nauhts の山歩き記

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火打山(2462m)③ -笹ヶ峰-

2012年05月30日 | 上信越
2012年5月30日(水)
このところ連日、午後から雷雨やヒョウが降る異様な天気が続いている。
今日のみ天気が大きく崩れる心配はなさそうなので、先日のリベンジに妙高山へ行くことに。
自宅4時40分出発。赤倉温泉から登山口の燕温泉への道は、道路がまだ冬季閉鎖。

再び18号まで戻り改めて燕温泉を目指すのも大変だし、頂上付近もガスが掛かっているので諦め、
まだ登ったことがない黒姫山か、戸隠山・高妻山へ行こうかと向かう。
途中、妙高杉ノ原を通り、そうだ笹ヶ峰からも妙高山へ登れると行き先を変更。

準備を済ませ、6時55分、笹ヶ峰駐車場からスタート。
今日も帽子を忘れてしまい、バンダナを被ったので、顔の日焼け防止が出来ず。
黒沢橋を越えるまでは、一部残雪があるものの、問題なし。

十二曲がりの坂から雪に埋もれ登山道が不明になる。
返って雪の上を直登出来るので、時間的には短縮。
十二曲がりを過ぎ、急坂を登りきると、登山道は完全に雪に隠れてしまった。

兎に角、上を目指して登るとやがて踏み跡が現れ、何とかルートを確保。
富士見平を過ぎた辺りだろうか、火打山の素晴らしい景色が目に入る。
これを見ると、妙高山より火打山へ向かいたくなるのは当然。   前回    初回 

高谷池ヒュッテから、雪に埋もれた池の上を真っ直ぐに進む。
天狗の庭もショートカットし雷鳥平へ登る。
妙高山を振り返ると山頂付近にはガスが掛かっており、火打山へ変更して正解だった。

登山道は完全に埋もれているので、雪の上を直登で頂上を目指す。
駐車場から3時間40分、火打山頂上。 素晴らしい眺望に満足。
しかし、妙高山、黒姫山、北アルプスには雲が掛かっている。

 

 

頂上で30分ほど休憩、早めの昼食を済ませ下山。
雷鳥平から、夏は立ち入り禁止になっている雷菱へ寄って、高谷池ヒュッテへ向かう。
この頃になると、火打山付近も時折りガスに覆われ、頂上が見え隠れしている。
ヒュッテで5分ほど休憩後、来た道を折り返し、2時間10分で駐車場に戻る。
身繕いをし、途中買い物を済ませ、16時55分帰宅。 ≪トータル12時間15分≫

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

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越後駒ヶ岳 (2003m) -水無渓谷-

2012年05月23日 | 上信越
2012年5月23日(水)
降水確率が30%以上では山へのお出掛けが難しいが、今日は10%、明日は20%と
何とか一泊しながらの山登りが出来そうだ。
まだ山頂付近に残雪の山が多く、テントを張るにはまだちょっと時期が早い。
避難小屋を利用しての、一泊山行きを計画。

塩見岳~荒川岳~赤石岳の往復縦走も計画にあるが、最低二泊は必要。
一昨年の6月に中ノ岳~丹後山縦走で下見をしてあるので、越後三山縦走に決定。
この時より約3週間早いので、残雪はこの時より多少多いだろう。
小屋泊りなのでテントは持参せず、寝袋も夏用+カバーで荷物を軽くする。
しかし山登りを中止した場合を考え、テントをバイクへは積んでおくことに。

03:15 予定より早く目が覚めたので、15分ほど早めに自宅出発
06:00 途中、コンビニで食糧を仕入れ、朝食を済ませて、現地駐車場着。(自宅から157km)
06:17 準備を済ませて出発。好天気になりそうな気配に胸が躍る
07:07 越後三山森林公園、無料のキャンプ場。往復ならここの駐車場で可
08:09 林道を歩き、雪崩シェルターを2ヶ所越え、十二平登山口から登山開始

スパッツ装着、笹をかき分けながら最初から急な坂を登る。
やがて、明日歩く予定の八海山への尾根筋がガスに隠れ始める。
どこまで行っても急坂が続き、途中で何度も息継ぎの為に立ち止まる。
段々上空は雲に覆われ、頂上付近はガスで霞んでしまった。

途中から部分的に雪渓が現れるが、アイゼンはまだ必要ない。
登山道のマーカーも標識も何もなく、周りもガスに覆われ、今自分が何処にいるのか分からなくなる。
11:35 多分、グシガハナと思われるピークに到着。
一応記念撮影をするが、標識もなく周りの景色もないので、何だかさっぱり分からない。
雨の心配はなさそうなので、取り合えず頂上を目指して進む。

12:11 やっと尾根筋の分岐点の標識。これで道が間違っていなかったことが確認された。
12:29 越後駒ヶ岳頂上、予定より1時間10分ほど早い。十二平登山口から4時間20分。
      周りの眺望は全くない。景色が良ければ写真撮影でもっと時間が掛かっただろう。

 

12:52 早々に昼食を済ませ、ゆっくり休むこともなく出発。
13:04 先ほどの分岐点、避難小屋を目指して縦走へ。

尾根筋は比較的平ではあるが残雪が多く、踏み跡もなく登山道が不明。
周りはガスで覆われ、視界10~20mで、ホワイトアウト状態。
7分ほど歩いたところでクラック。
これを無理して越えてもその先が見えず、避難小屋まで4時間ほど歩くことは不可能。
今なら来た道を戻ることも可能なので、即撤退を決定し引き返す(13:11)

13:18 分岐点より下山開始。
登って来る時に、この急坂を下るの嫌だな思いつつ登った坂を下りる破目に。
周りの景色も見えず、急坂の下りで、思った以上に足への負担が大きい。
先週は、八ヶ岳縦走爺ヶ岳登山、と続いており、それほど筋力は落ちていないはず。
途中から、お尻や太腿の筋肉が悲鳴を上げ、こんなことは初めてである。 歳のせいかなぁ~。
半分ぐらい?まで下りると、少しづつガスが晴れ、視界が広がる。

15:57 十二平登山口。(分岐点より、約2時間40分)
16:59 2ヶ所の雪崩シェルターを潜り、林道を森林公園まで戻る。(雪解け水の動画あり
17:19 身体を濡れタオルで拭き上げ、着替えてさっぱりして駐車場まで目指す
18:28 途中で山菜を採り、水を手に入れ、足を引き摺りながら、やっと駐車場へ戻る

距 離: 大倉駐車場~(6.5km)~十二平登山口~(5.1km)~越後駒ヶ岳  11.6km x 2
時 間:→         (1-50)             (4-20)            6-10
     ←         (2-30)             (3-30)            6-00
標高差: (260m)             (480m)           (2003m)    1773m
      (230m)

 

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     続きは、ツーリング編へ。

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爺ヶ岳(2670m) -南尾根-

2012年05月19日 | 北アルプス・立山
2012年5月19日(土)
今週は日曜日の八ヶ岳縦走、水曜日の鶴峰公園ツツジと、お出掛け続きである。
絶好の好天気の予報に早立ちを予定したが、寝坊をしてしまい出発が1時間遅れてしまった。
鹿島槍ヶ岳への往復は諦め、爺ヶ岳のピストン登山に変更。

現地で出発の準備をしていて、スパッツを忘れたことに気が付いた。
このところ、忘れ事や間違いが多いなぁ。
4/25 唐松岳登山 ・・・ バイクのキーを抜き忘れ(一日中着けっ放し)
4/28 天狗岳登山 ・・・ 登山ルートを間違え、逆コースで周る
4/30 シャルマン火打スキー ・・・ 帽子を持ち忘れ(ネックウォーマーで代わりに。夕方、翌日に備え購入)
5/13 八ヶ岳縦走 ・・・ サングラスをバイクから持ち忘れ(取りに戻る)
5/19 今日、爺ヶ岳登山 ・・・ スパッツ持ち忘れ(なしで登山)

05:30 自宅出発。途中で給油
07:00 扇沢、柏原新道登山口脇にバイクを駐車(1350m)
07:10 準備を済ませ、登山開始
07;45 柏原新道、八ツ見ベンチを過ぎたところから南尾根登山道へ入る
09:00 アイゼン装着、雪渓ルートを登る
09:40 ジャンクションピーク(2350m)
10:55 爺ヶ岳南峰(2660m)
11:20 爺ヶ岳中央峰(2670m)

 

12:00 昼食休憩40分、下山開始
12:15 爺ヶ岳南峰
13:05 ジャンクションピーク
14:20 柏原新道、八ツ見ベンチ
14;45 登山道口、バイクの元へ
15:15 休憩身繕いの上、帰宅へ
16:45 無事帰宅

今回、新しい登山靴の初履きで、登りの途中から靴擦れを起こしてしまった。
最初は右足だけだったが、やがて左足も。
歩けないことはないが、やはりスピードは落ちる。
出発が1時間遅れたとはいえ、鹿島槍ヶ岳への往復は所詮無理だったなぁ。

登山 ~ 下山 : 標高差 1320m。 7時間35分
自宅 ~ 自宅 : 往復 163km。 11時間15分

 
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八ヶ岳縦走④ (赤岳~横岳~硫黄岳)

2012年05月13日 | 八ヶ岳
2012年5月13日(日)
このところ天候不順が続いており、中々お出掛けする機会に恵まれなかった。
今日は久しぶりに、降水確率0%の快晴の予定。
定年退職した今、出来るだけ休日は出控えるようにしているが、この好天気を見逃す訳には行かない。
爺が岳~鹿島槍ヶ岳、神奈山~妙高山と悩んだが、昼から富山~新潟方面が曇りの予報なので八ヶ岳へ。

しかし、朝の気温がこの時期としては異常な2℃。
完全な防寒装備に身を包み、グリップヒーターもON。
白樺湖を越える手前では、バイクの温度計で-0.5℃。
茅野側へ下りた田んぼに張った水は凍っていた。

GW初日の28日にはニュウ~天狗岳へ行ったので、今日は主峰3山を縦走することに。
個々にはそれぞれ何度か登っているが、縦走はこれで4回目。 3回目  2回目  初回
周回で歩くとなると、どうしても登山口は美濃戸からとなる。

05:35 自宅出発
06:45 美濃戸、林道途中に駐車。(美濃戸口から約1.7km)
07:05 サングラスを持ち忘れて取りに戻り、再スタート。(約6分のロス)
07:25 美濃戸山荘前から、南沢へ入る
09:05 行者小屋。 アイゼンとスパッツ装着、10分休憩

10:10 文三郎尾根を登り、アイゼンを外す。 10分休憩
10:45 赤岳頂上。20分休憩
11:30 地蔵尾根分岐
12:10 横岳(日ノ岳)。昼食20分休憩
12:45 横岳頂上

 

 

13:40 硫黄岳頂上。5分休憩
13:55 赤岩ノ頭。アイゼン装着、10分休憩後下山へ
14:50 赤岳鉱泉。アイゼン外し、10分休憩

15:35 北沢を登山道から林道へ
16:05 美濃戸山荘、5分休憩
16;25 林道脇へ停めたバイクの元へ。帰り支度10分
17:55 無事帰宅

美濃戸山荘~(南沢)~赤岳~横岳~硫黄岳~(北沢)~美濃戸山荘: 8時間40分
自宅~自宅(往復:136km): 12時間20分

日曜日の好天気なので、もう少し人がいると思ったが意外と少なく、静かな山登りが出来た。
稜線上には一部を除き殆ど残雪はなく、アイゼンは不要。
登山道は融けている場所はあるものの、アイゼンは必須。

 

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