唐松岳へは、白馬八方尾根スキー場のゴンドラ・リフトを乗り継ぐと、ほぼ半分まで上がれる。
しかし、ゴンドラ800円+リフト300円+300円で、片道1400円も掛かってしまう。
その上、融雪が進むとゲレンデ下部は閉鎖されるので、下山もゴンドラ使用しなければならない。
過去のスキー登山 2012年4月25日 2010年5月1日 2009年4月18日
ネットオークションで、14ポイントが残った回数券を900円+送料80円でゲット。
最終的には、カード保証金500円返却されるので、実質480円。
下山分がないので、下山ルートが確保されている内に、行って来なくてはならない。
今年は雪が多かったが、このところ春の陽気が続いている為、融雪は例年以上に早い。
ゴンドラ前までの下山ルートは、2日までで閉鎖されてしまい、現在は名木山ルートのみ。
ゴンドラ乗り場と名木山ゲレンデは離れているので、何処へバイクを駐車するかだ。
行きも帰りも少しづつ歩くことにして、ほぼ中間の第3駐車場へ停めることに。
自宅6時30分出発。 約77km。 7時50分到着。
15分ほどで準備を済ませ、ゴンドラ乗り場まで10分ほど歩く。
8時15分にゴンドラ乗車。アルペンクワットリフトを乗り継ぎ、兎平へ。
グラートクワットリフトの運行は8時45分からで、まだ運転準備中。
数名と共に運行開始を待っていると、「運転開始まではもう暫く時間が掛かります」のアナウンス。
トラブルが発生したようで、試運転していたリフトも止まってしまった。
待つかどうするか迷ったが、再開の見通しはないので、ここから歩いて登ることに。
最初はゲレンデの急登。 陽射しも暖かく風もないので、直ぐに汗ばんでくる。
オリンピックの男子滑降スタート地点を過ぎた頃、リフト運転が再開された。
結局、リフト降り場へ着いたのは、歩いてもリフトに乗ってもほぼ同時となった。
平日だが好天気なので、もっと大勢が登っているかと思ったが、意外と少なかった。
やはり融雪が進んでおり、4月初めの雪景色ではない。 雪のあるところを選びながら進む。
歩いている内に、目の奥に何か痛みを感じ、暫し休みながら様子をみつつ先へ進む。
途中から太腿付近に重みを感じるようになり、小休止が多数。 何時もよりペースが遅い。
唐松山荘前の大ピークを前に、ついに左足の太腿内側が吊ってしまった。
どうせこのピークは越えられないので、スキー板を外しなだめる。 ついでに昼食を済ませる。
回復を待って、板と荷物はデポしたまま、簡易アイゼンを装着して軽身で頂上を目指す。
一旦下り再び登りに入って暫くすると、何と今度は右足太腿内側が吊ってしまった。
痛さに耐えながら、何とかなだめ、やっとで頂上まで到達。
360°の素晴らしい眺望に、登って来た辛さを忘れ、暫し感動を味わう。
記念撮影を済ませ下山へ。 もう登って来る人はなく、本日最後の登山者か。
荷物のデポ地点まで戻り、アイゼンを外してスキー板を装着。
下山へ向けて滑降しようとしたところ、何と三度左足太腿内側が吊ってしまった。
その後なだめながらも、左右数回づつ吊り、なだめるのに暫し時間が取られる。
ショートスキー+ソフトブーツの滑りも上手くいかず、何度も転倒。
良く考えると、ブーツの紐が登り用に緩くしたままで、滑降用に締め直してなかった。
歩くのと同じぐらいの時間をかけ、やっとゲレンデトップのリフト降り場まで戻る。
リーゼングラートコース、兎平ゲレンデを滑り降り、朝リフト1本分を歩いて
3ポイント残っているので、脚に来ているので楽なパノラマゲレンデを1本滑る。
脚に来ているので、下山のリーゼントスロラームコースも、結構長い。
名木山の下山コースは本当に狭く、辛うじて滑ることが出来る程度。
明日~明後日には閉鎖されてしまうのでないか。
下山後、名木山のチケット売り場でICカードを戻し、500円の返却を受ける。
第3駐車場まで数分歩き、16時半前、無事バイクの元へ戻る。
荷物を片付け身支度を整え16時50分帰宅へ。来た時と同じ道を戻り18時10分過ぎ帰宅。