし、トータル12時間25分。歩行も43600歩を越え、久しぶりの長歩きだった。
コーヒーを飲みながら帰り支度。 3時間半ほど162km、2日間の行程を終え、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

  11月15日(土)   11月16日(日)
05:45 自宅出発 03:25 老平駐車場からスタート(479m)
09:05 表参道登山口駐車場   約152km 03:55 林道終点
09:20 出発(490m) 04:15 タケ沢 つり橋を渡る 
09:35 羽衣_白糸の滝 見学後 登山スタート 04:55 最終水場(広河原)(935m)
11:30 敬慎院(1710m) 05:40 山の神(1215m)
11:40 七面山登山道 07:20 桧横手山(2021m)
12:10 七面山(1982m) 【登り:2時間35分】 09:00 布引山(2584m)
12:35 七面山 下山 09:55 笊ヶ岳(2629m) 【登り:6時間30分】
13:00 敬慎院 10:35 笊ヶ岳 下山
13:10 敬慎院 下山 11:30 布引山
14:30 登山口駐車場    【下り1時間55分】 12:15 桧横手山
14:45 笊ヶ岳登山口へ向け出発 14:00 山の神
14:55 北参道登山口確認 14:35 最終水場(広河原)
15:15 笊ヶ岳登山口(老平駐車場) 15:05 タケ沢 つり橋
18:00 就寝 15:20 林道終点
 15:50 老平駐車場へ戻る 【下り:5時間15分】
  標高差: 約1492m  距離: 約10.2km 16:05 帰宅へ向け出発
 19:35 無事帰宅     約162km 3時間30分
     標高差: 約2150m  距離: 約20.2km

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富士山(3776m) ⑤  -富士宮口-

2014年06月02日 | 秩父・関東・東海
2014年6月2日(月)
先月末から真夏を思わせるような陽気と天気が続いている。
この好天気は火曜日まで続き、その後は崩れてそのまま梅雨入りしそう。
週末は避け、平日1~2泊で何処かへ行こうと検討。 越後三山、鳥海山と迷いながら、
5回目になるが、夏休みは混み、入山料も検討されている富士山へ行くことに。
片道200km強で日帰り登山は可能だが、ついでに何処かでテント泊し笊ヶ岳も登ることに。

前日に登山用具一式、テント泊道具一式を取り揃え、バイクへ積み付け、ナビもセットしておく。
03:20 前回より1時間05分遅れで自宅出発。
白樺湖を越え、エコーラインから20号線、甲府から精進湖を経て、朝霧高原の道の駅で朝食休憩。
06:43 富士スカイライン新五合目着。 205km。

準備を済ませ、07:00少し前、前回より1時間20分遅れで登山スタート。
登山道には所々に残雪あり。 六合目を過ぎると本格的な登山。
平日なので空いているかと思ったが、スキーやボードを担いだ人が大勢登っておりちょっとびっくり。
身体も暖まり風もないのでシャツ1枚になり、簡易アイゼンを装着し、残雪の上を直登する。

やはり雪道の直登は時間が掛かる。 半分ぐらい岩が露出している夏道へルートを変更。
スタートから約3時間、八合目着。 ここで腰を下ろして15分休憩。(前回より1時間35分遅れ)
この先はほぼ雪に覆い尽くされているので、先人の足跡を辿りながら時間を掛けて登る。
九合目の「万年雪荘」の看板も雪に埋もれて全く見えない。

この頃から少しづつ雲が湧き出し、少し天気が崩れ始めて来た。
この先九合五勺から頂上までが一番きつく、30分強掛けて富士宮頂上へ到着。
新五合目から登り3時間43分。 ここで14分ほど休憩し、剣ヶ峰へ向かう。
11:10 前回より2時間15分遅れで、「日本最高度」へ到達。

 

この碑を写真に収め、360°とはいかなかったが、眺望を楽しむ。
ここで昼食をするつもりで用意をしていると、富士宮口の方面がガスで霞んで来た。
これはヤバイと思い、慌てて白山岳へ向かう。 白山岳へ着く頃には少しガスが晴れて来た。
誰もおらず静か。一人占めで眺望を楽しみながら昼食。 21分ほど休憩。

前回より2時間以上遅れているので、下山は宝永山経由を諦め、直接富士宮口へ下りることに。
残り半周のお鉢巡り、上から見ると、吉田口の方が残雪が豊富、長い距離を一気に下まで滑れそう。
須走口や御殿場口も雪に覆われている。 富士宮口へ戻り7分ほど休憩後、下山へ。
九合五勺までは特に気を使う。 午後になると雪が緩み、下山は雪の上を下る方が楽。

歩いて下る横で何人かがスキーで滑り降りて行く。 次はスキーを担いで挑戦だな。
しかし着けたり外したりで、時間的にはそれほど大きくは変わらないだろう。
下りは途中の給水のみで休憩なし、一気に新五合目まで下る。14時18分、無事バイクの元へ戻る。
登り:4時間13分、お鉢巡り:1時間31分、下り:1時間21分、【トータル:7時間21分】

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

前回12/10/16
 02:15   03:20 自宅出発
 05:25   06:43 富士宮 新五合目駐車場着。 205km
 05:40   06:57 登山開始  (2400m)
 05:52   07:12 六合目    (2490m) 4分休憩
 06:34   07:57 新七合目  (2780m)
 07:01   08:34 元祖七合目 (3030m)
 07:26   09:01 八合目    (3250m) 15分休憩
 07:52   09:43 九合目    (3410m)
 08:13   10:08 九合五勺  (3550m)
 08:39   10:40 富士宮口頂上(3750m) 14分休憩
 08:55   11:10 剣ヶ峰     (3776m) 9分休憩    登り:4時間13分
 09:07   11:19 お鉢巡りへ
 09:30   11:48 白山岳 昼食21分休憩
 10:40   12:47 御殿場口
       12:50 富士宮口頂上 7分休憩            お鉢巡り:1時間31分
       12:57 富士宮口頂上 下山へ
       13:10 九合五勺
       13:16 九合目
       13:26 八合目
       13:49 七合目
       14;05 六合目
 13:00   14:18 新五合目駐車場へ戻る。 下り:1時間21分。 トータル:7時間21分
 13:30   14:56 明日の笊ヶ岳登山へ向け出発

 

 

顔を洗いサッパリし一休み、支度を整え、明日の笊ヶ岳登山の為に早川町へ向けて出発。
途中でこのまま家へ帰ろうかとも思ったが、折角ここまで来ているのだからと予定通り進む。
16時頃、南部町へ右折する少し前の交差点に差し掛かったところで、アクシデント発生

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富士山 (3776m) ④ -富士宮口-

2012年10月16日 | 秩父・関東・東海
2012年10月16日(火)
今年は快晴の好天気になる日が少なく、久しぶりに快晴日となる予報。
先週土曜日に甲斐駒ケ岳へ登ったばかりだが、この時に迷った富士山が気になる。
前泊しようかと思ったが、事前準備をしておけば、早朝立ちでも行けるだろう。
富士山はこれで4回目。前回の7年前と同じ富士宮口から登ることに。

頂上付近の氷点下対策の防寒着、砂走り下りのスパッツと簡易アイゼンを準備。
後は昼食と飲料水のみ、荷物は出来るだけ軽くし、雨具は持たない。
足腰への負担軽量の為には、ダブルステッキは欠かせない。

前夜20時就寝。2時起床、準備は済ませてあるので、2時15分、自宅出発。
白樺湖を越え、八ヶ岳エコーライン~20号線~甲府~精進湖~朝霧高原へ。
この道は昨年の三爺会以来。後は富士宮から新五合目へ。5時25分到着。202km。

     

準備が終わる頃には夜が明け、辺りが明るくなった5時40分、登山開始。
2400m付近なのに6℃と暖かいが、パーカーと防寒手袋を装着。
6合目の小屋で御来光を迎える。

季節外れの平日だが、この好天気に誘われ何人かが登っている。
富士宮口からは南の駿河湾方面しか見えないが、残念ながら、こちらは雲が掛かっている。
遥か下の方から、時折り雷鳴が聞こえて来るが、上空は快晴。

1時間45分ほどで八合目。更に1時間半ほどで、8時55分、剣ヶ峰の頂上。
360°の大眺望に大満足。写真を撮りまくり、15分ほどでお鉢巡りで頂上一周へ。
剣ヶ峰と対の白山岳はまだ一度も登ったことがないので、寄ることに。

3700mを越えているというのに、風もない為か手持ちの温度計で10℃。
防寒着を着るどころか、着ている物を脱ぎ、ポロシャツ1枚でOK。
お鉢巡りの途中で、久須志神社横の山小屋の前で、昼食兼用の休憩、約30分

予定より早いので、下りは御殿場口から、砂走りを体験しながら宝永山火口を経由。
ここから見ると、富士山の大きさが良くわかる。 13:00、無事下山。
登り:約5km、お鉢巡り:約3km、下り(宝永山経由):約7km。 (計:約15km)

13時30分、帰宅へ向けて出発。
前泊に予定していた2つの駐車場の確認と給油を済ませ、17時50分、無事帰宅。
富士山は、山登りとしてはそれほど大した山ではないが、アプローチが長いのが珠に瑕。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

 

02:15 自宅出発
05:25 富士宮 新五合目駐車場着。 202km
05:40 登山開始  (2400m)
05:52 六合目    (2490m) 御来光
06:34 新七合目  (2780m)
07:01 元祖七合目 (3030m)
07:26 八合目    (3250m)
07:52 九合目    (3410m)
08:13 九合五勺  (3550m)
08:39 富士宮口頂上(3750m)
08:55 剣ヶ峰    (3776m)  登り:3時間15分
09:07 お鉢巡りへ
09:30 白山岳
09:42 昼食兼用休憩
10:10 お鉢巡り続行、下山へ
10:40 御殿場口へ向けて下山。 お鉢巡り:1時間45分
11:35 七合目?小屋
11:56 宝永山馬の背
12:13 宝永山 (2693m)  下山へ
12:37 宝永第一火口淵
12:48 六合目
13:00 新五合目駐車場へ戻る。 下り:2時間20分。 トータル:7時間20分
13:30 帰宅へ向け出発
17:50 駐車場の確認と給油を済ませ、無事帰宅

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毛無山(1946m) -朝霧高原-

2011年10月10日 | 秩父・関東・東海
2011年10月09日(日)    三爺会レポから続く
三爺会でSUNさんとKOfyさんとお別れした後、気になっていた毛無山へ登ることに。
富士宮道路の道の駅「朝霧高原」から目の前に見えるこの山は、何時か登りたいと思っていた。
富士山は雲に見え隠れしているが、毛無山は晴れている。

登山道入り口までバイクで入り準備を済ませて、10時30分登山開始。
距離や時間は大したことないが、標高差1000mを越え結構な急登で本格的な登山である。
一合目毎に標識があり、一合を大体10分ほどのハイピッチで登る。

9合目上までが登り、尾根に入るとここに北アルプス展望台がある。
周りに雲が掛かり、周囲の眺望はない。
ここで、帽子に掛けていたサングラスを落としてなくしてしまった。

トレードマークのレイバンのサングラス。 惜しい!
ここから頂上までは尾根伝いに直ぐ。
登り始めて1時間45分、12時15分頂上。ここからの眺望もない。

昼食をしながら15分ほど休憩。
一瞬、30秒ほど雲が切れ、富士山の頂上が顔を覗かせる。
今回唯一のチャンスだったのかも知れない。

下山は地蔵峠経由で下りる。
ここも結構な急坂で、鳳凰三山の地蔵岳からドンドコ沢の下りを思い起こさせる。
頂上から1時間40分、14時10分無事下山、バイクの元へ戻る。

今回はツーリング途中の登山なので、登山ステッキは持って来なかった。
登り下りとも両腿に直接負担が掛かり、体力的にもかなりきつかった。
ハイキング程度を想定していたが、ちょっと甘かったなぁ。

翌日も休みなので、大菩薩嶺登山も心の隅にあったが、この筋肉疲労を考えると無理。
時間も早かったので、帰宅できる時間は充分あるので、このまま帰ることに。
この後は三爺会レポへ戻る。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)
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甲武信ヶ岳 (川上、毛木場)

2006年07月30日 | 秩父・関東・東海

2006/07/30(日)
前夜yz-mさんから突然のお誘いがあり、急遽出掛けることに。
雲は多目ながら先ず先ずの天気で、登山日和だった。
千曲川源流の碑まではハイキングコース、それ以後は登山という感じ。
帰りは三宝山から十文字峠経由、意外と長い下りにうんざり。
頂上付近でデジカメのバッテリー切れ、以後写真は無し。
トータル9時間半ぐらいだったが、思ったりより疲れた。

 
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瑞牆山 (みずがき山荘)

2006年07月22日 | 秩父・関東・東海

2006/07/22(土)
今年は梅雨が長引いており、休日に雨が降らない方が珍しい。
一応山登りの道具も積んで、プチツーへ出掛けた。
千曲川源流を目指して、県道2号線を川上村へ向う。
途中でコース変更、信州峠から山梨クリスタルラインへ。
瑞牆山の容姿が見えたので、登ってみることに。
往復4時間ぐらいのコースだが、結構急登がある。
八ヶ岳方面に雲が掛かっており、雄姿は拝めなかった。
金峰山は全く雲の中、今後の予定の中に入れておこう。
  

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富士山③ (富士宮口) その1

2005年06月25日 | 秩父・関東・東海

2005/06/25(土)
過去2回はシーズン最中の土曜日に登ったので、もの凄い混雑だった。
しかも御来光をと思えば、途中の山小屋で1泊せざるを得ない。
御来光に拘る必要はないので、朝登り夕方下山のパターンを今年は平日に行こうと計画。
空梅雨の今年の好天気、7月になれば梅雨空が戻るだろうから、山開き前だが行くことにした。

≪準備編≫
週中の天気では、頂上付近は日中でも3℃とのこと。
これでは防寒具を用意していかなければならないと思い、パッキング。
昨年のこともあるし、雨具は必要だなぁ。
水は、飲用にスポーツドリンクを1000cc、予備に普通の水を500cc用意。
これは手を洗ったり汗を拭いたり、怪我をした時の流水用に使用。(お茶で可)
予想時間=往路4H/登頂7H/お鉢巡り2H/下山2H/復路4H=計19H。
日没前の18時~19時までに下山することを考えると、7時~8時には登頂開始しなければならない。
日帰りはキツイかも知れないので、一応キャンプ用具一式も用意して行こう。

≪往路≫
午前2時45分、自宅出発。
深夜(早朝)の141号線は空いていて快調に飛ばせる。
川上・野辺山近辺では12℃、結構寒い。
高根町のコンビニで小休止、朝食昼食の食料を調達。
何処かでガソリンを給油しなければヤバイかもしれない。
20号線から甲府で精進湖へ向かう。
本栖湖の脇を通り、朝霧高原の道の駅で朝食の為に休憩。

ここまで来ればあと僅か。
スタンドはあるが、早朝でまだ何処も開いていない。
五合目までは何とか行けそうだ。最悪帰りなら下りなので何とかなるだろう。
燃料計の残量はもう点滅しっぱなし。
6時15分、新五合目(標高2400m)到着。走行208km。(給油後306km)
シーズン前とはいえ、車が20台近く停まっている。
同じように考えて登っている人もいるのだなぁ。



≪登頂≫
06時40分準備を整え登頂開始。遥か彼方に見上げるように頂上が見える。
15分ほどで六合目に到着。ここまでは比較的簡単な散策路というところ。
いよいよここからが、本格的な登山開始。

登山道は岩場の登り。河口湖・須走口とは違い、別の山に登っている感じ。
富士山は比較的簡単だと思っていた認識を改めなくてはならない。
時々ガスがかかり、視界が悪くなる。でも頂上付近は晴れていそうだ。
八合目(3250m)で大休止。シーズン前なので、何処の山小屋もまだオープンしていない。
再び歩き始めるるが、途中で筋肉疲労の為足が痙攣。
なだめている内に睡魔が襲う。岩の上に寝転んで10分ほど転寝。

九合目(3450m)到着。天気も良く、残雪もあり気持ちいい~。
さてここからが正念場、最後の踏ん張り。頂上も直ぐそこに見えている。
12時10分、やっと頂上に到着。登り5時間半、予定より早かった。
しかし、ここが本当の頂上ではない。剣ヶ峰(3776m)を目指そう。
最高峰の碑の前で、証拠の記念撮影。昼食がてら大休止。
天気も良く風も穏やかで、気温も手持ちの温度計で15℃くらい。
防寒具は必要なかった。


               その2へつづく 
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