nauhts の山歩き記

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富士山② (須走口)

2004年07月17日 | 秩父・関東・東海
04/07/17(土)~18(日)
予てより念願だった2度目の富士登山。 兎に角、人、人、人、人、・・・・
シーズン中とは言え、あれほどの人が頂上を目指して集まって来るとは・・・
前回は約20年前、河口湖側から登り御殿場口へ下りたので、今回は須走口からの登下山。
今回の登山に当り、靴を新調した。 若干大きめの靴にしたので、つま先に余裕があり快適だった。
あれば絶対に役に立つのは、杖と簡易アイゼン。
杖は金剛杖を持って行く人は多いが、重くて杖としては役に立たないどころか、邪魔になる。
スキーのストックを持って行くつもりだったが、バイクのトランクに収められるよう伸縮式にした。
4本爪の簡易アイゼンは意外と効果があり、疲労軽減に役立つお奨め品。

17日06:00 出発。途中山梨県高根町より富士山の雄姿を望む。
明日もこういう天気なら良いなと思いながら、河口湖経由で富士吉田へ。
ここの道の駅に、以前富士山頂にあった気象レーダードームが移転設置されている。
ここには富士湧水が引かれており、無料で汲める。帰りにお土産に持って帰った。
その後、富士山を写真を収めようと忍野村へ。 忍野八海も結構人で賑わっていた。

11:20 須走口到着(2000m)。駐車場は満杯、路駐も1.5kmくらい手前まで続いている。
11:40 いよいよ頂上を目指して出発。初めは樹林の中を登って行くので、涼しくて気持ち良い。
14:00 六合目  (2700m) ここまでは身体を慣らす為ゆっくり登るので意外と時間が掛かる。
15:00 七合目  (3000m)  太陽館
15:50 本七合目(3250m)  見晴館
16:30 八号目  (3350m)  江戸屋
17:30 八合目半(3450m)  御来光館
出来れば頂上まで行ってから泊まりたかったが、風も強く疲労も堪っていていたので、ここで泊まることに。
素泊まり6千円、夕食、朝食、弁当を付けるとそれぞれ+1千円。
人間、起きて半畳寝て一畳とは言うが、山小屋はそうはいかない。
一畳に3人は寝なければならず、寝返りさえままならない。

18日午前3時。山小屋の1回目の出発のピークを迎える。
風は強いが下界の素晴らしい夜景が見える。登って来る人の列が数珠つなぎ。
頂上で御来光を見るつもりは無かったので、少し明るくなってからと出発。(04:00)
既に外は風と霧雨になっていた。どうしようかと悩んだが、登山の列に紛れ込んで登り始める。
兎に角人人人・・・。遊園地の人気館並みの混雑。
10歩も連続で登れれば良い方、待っている時間の方が長い。
時折吹き付ける強風と雨、身体が段々冷えてくる。
通常一番きついところだが、2時間掛けて登った為疲れは無かった。
06:00 山頂浅間神社に到着。手はかじかんで感覚が無く兎に角寒い。 気温2~3℃。
強風・霧雨は益々強まり、お鉢巡りは勿論、剣ヶ峰の碑までも行けない。
06:30 早々に下山開始。途中登りと下りのすれ違いでラッシュ並みの混雑。
8合目付近まで下りて来ると、段々晴れて来た。
下りは砂走りで快走。 御殿場口の下りの方がもっと楽かな。
08:30 下山。通常3時間だと言うが、2時間で下ってしまった。靴と杖とアイゼンのお陰だな。
しかし何と、下山の記念撮影の後、アイゼンを外している内に、ポケットに入れていたデジカメを落としてしまった。
座って外せば良かったのに、立ったまま屈んでしたのが拙かった。
最新式のデジカメに買え替えろということか。

デジカメも使えないことだし、ツーリングで周っても写真が撮れない。
山中湖を一周して、本栖湖経由で17:00帰宅。
体力的にはゆっくり登ればまだ大丈夫そうだ。
次回は富士宮口から挑戦してみよう。 しかし、休日は絶対に止めておこう。
体力・休日は自分で調整出来るが、天気だけはどうしようもないか。

コメント
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